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2006年12月21日 (木)

「ローマ人の物語XV ローマ世界の終焉」

これもシリーズか。ラノベのシリーズとは少々趣が異なるけど。

3日で読了。年に一度の恒例行事も今年が最後になった。全15巻の完結となる。ローマ帝国最後の日々ということで、395年の東西分離から476年の西ローマ帝国滅亡を経て565年のユスティニアヌス大帝の死までを記している。世界史の授業で教わった476年で記述を止めなかったところに著者の見識が現れている。
ローマ皇帝という肩書きの消失にそれほど重きを置かず、その後のオドアケルの王国と東ゴート王国をどちらかというと西ローマ帝国の継続と考え、その断絶を東ローマ帝国による「イタリアの回復」に帰している。結局「ローマ化したゲルマン人」よりも「ギリシア化したローマ人」のほうがよほど「非ローマ的」であるということであろうか。

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