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2007年8月30日 (木)

「全国鉄道事情大研究・四国編」

そこそこ有名なシリーズだが、三十一はこのシリーズを全て読んでいるわけではない。何冊かは読んでいるが、その押しつけがましさが鼻について読んでいてあまり楽しい本ではないからだ。ではなんでこの巻だけ読んだかというと、これまで三十一は四国に足を踏み入れたことがなく、そう遠くない将来に訪問しようと考えているからだ。とりあえず現状の解説だけ真剣に読んで、現状分析やら将来への提言やらは話半分にしておけば、けっこう有用な本ではある。
四国もご多分にもれず鉄道の地盤沈下が進んでいるが、その最大の原因は、四国の鉄道は「ネットワーク」を形成するには路線が不足しているためではないかと思う。鉄道の建設に熱心だった戦前でさえ、四国の鉄道整備はあとまわしにされてきた。意外な路線が意外に開通が遅かったりするのである。そうこうしているうちに国鉄は解体されて鉄道の建設時代は終わってしまった。残されたのはかろうじて主要都市間をつないだというだけの線路たちである。道路が未整備の時代はともかく、高速道路が開通した現在では太刀打ちできるわけがない。

著者はこの四国の鉄道に軌間可変車両(GCT)の導入を提言する。まるでGCTさえ導入すれば万事うまくいくかのような口ぶりである。しばらく読んでなかったからわからないが、GCTはこの著者の最近のお気に入りなのか?
そういや、この本の中で「ボルスタレス台車」の採用を奨めるようなことを書いているが、福知山線の脱線の原因はボルスタレス台車だといったのはこの著者じゃなかったかなあ。宗旨替え?

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