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2008年11月25日 (火)

解答の時間です。

正解は1でした

一番最初の予定では金曜の夜あるいは土曜の夜、その次の予定では日曜の夜に出発するはずだったのが、日曜はどうにも調子が悪く、結局一日遅れの月曜夜出発となった。

雨の東京駅、廃止まであと半年を切った「はやぶさ・富士」だが、聞くところによると廃止の前提だった静岡空港の来年春の開港があやうくなったとかいう話で、それでも予定通り廃止されるんだろうか。それはともかく、先頭の牽引機EF66の周りには黒山の人だかり。乗車率も比較的高く、三十一が確保した寝台の向かい合わせの上下4席はすべて埋まっていた。三十一は上段に追いやられた。
食べ物がないことはわかっているので、夕食は東京駅で済ませ、朝食をキオスクで買い込んで乗車。早々に自席(上段)に上がってしまうと外が見えないので、通路の折りたたみ椅子を出して座り込む。熱海を出、丹那トンネルに入ったのを機に上段に上がる。しばらく音楽を聴きながら本を読んでいたが、浜松を過ぎたあたりで眠くなってきたので寝ることにする。まだ11時前だったけど。

翌朝、広島あたりで目が覚める。そのあともしばらく寝台上で横になっていたが下関が近づいてきたので着替えて起き出す。下関着。カメラを持って先頭へ。ありゃ、ここでも人だかりだ。切り離される直前のEF66をカメラに収める。

Pb250027

戻るとまもなく発車、関門トンネルをくぐって2年ぶりの九州。門司ではまた牽引機が替わる。EF81からED76へ。EF66は「はやぶさ・富士」をまとめたヘッドマークだったが、こちらは「はやぶさ」単独となる。後ろのほうでは、大分へ向かう「富士」が切り離される。まず幌がたたまれて通路が閉じられる。電磁直通ブレーキのジャンパが切り離され、ブレーキ管が外されて、連結器のロックが解除される。こうして1本の列車は2本の列車となり、三十一が乗る「はやぶさ」が先に熊本に向かう。

車内はだいぶすいてきた。ま、急ぐんならソニックにでも乗り換えたほうが早いしね。見ると、隣のブロックがまるごとあいていたので荷物を抱えてそちらにうつる。ED76牽引の貨物列車とすれ違う。ああ、EH500を目撃できないかなあと思ったけど結局見かけなかった。博多を過ぎると車内は空気を運んでいるようである。その後しばらく気を失っていたらしく、ふと気づくと鳥栖。最近はサッカーが売りらしいがもともとは鹿児島本線と長崎本線が分岐する鉄道の町で、九州でも最大級の機関区が所在していた。少し離れたところに巨大な橋がかかっている。どうも九州新幹線らしい。
しばらくすると福岡と熊本の県境の、と言いたいところだが熊本県に入ってしばらくしたところに山越えとなり、ふと通過した駅を見ると田原坂である。そこで思い出すのは今を去ること30年近く前、急行「阿蘇・くにさき」「雲仙・西海」が廃止される直前の夏休みに初めて「阿蘇」に乗って熊本に来たときのこと。昔から同じことをしてるんだなあ。そのころは単に山の中だとしか思わなかったけど、成長した目で見ると攻めにくい地形である。峠を下るとまたもや右側から新幹線が近づいてきて、熊本。熊本駅はまだ地平だが、新幹線が開業するころには高架になってしまうかもしれない。次の列車まで2時間ほどあるので、九州のガイドブックを入手してから昼食を摂る。

熊本から九州横断特急に乗り、豊肥本線経由で大分に向かう。九州横断特急にはやはり2年前、人吉から八代まで乗ったのだがこの区間では乗っていなかった。そして豊肥本線はやはり30年近く前に乗っているのである。そのころはまだ豊肥本線には特急は走っておらず、キハ58系(と思われる)の急行「ひのくに」に乗ったと思う。はっきり覚えていないが、5時間くらいかかっていたかもしれない。豊肥本線のうち熊本寄り、肥後大津までは電化されて通勤通学路線となっている。ちょうど学校がひける時間帯らしく、通過する、あるいは停車する駅のホームは制服の高校生で埋まっている。三十一も昔はこんなだったのかなあと思うと忸怩たるものがある。電化区間の終点、肥後大津の駅前には有名なビジネスホテルチェーンのホテルが建っていた。需要あるのかなあ。

肥後大津を過ぎると、阿蘇の外輪山に向かって急激に高度を上げていく。キハ185のエンジン音もひときわ高くなってきた。やがて立野。スイッチバックで有名な駅だ。30年前にはキハ58の窓から顔を突き出してスイッチバックしていく先の線路を見上げたものだが、もちろん今はそんな芸当はできない。一気に外輪山にとりつき、それまで並行していた道路がはるか下方に見下ろせる。やがて右手に阿蘇の山々。一時よくなって来ていた天気がまた少し曇りがちとなり、空とのコントラストが弱くなってきているので撮れないかもしれないと思いつつカメラを取り出すとちょうど電池切れ。その時は、どうせうまく写らないだろうと思ってあっさり諦めたのだが、しばらくすると距離が縮まったのかくっきりと見えるようになって来たのがちょっと残念。宮地を出ると阿蘇カルデラを東に抜けることになる。立野のような外輪山の切れ目がこちらにはないので、つづれ折りとトンネルで越えていく。

熊本から大分への分水嶺を越え、これまで登ってきていた豊肥本線は下りに転じる。この先それほど見所があるわけではないはずなので、目を閉じて寝に入る。しばらくうとうとしていたが、PHSがメールを受信したバイブレーションで目が覚めた。やれやれ、会社からだよ。返信のメールはすぐ書けたのだが、ちょうど圏外になってしまって送信できない。そもそも、うけとったメールも送信時間から実際に受信するまで30分近くかかっているようだ。たまたま駅近くになって受信できるようになったのかな。大きな駅に到着し、アンテナが立ったところですかさず送信。その後、線路が大野川に沿って走るようになる。球磨川沿いの肥薩線もよかったけど、この景色もわりといいね。予想外の収穫である。時刻はそろそろ5時に近いが、窓の外はまだ明るい。考えてみれば、東京と比べて経度にして6度か7度は西にあるはずで、そうすると20分から30分ほど日没が遅くなるということだ。もともと5時には暗くなることを織り込んで計画していたのだが、少し変更が必要になるかもしれない。自由度が高くなる方向への変更なので歓迎だ。

ちょうど日が暮れた頃に大分駅到着。基本的にはまだ地平なのだが、一部高架ホームの供用が始まっているらしい。この時期に来ることができてよかったのだな。

昨日から本日にかけての旅程:
東京(1803)→熊本(1149) 1レ~41レ
熊本(1436)→大分(1728) 1076D

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受信: 2008年11月25日 (火) 22時29分

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