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2009年2月24日 (火)

避けて通れないこともある2

宇宙で人工衛星がぶつかったと思えば、今度は海中で潜水艦が衝突する。
やや旧聞だが

British, French nuclear submarines collide (CNN.com)

北大西洋でパトロール中のイギリスの弾道ミサイル原潜ヴァンガード (HMS Vanguard) と、フランスの同じく弾道ミサイル原潜ル・トリオンファン(Le Triomphant)が海中で衝突した。

戦略ミサイル原潜は、そもそも見つかってはいけない潜水艦の最たるものである。敵に捕捉されない状態で核報復能力を維持することが最大の目的であるから、当然のことだ。したがって、音波がほとんど唯一の探査手段である海中では、静粛性がもっとも高い潜水艦とも言える。
こうなると、見つかりにくくなるのは何も相手が敵国に限らなくなってしまう。イギリスとフランスは同盟国というわけでもないが、いまのところ敵対しているわけでもない。それでも互いに「相手に見つかるまい」としていると、結局互いに見つけられず衝突してしまうことになる。

こんな文章を書いたけど、仮に変温層をまたがっていたとすると互いにまったく相手が「見えて」いなかったことも十分あり得る。その状態で衝突したとしても、艦長を一概に責められないだろう。実は、こんな事故は冷戦時代にはもっとたくさんあったのではなかろうか。単に表に出てこなかっただけで。

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