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2007年9月 3日 (月)

防衛大臣の椅子

小池百合子が次官人事に口出しをしたあげく、防衛大臣に留任しそこねた。まあ当然のことだろう。自分では「留任するつもりはない」などと言い訳していたが、果たして誰が信じるものやら。結果として2か月も満たない期間で退任を余儀なくされた。
例の次官人事騒動だが、シビリアンコントロールの観点から次官を批判する論調が多く見られるけど、三十一はその見方にくみしない。というのは、小池防衛大臣がどこまでその人物を知って次官昇任に反対したのかがわからないからだ。もし、それなりの考えがあって口出ししたとしても、その次官交代の前に自ら退任してるのでは説得力がない。「守屋次官が推す候補者では大臣がやりにくい」と、「自分から退任を申し出た」を両方同時に満たす解は存在しない。少なくともどちらかはウソである。
三十一は結果として防衛大臣が交代してよかったと思う。誰が来ても少なくとも前任者よりはまともになると思うけど、重量級で外相経験者の高村新防衛相というのは(いまのところ)よい人事だと評価する。
小池百合子でひとつだけ取り柄があるとすると、女性として初めての防衛担当閣僚をつとめた、というくらいかなあ。

あ、そういえば、「次官も自衛官だからシビリアンコントロールに従うべきだ」という記述をみつけたけど、後半はともかく前半は違う。次官は「自衛官」ではなく「自衛隊員」だ。自衛官は自衛隊員に含まれるけど、自衛官ではない自衛隊員というのがいて、一番わかりやすいのはいわゆる「背広組」である。だから大臣に従わなくていいというわけではないけれど、「自衛官」に与えられている服従義務とは質が異なる。

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