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2007年2月 1日 (木)

シーローンチは燃えているか

野尻さんのボード でシーローンチによる打ち上げが失敗したというニュースを知る。ロケットが爆発する映像がさっそくYouTube にアップされていたのは、こういうご時世だから今さら驚きはしないが、Spaceflight Now の記事の末尾にまで YouTube へのリンクが貼ってあったのは少し驚いた。

シーローンチと言っても一般にはあまり知られていないかもしれない。太平洋の真ん中、赤道直下の洋上に建設した舞台からロシア製のロケット「ゼニット」で衛星打ち上げを行なうアメリカの企業である。おもにボーイングが出資しているらしい。

一昔前の感覚でいうとアメリカの会社がロシアのロケットを使うなんて考えられなかったが、何せ現時点でのアメリカの主力ロケットのひとつアトラスVのメインエンジンにロシア製のRD-180が使われる時代だから、そう驚くにはあたらない。

打ち上げにもっとも有利と言われる赤道直下の洋上から安価で信頼性の高いロシア製ロケットを使って衛星を打ち上げるという事業は、新たなビジネスモデルとして注目されてきた。これまではうまく行っていたが、ここにきてつまづいたということか。打ち上げの途中で問題が起きたのだったらまだよかったのだが、点火直後に射点で爆発してしまっているので打ち上げ施設そのものも被害甚大(全損という観測もある)。不死鳥のように甦るか、それとも案外あっさり事業を投げ出してしまうか、目が離せないところだ。

ところで、このニュースを日本のマスコミがどう伝えているかと思って某新聞社のニュースサイトを探してみたが、国際欄、経済欄、科学欄のどこにもとりあげられていなかった。

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