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2007年5月18日 (金)

「カラヤンとフルトヴェングラー」

どうして本の題名が「カラヤンとフルトヴェングラーとチェリビダッケ」じゃないんだろうなどと思ったりもしたけど、まあしょうがないか。著者がいうように「クラシック愛好家でもよほどのマニアでないと知らない」とは思わないが、それでも前二者に比べると遙かに無名であることは確かだ。

カラヤンとナチ、フルトヴェングラーとナチ、カラヤンとフルトヴェングラーというのは戦後ドイツ音楽界で最大のテーマであるから、この種の本はいくつも出ている。入手しやすい新書で、しかも日本人の筆で出たという点に意義があるだろうが、さして新味はない。よくまとまってはいるけれど。

フルトヴェングラーが死んだあとのベルリンフィル首席の候補としてベーム、ヨッフム、ミュンヒンガーなどが取りざたされていたというのは面白い。今から振り返ってみればカラヤンが後任におさまったのは当然のように思えるかもしれないが、当時はそれほど当然のことではなかったといういことだな。

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