劇的な、あまりに劇的な
今年のシーズンはじめに引退を撤回したファーヴを手に入れたニューヨークジェッツが、そのジェッツを追い出されたQBペニントンを受け入れたマイアミに負けてプレイオフを逃すことになるとは。去年のマイアミは1勝15敗という最低のシーズンだったのだが、見事にカムバックした。こうなるとペニントンを追い出してファーヴを獲得したジェッツの判断が疑問視されるなあ。
....などと逃避していてもしかたない。
悪い予想は見事にあたってしまった。
わがデンヴァーは敵地での最終戦でサンディエゴに完敗。最後の最後でプレイオフを逃した。最終戦直前まで地区首位を保っておきながらプレイオフに出られなかった初めてのチーム、という不名誉な記録を残して。
あまりに展開がまずすぎたせいか、ついにデンヴァーは14年間HCの座にあったシャナハンを解雇した。本来はまだ3年間契約が残っているのだが、多額の違約金を払っても体制の刷新が必要だと苦肉の選択をしたのだろう。シャナハンを信じ続けてきたオーナーのパット・ボウレンでも今年の敗退はショックだったらしい。
三十一はと言えば、もう数年前から「シャナハンを変えろ」と叫び続けていたので、ついに決断したかという感想。
さてこうなると問題は後任だが、誰がどう見ても守備の崩壊が敗因であるので守備畑の出身コーチが必要ではなかろうか。シャナハンはQBコーチあがりなので攻撃に偏ったのかもしれない。現守備コーディネーターであるボブ・スローウィックの昇進はあり得ない。つーか、一緒にクビだろう。他チームの守備コーディネーターから探してみると、ニューヨークジャイアンツのスパグニョーロか、ボルチモアのレックス・ライアンあたりが後任の候補にあてられるかなあ。
何はともあれ、今年のレギュラーシーズンは終了しプレイオフの顔ぶれが確定した。レギュラーシーズンの話題はマイアミが始めたワイルドキャットと、デトロイトの16試合制になってはじめての全敗。それから新HCを迎えたチームの躍進。アトランタのマイク・スミス、ボルチモアのジョン・ハーボー、さらにマイアミのトニー・スパラーノ。これらのチームはみんなプレイオフに出る。シーズン途中で暫定HCに就任したサンフランシスコのマイク・シングレタリーにも注目。来年の動向次第だけど。
確定した各カンファレンスのシード順は以下の通り。
NFC
1.ニューヨーク・ジャイアンツ(東地区優勝)
2.カロライナ・パンサーズ(南地区優勝)
3.ミネソタ・ヴァイキングス(北地区優勝)
4.アリゾナ・カーディナルス(西地区優勝)
5.アトランタ・ファルコンズ(ワイルドカード、南地区2位)
6.フィラデルフィア・イーグルス(ワイルドカード、東地区2位)
AFC
1.テネシー・タイタンズ(南地区優勝)
2.ピッツバーグ・スティーラーズ(北地区優勝)
3.マイアミ・ドルフィンズ(東地区優勝)
4.サンディエゴ・チャージャーズ(西地区優勝・・・ガッデム!)
5.インディアナポリス・コルツ(ワイルドカード、南地区2位)
6.ボルチモア・レイヴンズ(ワイルドカード、北地区2位)
NFCはなんだかんだ言ってニューヨーク・ジャイアンツとカロライナが争うことになると思う。個人的にはカロライナに頑張ってほしい。マニングよりデロームが、トム・コフリンよりジョン・フォックスのほうが好きなのである。
AFCは難しい。テネシーとインディアナポリスが軸になり、そこにピッツバーグが絡む展開となるだろうが、意外とマイアミが台風の目になりそう。
また眠れない週末がやってくる。
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