« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月31日 (火)

これも統合運用と言っていいのだろうか。

北朝鮮のロケット打ち上げに備えて自衛隊の迎撃部隊が展開しているのは報じられている通り。日本海と太平洋の海上には海上自衛隊のイージス護衛艦が、そして上空を通過すると見られる岩手県・秋田県と首都圏には空自のペトリオット部隊が展開する。

対空ミサイル部隊は陸自にも空自にもあるが、縄張り争いのすえ広域防空は空自、拠点防衛は陸自と棲み分けされている。水平射程20キロのペトリオットは空自の部隊だ。

空自の高射部隊は航空総隊に隷属し、各航空方面隊にふりわけられている。基本は各航空方面隊ごとに2個高射群で、おなじく各航空方面隊に2個航空団が配属されているのに対応する。つまり、各航空団と高射群は基本的にペアになっているのだ。もっとも明確なのは北部航空方面隊で、千歳に第2航空団と第3高射群、三沢に第3航空団と第6高射群がおかれている。日頃から連絡は密にできるのだろうが、部隊の柔軟な展開という点ではやや難がある。

今回、岩手県と秋田県に展開したペトリオット部隊は、実は航空方面隊に属していない。航空総隊直率の高射教導隊である(同名の部隊が陸自にもあるのだが)。ふだんは浜松基地に所在する。主任務は、航空方面隊所属の高射部隊の練度維持向上のための指導や研究であるのだが、実任務が付されていないだけに動きやすいのだろう。それに「教導」とつく部隊はたいてい精鋭だ。

この空自部隊が展開するのは、空自の基地であったり陸自の駐屯地や演習場であったりするのだが、数としてはやはり陸自の施設が多い。実際のペトリオットの持ち主は空自なのだが、展開の場所は陸自が提供する、というかたちになる。

ペトリオットの展開を前にして、現地の自衛隊部隊から県庁に対して説明があった。県庁を実際に訪問したのは、岩手県では陸自岩手駐屯地司令(本職・第9特科連隊長)である熊谷文秀・1等陸佐、秋田県では陸自秋田駐屯地司令(本職・第21普通科連隊長)である原友孝・1等陸佐だった。いずれも現地の陸自駐屯地司令である。

海上展開の海自部隊とあわせて、三自衛隊がそろい踏みだ。
着任早々の折木統合幕僚長、齊藤統合幕僚監部運用部長の手腕に期待しよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月30日 (月)

5000円ポッキリでたっぷり遊べます

なにかアヤしい店の客引き文句みたいだが、昨日秋葉原に落としてきた金額である。

先日からどうもPCのパフォーマンスが劣化していると思っていたのだが、作業用に使っているディスクで不良セクターが出始めた。試しに scandisk をかけてみると、ガリガリ修復がかかっている。そのままにして秋葉原に出かけたのだが、帰ってきてもまだ終わっていなかった。

アキバで買ってきたのは、
・玄人志向の SATA 増設ボード(3K)
・SATA ケーブル (1K x2)

三十一が使っているマシンのマザボは、ちょっと型落ちで SATA インターフェースはあるがまだ ATAPI が主流であり、このままではこれ以上 SATA ドライブを増設する余地がない。本来であれば SATA を作業用にして ATAPI を保存用にしておくべきなのかもしれないが、ATAPI ドライブの容量は 500GB で頭打ちになっており、これより大容量のドライブは SATA でないと手に入らない。そこでやむを得ず SATA を保存用、ATAPI を作業用にしていたのである。
今回問題を起こしたのは ATAPI の作業用ドライブ2台のうちひとつ。容量は 500GB だ。いまさら ATAPI のドライブを買うのも馬鹿馬鹿しいので、先日交換して余っている 1TB の SATA ドライブを作業用に転用しようと思いついた。上記の買い物はそのための投資である。

