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2008年6月13日 (金)

来んでええわ

ご主人に招待されたので自宅に遊びに行ってみたら、奥さんのほうはあからさまに迷惑がってて居心地悪かったです、というような経験をしたことがある人も少なくないだろう。
実際には遊びに行く前に「実はあそこの奥さん嫌がってるみたい」と聞いて、こちらから遠慮することにしたのだが。

何の話かと言うと、例の自衛隊機中国派遣の話である。

ご主人が中国指導部で、奥さんはその下の党幹部にあたるだろう。

胡錦涛をはじめとする指導部の面々はさすがに指導部にのぼりつめるだけあって、冷徹な計算ができるのだろう。自衛隊機を受け入れることのメリットデメリットについて算盤をはじいて受け入れたほうが得策と出たものと見える。これまでの「軍国日本批判」との整合性も「それはそれ、これはこれ」と割り切ることができるに違いない。

ところが予想外だったのが奥さんの反応である。これまでいろいろと陰口を吹き込んでいたのが効きすぎて、奥さんはすっかり自衛隊嫌いになってしまった。もうこうなると理屈ではない。メリットデメリットなど考えられない、とにかく顔を見るのも嫌というかたくなな態度ができあがってしまった。当惑したのはご主人である。たしかに吹き込んだのは自分だがここまで手に負えなくなるとは思っていなかった。そこをおして強行して、万一奥さんが来客にむかって罵倒でもしようものなら取り返しがつかない。しょうがないので「奥さんが嫌がっている」という状況がさりげなく相手の耳に入るように仕組み、相手のほうから断ってもらうことを期待したというわけだ。

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