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2007年11月14日 (水)

シーズン中盤すぎての感想

開幕当初から、レギュラーシーズン中盤のひとつのヤマと考えられていたニューイングランド@インディアナポリスの試合も終わり、いよいよ第10週に突入。ある程度シーズンの行方は見えてきたけれど、まだまだ見切るには早すぎる。実際のところは終わってみないことにはわからないだろうなあ。

敵地での全勝対決を制したニューイングランドは、今週はお休み。来週からまたしばらくは楽な相手が続くので、モチベーションを落とさないかぎり有利に進められるだろう。こうなると興味をひくのは1972年のマイアミ以来のパーフェクト・シーズン、つまりレギュラーシーズンとプレーオフを全勝してのスーパーボウル制覇が実現できるかどうかである。マイアミの時代はレギュラーシーズンは14試合だったので、もし実現すれば16試合になってからは初めての快挙となる。三十一は充分実現性はあると思う。問題は、HCベリチックの考え方であろう。最優先すべきはスーパーボウルを制覇することであって、数字にこだわることは無意味だと考えるならば、全勝には重きを置かないだろう。しかし、別の考え方もできる。つまり、ひとつでも負けることで今の勢いとか雰囲気が壊れることを考えると、数字ではなく「勝ち」にこだわるという選択肢もあるだろう。その場合は、結果としてパーフェクト・シーズンが実現するかもしれない。実際に、シーズンの最後に力を温存して裏目に出た前例がある。2005年シーズンのインディアナポリスだ。シーズン開始から13連勝という圧倒的な強さでAFC首位の座を確保したインディアナポリスだったが、シーズン最終週はレギュラーメンバーを外し、シードを含めて充分休養をとった上でプレーオフに臨んだはずだったのに、初戦でシード順6位のピッツバーグに競り負けてしまった。そのときにもっぱら取り沙汰されたのは、休んでいる間にモチベーションが下がったんではないかということだった。
インディアナポリス戦を見ても、ブレイディをはじめとしてニューイングランドは恐ろしく気合いが入っている。その気合いを下げないことをベリチックHCは重視するのではなかろうか。

いっぽう、インディアナポリスは先週の試合に敗れて何かが切れてしまったのか、サンディエゴに負けて連敗。今週マニングは6インターセプトと信じられない乱調ぶり。4Qに入って立て続けにタッチダウンを決めて少し調子を戻したようだが、AFC南地区はインディアナポリスが首位を保っているものの、4チームがそれぞれ1ゲーム差で並んでいるという状態。下手すると地区優勝もできなくなるかもしれないぞ。

わがデンバーは4勝5敗と苦しい星勘定だが、地区首位のサンディエゴが5勝4敗、カンザスシティは同じ4勝5敗と並んでいるので、地区優勝の可能性は充分にある。逆に言うと、地区優勝しないかぎりはプレーオフ出場は難しい。まあ、デンバーは今年は再建の年だ。特に今年は長年攻撃をひっぱってきたオフェンスラインに怪我人が出て苦しくなっている。センターのネイレン、ガードのハミルトンといった不動のメンバーが欠けている。おかげでデンバーの強みだったラン攻撃がなりをひそめ、その影響でまだ若いカトラーが主導するパスも出にくくなっている。
それでも、守備が強ければまだ勝ちを拾えるのだろうが、ここ数年のデンバーの課題はずっと守備ラインであった。その課題は今年もまだ解決されていない。毎年守備ラインのユニットが入れ替わっている状況だが、今年もこのユニットがうまく機能しておらずランを止めきれていない。やっぱり守備でも攻撃でもプレーの起点はラインなのだな、と目立たないユニットだが非常に重要であるという現実を教わってしまった今シーズンであった。まだ終わってないけどね。

あとはまた気が向いたら書くかもしれません。とりあえず、NFCの優勝候補はダラスだと思います。

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