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2008年5月 6日 (火)

"通称"1トン爆弾

18日に東京・調布で不発弾処理大作戦 (yomiuri.co.jp)

NHKが報じていたニュースを聞いて違和感を感じたのは「通称1トン爆弾」と言うフレーズ。"通称"って何やねん。昭和20年4月7日に投下されたものらしいが、米軍が「トン」なんて単位を使っていたとは思えないから、これはきっと2000ポンド爆弾のことだろうと思ってちょっと調べてみたけれど、調べたかぎりでは米軍が使っていた爆弾は500ポンド、1000ポンド、1600ポンド、2000ポンド等とほぼ間違いなくポンド単位。「1トン爆弾」なんて呼び方はあったんだろうか。

日本では「トン」と言えば1000kgと相場が決まっているが、実は「トン」には3種類(あるいは4種類)あるのはあまり知られていない。「英トン」とも呼ばれる long ton、「米トン」とも呼ばれる short ton、そして日本で一般に使われているメートル・トン(「仏トン」とも)。
「英トン」はメートル・トンよりわずかに重く、「米トン」はメートル・トンよりも1割ほど軽い。アメリカで単に「1トン」と言えば2000ポンドのことなのだ。ああ、だから「通称1トン爆弾」なんだね。だけど正式にはもちろん2000ポンド爆弾なんだし、「1トン爆弾」と呼ばれていたとしても、その「1トン」は日本で言われる「1トン」とは違う。"通称"ってつければ正確性は免除されるとでも思ってるのかなあ。

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