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2008年8月 7日 (木)

麻生復職

8月2日、福田改造内閣が発足した。

この改造のひとつの目玉は麻生太郎の幹事長起用。去年の三十一の予測がほぼ1年ぶりに実現したわけだ。状況が異なるから一概に評価できないけど、やはり福田は麻生を取り込みにかかった。責任ある地位を与えることで運命共同体を狙ったのだろう。ある意味、福田の危機感を示している。

谷垣は党政調会長から国土交通大臣へ。財務大臣経験者が国土交通大臣というのはこれまでの感覚だと格下げのようだが、重要閣僚であることは変わりない。党役員といっても政策担当の政調会長だし、得意の政策畑で働いてもらおうというのだろう。

麻生と谷垣というポスト福田の最有力候補をいずれもとりこんで競わせ、そのバランスの上に立って長期政権を狙う・・・というのは20年前ならリアリティがあったけど、今では机上の空論だ。現在の難しい政治状況では、そんな小手先の策を弄している余裕はない。とにかく党内閣内をかためないことには野党に対抗できないと考えたのだろう。

おそらく、去年の内閣発足当時は、まだ多少は野党と交渉の余地はあるものと考えていただろう。しかし野党は思ったより強硬で国会運営は完全に行き詰まってしまった。このままの状況では解散もできない。総力体制を布いて来たるべき総選挙(解散にせよ任期満了にせよ1年以内に必ずある)を乗り切ろうというのだろう。そのタイミングを選べる、というのが一応政権を握っている自民党の強みだ。

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