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2008年4月 3日 (木)

春の人事異動が一段落して

解析するほどたくさんアクセスはないだろうと思って、これまでランキングとかあまり気にしてこなかったのだが、改めて確認してみるとそれなりの傾向がみられて面白い。少なくとも最近では、海自関係の記事を目当てに訪れてくれる人が多いようだ。
というわけで客引きを兼ねてちょっと海自人事関係の記事などまとめてみよう。
防衛省のサイトには、なぜか3月26日付将・将補人事異動が掲載されていないのだが、業界紙などですでに明らかになっている分を見ると、海将ポスト総入れ替えという状況にはなっていないようだ。
香田洋二自衛艦隊司令官(16期)はひとまずその地位にとどまった。半田謙次郎横須賀地方総監(17期)、高嶋博視護衛艦隊司令官(19期)なども留任。これら人事の刷新は当面先送りされたことになる。しかし遅かれ早かれ異動は行われなければいけない。時期は秋になるか、それとも7月頃か。いずれにしろ、赤星慶治海上幕僚長(17期)の就任によって、香田自衛艦隊司令官と半田横須賀総監はともに現在のポストでの「あがり」が確定した。微妙なのは小林正男潜水艦隊司令官(17期)で、昨年11月昇進/就任なので、少なくとも秋までは現職にとどまると思うが、その後はどうなるか。
秋には、制服組トップの齋藤隆統合幕僚長(海将・14期)の交代が視野に入ってくる。順当に考えると次は空自の番。田毋神俊雄航空幕僚長(15期)の統幕長就任はほぼ間違いないところだ。そうすると、統合幕僚副長の職が海自に割り当てられることになる。高嶋博視護衛艦隊司令官(19期)、または武田壽一大湊地方総監(19期)などが候補になるだろう。あるいは将補からの昇進組になるかもしれない。いずれにせよ、齋藤統幕長の交代は、海自内部の世代交代の大きな引き金にはならない。
赤星海幕長就任の影響を春と秋に分散させて急激な変化は避けようというのが海自首脳部の心づもりだろう。もしかしたら、一部は来年春まで引きずるかもしれない。とにかく今の「現役」海将には17期以上が多い。齋藤統幕長は別格としても、16期1名(香田自衛艦隊司令官)、17期7名(赤星海幕長、小林潜水艦隊司令官、半田横須賀総監、加藤保佐世保総監、泉徹海自幹部学校長、河野美登海自補給本部長、石村澄雄技本開発官)の合計8名で、これは「現役」海将のちょうど過半数にあたる。いきなり全員勇退というわけにはいかない。
ちなみに他の海将は18期2名(松岡貞羲航空集団司令官、杉本正彦呉総監)、19期3名(高嶋護衛艦隊司令官、武田大湊総監、倉本憲一教育航空集団司令官)、20期2名(加藤耕司海上幕僚副長、方志春亀舞鶴総監)。常識的に考えて18期の松岡、杉本両海将が自衛艦隊司令官、横須賀地方総監というツートップに収まることになるだろう。19期・20期から抜擢しようものなら、18期の2名も勇退を余儀なくされる。それは避けたいところだ。どちらがどちらに収まるかは難しい。いちおう杉本海将のほうが先任ということになるのだが実質的には横並びと考えてよかろう。これまでの経歴を考慮して、という考え方もあるがこのレベルになるとあまり専門性は関係なくなってしまう。要するに予測不能。

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