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2008年7月29日 (火)

八月一日と書いて「わたぬき」と読む

8月1日付で発令される自衛隊の幹部人事が閣議了承された。

夏の将官人事発令へ (DSI 日米国防組織情報 HOT TOPICS)

これを見て思ったこと。「三十一の予測なんてあてにならない」

まず、もっとも波乱の少ない海自から。香田自衛艦隊司令官(防大16期)の勇退は予定通り。ただし後任の泉徹・海自幹部学校長(17期)は予想していなかった。自衛艦隊司令官の椅子が17期にまわってくるとは思っていなかった。こうしてみると、海幕長が17期だからと言ってほかの17期が全部引退しなきゃいけないというわけでもなさそうだなあ。今回だけの現象なのかもしれないが。
幹部学校長の後任は武田壽一・大湊総監(19期)。そして大湊総監の後任には現自衛艦隊幕僚長の河村克則海将補(21期)が海将に昇進して就任。自衛艦隊の2トップが交代したことになる。海将昇進はもうひとり、19期の宮浦弘兒・現海幕装備部長が補給本部長に就任する。河野美登・現補給本部長(17期)は勇退。

陸自では、某市ヶ谷レーダーサイトが次期陸幕長本命としていた廣瀬誠・北部方面総監(17期)が勇退した。その他の勇退者は輪倉昇・西部方面総監(17期)、山口淨秀・中央即応集団司令官(17期)、武田正德・第1師団長(法政大)、中村幹生・第10師団長(17期)、川合正俊・技本開発官(17期)。これで17期生は全員勇退。次の陸幕長(つまり次の次の統幕長)は18期から出ることになった。本命・泉一成東部方面総監、対抗・火箱芳文中部方面総監。
北部方面総監の後任は、酒井健・陸上幕僚副長(19期)。陸幕副長に関口泰一・第3師団長(20期)。第3師団長に陸将補から昇進の長谷部洋一・第12旅団長(20期)。
西部方面総監の後任は、用田和仁・第7師団長(19期)。第7師団長に陸将補から昇進の荒川龍一郎・陸幕人事部長(21期)。
技本開発官の後任は、師岡英行・第2師団長(19期)。第2師団長に陸将補から昇進の佐藤修一・第13旅団長(19期)。
中央即応集団司令官と、第1師団長、第10師団長にはそれぞれ陸将補から昇進した柴田幹雄・北部方面総監部幕僚長(19期)、渡邊隆・陸幕教育訓練部長(21期)、千葉徳次郎・東部方面総監部幕僚長(21期)。

最後は空自。勇退は藤井泰司・航空教育集団司令官(17期)、石渡幹生・技本開発官(17期)、そして赤松知光・防衛医大幹事。
航空教育集団司令官<菊川忠継・航空幕僚副長(18期)<岩崎茂・西部航空方面隊司令官(19期)<小野田治・空幕人事教育部長(21期、空将補から昇進)。
技本開発官<山崎剛美・空幕装備部長(21期、空将補から昇進)。
こうなると次期空幕長は永田久雄・総隊司令官(17期)として、総隊司令官の後任は織田邦男・航空支援集団司令官(18期)かなあ。

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コメント

お疲れ様です
日付変わって今日閣議があるのでまだ分かりませんが、
これだけ動くと陸・空の幕僚長と統幕長人事は秋辺りまで遅れるかもしれないですね。

空で言えば統幕長交代で戻ってくる下平現統幕副長が織田支援集団司令官の後任でしょうか・・・
そうなると統幕副長が陸or海の19~21(22?)期の誰か、
海から出るのが妥当ですが、以前仰っていた高嶋護衛艦隊司令官も事件の影響が無いとも言い切れず・・・
陸からなら宮島4師団長か角南6師団長あたりですかね

投稿: Hiro | 2008年7月29日 (火) 01時14分

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