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2008年9月24日 (水)

祖父孫から親子、そして祖父孫へ

麻生太郎がようやく政権を握った。麻生の祖父が吉田茂だというのはよくしられている。考えてみれば福田康夫の父は福田赳夫で親子で首相をつとめ、その前の安倍晋三の祖父は岸信介である。近い血縁に総理大臣経験者がいないと日本の総理大臣というのはつとまらないのかね。ちなみに小泉純一郎は三代続いた代議士の家系。

さて組閣だが、留任新任が入り交じって「新鮮」というほどでもないし「堅実」ともいいきれない。まあさすがに改造後2か月にも満たない組閣でそうそう首ばかりすげ替えてもいられないという配慮が働いたのかもしれないが。

三十一が「へえ」と思ったのは、谷垣が抜けたこと。国土交通大臣の職を退いた一方で、党四役は幹事長以外留任だから入る場所がない。ヒラ総務にでもなれればいいところだろう。確かに今回の総裁選で谷垣の存在感はなかった。これが次なる飛躍のための雌伏となるか、それとも凋落の一里塚となるか。

そして問題の防衛大臣である。また替わりましたか。新大臣の浜田靖一は防衛政務次官や防衛副長官を歴任しているので、防衛畑と言えるかもしれない。今回が初入閣で、父の果たせなかった入閣を果たしたことになる。
それにしても、昨年1月の防衛省昇格以来、1年9か月で防衛大臣は6人目ですよ(久間章生・小池百合子・高村正彦・石破茂・林芳正・浜田靖一)。小池が2か月、高村が1か月、林が2か月。一番長い石破が10か月。久間は防衛庁長官から通算すると9か月になるけど。こんなにアタマがころころ変わる有様で「防衛省改革」なんてできるんかねえ。官僚が政治家のいうことをまともに聞く気になれないのも無理はなかろう。

ついでに言うならば、巷間近いうちの解散総選挙が確実視されている。予算審議に与える影響を考えるならば、どんなに遅くても年内だろう。麻生としては新政権に対する期待感が高いうちに選挙にうって出たいところだ。紛糾する国会審議を長々と国民に見せてしまっては、その期待感もしぼんでしまう。そうならないうちに総選挙に挑み、ここで勝利すれば「最新の民意」というこれまで野党勢が使ってきた論法を逆手につかって強気の国会運営に乗り出せる("ねじれ"は解消し得ないにしても)。総選挙が行われれば、結果がどうなろうとまた組閣だ。下手したら2年で7人ですぜ。

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