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2008年11月27日 (木)

セイルタワー訪問記

海上自衛隊佐世保史料館、通称セイルタワー。

9時30分の開館ということだが、9時39分に入館した三十一は、入館者名簿によると3組目。平日としては多いのか少ないのか。受付を済ませると、まず最上階の7階に行き順路に従って1階に下りてくるように指示される。7階には上映設備があって、毎時40分から50分間のビデオ映像が流される。けっこう広い客席なのだが、ちょうど始まる時間だというのに誰一人座っていなくてどこに座るか迷ったくらい。
映像はペリー来航から話を起こして、日清日露の戦争に"勝利"し、太平洋戦争に至るまでを描写し、最後には一転して"現代の"海上自衛隊の使命を語るというありきたりのもの。ただし、明治時代をむやみに詳しく語っているので古い映像や画像がふんだんに出てくるのは三十一ごのみだった。もっとも、"戦艦"と"軍艦"をときどき混同しているのが気になった。本当に海上自衛隊の人間が作ってるのかねえ。ナレーションは下請け丸投げか。それから、これは誤りというわけではないが出てくる映像がみんな古い。登場人物(フネ、飛行機)から前の世紀であることは間違いない。いい加減作り直したら?
そもそも、内容以前にこの映像は4:3の比率で作られているものを16:9で上映しているらしく縦につぶれている(=横に伸びている)。設定ひとつで変更できると思うんだがOBのお年寄りには高度な操作なんだろうか。それとも誰も気づかなかったのだろうか。

展示の説明文にかなり訂正が入っているところを見るとずいぶん間違いがあったんだろうなあ。まだ修正されていない間違いのひとつを見つけたのは、確か有馬良橘の没年が1944(明治19)年と記載されていたこと。1944年は昭和19年ですぜ。

映像や音声の説明がかなり多く、まじめに全部見たり聞いたりしていたら3時間ではすまないだろう。三十一はかなり端折ってしまって、映像音声のたぐいはほとんどスキップした。ひとつ割と面白く見たのは「海上自衛隊の使命」を説明したビデオで、これは割と新しいものらしい。全部は見なかったけどね。

先にも書いたとおり約3時間かけてひと通り見て回ったことになる。正直、三十一にとってはそれほど新しい内容はなかった。映像や図をふんだんに使っているのは好感が持てる。ジオラマがもっとあったりするとよかったかも。資料室もあったけど、大して面白い本はなかった。ほとんど市販本だ。

最後、受付の脇にある売店を見たけどスーベニアショップ以上のものではなく何も買わずに出てきてしまった。

無料でこれだけの資料を見ることができるのは意味があることだろう。一般の国民に広報するという意味では展示内容もそれほどおかしなものではない。ただ、これだけ立派な設備を作ってそれに見合う効果があるかどうかは疑問なしとしない。

そして最大の問題は、三十一がここで述べたような問題点をフィードバックする仕組みがないこと。アンケートなりご意見箱なりがあれば指摘しようと思っていたのだが、受付まわりを探してみてもそれに類するものが影も形もない。形だけ立派な広報施設を作っても、こういうところで馬脚を現してしまうのだよ。

Pb270017a

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