« よいこは家に帰りましょう | トップページ | 祖父孫から親子、そして祖父孫へ »

2008年9月17日 (水)

"いなほ"から「コロネット」へ

旅行最終日、特急"いなほ"で窓の外を眺めていたときに展開された三十一の思考の流れを再現してみよう。三十一がぼうっとしてるように見えたときはたいていこんなことを考えているのだ。ひとつの典型と言えるだろう。

1. 窓の外に海が見える。海岸線には漁港、その陸側には道路とちょっとした厚みの集落。線路は海岸段丘の高台を走っている。仕事をやめたらこういうところに住むのもいいかもしれない(最近、何かというとこういうことを考えている三十一であった)。

2. 住むなら線路脇の高台の家だなあ。海にあまり近いところは嵐になったら直撃だ。

3. 日本海岸の海沿いってことは、某国の拉致が心配だ。

4. でも高台なら海岸からそこそこ離れてるからそんなに心配しなくていいかなあ。家の中まで押し入ってくるのはリスキーだろうし。海岸でヒットエンドランが主体になるだろうし。

5. それよりも、ちゃんとした軍隊が上陸作戦をはじめたときにはまともに戦場になっちゃうだろうなあ。

6. そういえば、今住んでいるところは大丈夫かな。

7. 海からは離れてるから上陸作戦にまともにさらされることはないだろう。

8. 国道(水戸街道)沿いだから、敵軍が進軍してきたときにはヤバいかもしれない。

9. 水戸街道を敵軍が東京に向かって進軍するとなると、上陸地点は鹿島灘あたりかな。

10. でも鹿島灘は後背地に北浦と霞ヶ浦があって、大部隊の上陸にはむかないなあ。

11. そうやって考えると、大戦末期の関東侵攻作戦でアメリカが九十九里浜と相模湾を上陸地点に選んだのは合理的なのだな。

12. 日本側も同じ推測をしていたということだけど、要するに他に選択の余地がないわけだ。

13. 上陸地点が2個所ということは、必然的に片方が主攻でもう片方が助攻になる。

14. 外海に直接面した九十九里浜より、やや入り込んだ相模湾のほうが主攻になるだろう。

15. 相模湾から東京に向かうためには、多摩川を越えなきゃいけないわけだけど、九十九里浜からでも江戸川があるのでそういう点ではあまり条件は変わらない。

16. 海岸段丘があるけど、それはノルマンディーでも同じなので織り込み済みと考えればいいだろう。

17. そういや、この作戦の米軍の作戦名って何だっけ。「オリンピック」か「コロネット」だったことは間違いないけど。

18. 確か九州上陸作戦が「オリンピック」で、関東上陸作戦が「コロネット」だったよね。

この後、三十一の思考は「オリンピック」から現在誘致中の東京オリンピックへと流れていくのであったが、きりがないのでこのあたりにしておこう。

|

« よいこは家に帰りましょう | トップページ | 祖父孫から親子、そして祖父孫へ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/196234/42504137

この記事へのトラックバック一覧です: "いなほ"から「コロネット」へ:

« よいこは家に帰りましょう | トップページ | 祖父孫から親子、そして祖父孫へ »