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2008年6月25日 (水)

中国のさざなみ

海上自衛隊の護衛艦さざなみ(DD-113)が中国広東省の湛江を訪問した。自衛隊艦艇が戦後初めて中国を訪問したということで、マスコミも多くとりあげている。

湛江は中国南部の海南島にむかってのびている雷州半島のつけねに所在する港で、中国海軍南海艦隊の主力基地だ。南沙諸島など南支那海に対する中国のプレゼンスの策源地ということになる。なんでこの地が自衛艦の初訪中に選ばれたのかなあ。距離でいうなら北海艦隊の基地がある山東省とか、東海艦隊の江蘇・浙江・上海地区のほうがよほど近い。ひとつ思いつくのは、戦時中に日本軍が占領していたかいなかったかの違いだ。日中戦争のはじめから最後まで占領下にあった華北華中と違い、華南地方は重要拠点を占拠していたにすぎない。反日感情が多少は弱いのかもしれない。

ところでこのニュースに関する記事をいろいろと読んでいるうちに妙なものを見つけてしまった。

Japanese warship makes historic China visit (CNN.com)

この写真だが、船体に描かれている艦番号、上半分しか見えていないが「126」に読めるよね。どう見ても「113」には見えない。前甲板上の主砲は明らかにOTOメララの76ミリ速射砲、その後ろにはアスロックの発射機。ゆるいフレア、比較的背の高いブリッジ、ラティスマストとその後ろの独特の丸みを帯びた煙突。誰が見たってはつゆき型だ。さざなみではありえないなあ。「126」というのが正しければ、はまゆきだろう。

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コメント

■自衛隊機派遣を見送り、アジア安保会議でも話題に-結果的には日本外交の勝利か?
こんにちは。私は先月の自衛隊機派遣の見送りは、結果として日本外交の勝利だったと思います。なにしろ、中国の異常ぶり、壊れぶりを国内外にはっきりと晒すことができました。もし、自衛隊機の派遣が実施されたら、これも歴史的転換点ということで、日本側にとって良い結果をもたらしたと思います。今回の現場レベルの折衝者、どっちに転んでも日本にとって良いと判断したと思います。中国側の言質をとり、うまく立ち回ったと思います。ある意味で計算高くえげつないほどの狡猾さだとも思えるくらいです。これによって、戦時や大災害などへの中国のリスク管理体制はできていない、特に意思決定が遅いことと、統一されていないという実証実験ができたと思います。中国上層部も「やられた!」と感じていると思います。この件に関しては、おそらく永遠に報道されないと思います。まさか、日本政府が「中国のゲンチトッタドー!!!」などと報道するわけにはいかないからです。詳細は私のブログを是非ご覧になってください。
今度の日本の自衛艦の中国への始めての寄港に関しては、先のようなドタバタをして、リスク管理ができないことを晒すようなまねをしたくないので、中央中央政府内(というより複数派閥)はもとより、人民解放軍も含めて十分コンセンサスをとって受け入れを検討したものと思います。もう、おバカな中国の実体が世界に知れわたってしまったので、手遅れですが・・・・・・。

投稿: yutakarlson | 2008年6月26日 (木) 14時28分

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