« 役人批判をする政治家の見識 | トップページ | あの騒ぎは何だったのやら »

2008年7月 8日 (火)

10/133

以前から報じられている通り、NASAでは2010会計年度中に国際宇宙ステーション(ISS)を完成させて、スペースシャトルを引退させることにしている。
このたび、最新のシャトル運航予定が明らかになった。それによると、今年中にあと2回、来年に5回、そして2010年前半に3回の合計10回が予定されており、うち9回がISS向け(建造およびメンテナンス)、1回がハッブル宇宙望遠鏡のメンテナンスとなっている。

NASA sets schedule for remaining shuttle flights (spaceflightnow.com)

いまからほぼ2年後、2010年の5月末に打ち上げが予定されているエンデバー、STSー133が最後のフライトになる。当初予定では1機で100回ほど繰り返し打ち上げに耐え、1週間ほどの間隔で打ち上げるというもくろみであったはずだが、実際には1982年4月の初打ち上げから28年間余りで133回である。のべ5機のシャトル・オービターが使われたから平均しても1機あたり27回ほどになる。予定の3分の1以下だ。打ち上げペースに至っては比べる気にもなれない。1回あたりの運航予算もNASAはおおっぴらに公表したがらないが、当初の予定とはケタが違ってしまった。
そして何より、133回の運航のうち(少なくとも)2回で致命的な事故を起こしてしまった。

ま、いまは残り10回を無事に終わらせることが第一だろうけど、それが無事に(あるは事あって)終わったときに、スペースシャトルという存在が宇宙開発の歴史の中でどう位置づけられるかなあ。壮大な寄り道とされるのか、それとも過渡的な現象とみられるのか、あるいは先駆者と評価されるのか。

|

« 役人批判をする政治家の見識 | トップページ | あの騒ぎは何だったのやら »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/196234/41780458

この記事へのトラックバック一覧です: 10/133:

« 役人批判をする政治家の見識 | トップページ | あの騒ぎは何だったのやら »