と、いうわけで昨日の夕方帰宅してから SATA カードを増設し、SATA ドライブを接続してフォーマットし直し、これまで使っていた作業用ドライブからデータをコピーするという作業を行っている。1TB のディスクをフォーマットし、500GB のデータをコピーしてるとそれだけでかなり時間がかかる。実はこれがもう一組あるのだ。

たぶん明後日か明々後日くらいまでかかるだろうなあ。面倒くさいことだ。

面倒くさい、といいながらもウキウキしている三十一がいる。あー面倒くさい☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月29日 (日)

「まいにち」できるとは思えないけれど

今日、本屋でつい買ってしまったよ。新学期も近いことだしね。

まいにちドイツ語 (NHK ラジオ)
まいにちフランス語 (NHK ラジオ)
まいにちイタリア語 (NHK ラジオ)
まいにちロシア語 (NHK ラジオ)

むかし、テレビの「ドイツ語講座」と「中国語講座」を録画して見ていた時期が(同時にではないが)あったが、テレビの講座は会話中心で文法の説明はあまり詳しくない。三十一のように Wikipedia を読むだけが目的なら、ラジオのほうが向いている。

たぶん半年後にはどれかひとつしか買ってないと思うけど。ひとつでも買っていればいい方かな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月28日 (土)

日出ずる方角に昇るロケット

「人工衛星を打ち上げるためには、東の方角に海かさもなくば海なみにだだっぴろい土地が開けた場所が必要だ」と書いていたのは「宇宙へのパスポート」シリーズの中の松浦晋也笹本祐一である。

日本の種子島も内之浦も、東側は太平洋である。アメリカのケネディ宇宙センターの東は大西洋だし、旧ソ連のバイコヌールの東側は中央アジアの大草原だ。フランスの打ち上げ基地である南米フランス領ギニアのクールーも大西洋に面している。クールーに移る前のフランスは、アルジェリアの砂漠から打ち上げていた。イギリスはかつてオーストラリアの真ん中から打ち上げていたが、いまは自力での打ち上げは行なっていない。中国は少し事情が違って、酒泉・太原・西昌と3個所ある打ち上げ施設はいずれも内陸部だ。砂漠の中の酒泉はともかく太原・西昌は人跡未踏という土地柄ではない。実際、西昌ではロケット打ち上げ失敗により現地住民に多数の犠牲者を出したこともある。これにこりたのか、南シナ海に浮かぶ海南島に人工衛星打ち上げ施設を建設しようという動きもあるらしい。2月に初めて自力で人工衛星を打ち上げたイランの打ち上げ施設はテヘラン近郊にあるが、東南の方向に打ち上げてインド洋上空に出させたようだ。
東側を敵国に囲まれたイスラエルでは、地球の自転に反するという不利をしのんで西向きの地中海方向に打ち上げている。

さて今話題の北朝鮮である。
北朝鮮の場合、東側に海はあるが開けた大洋というわけではない。日本列島がおおいかぶさるように取り巻いているのだ。人工衛星を打ち上げようとするなら、どうしても日本列島を飛び越えるしかない。
来月4日から8日の間に北朝鮮が人工衛星打ち上げを行なうと通告されている。これをNHKなどでは「人工衛星打ち上げを名目とするミサイル実験」と称しているが、三十一は北朝鮮は本気で人工衛星を打ち上げるつもりだと考えている。というか、前回(1998年)も多分本気だったはずだ。
ねんのために言っておくと、三十一は今回の打ち上げがミサイル開発とはまったく無関係だと言っているわけではない。人工衛星の打ち上げと大陸間弾道弾に求められる能力は近い。片方が成功すればもう片方もほぼ実現できたと考えてよい。どちらを先に実験するかはたいした問題ではないのだ。旧ソ連が1957年に世界で初めて人工衛星を打ち上げたとき、ペイロードであったスプートニク1号はただテレメトリを送り返すだけの無害なものだった。それでもアメリカ人はスプートニク1号に大陸間弾道弾の脅威を感じたのである。

単なるミサイル実験と人工衛星打ち上げでは技術的には大差ない。問題はそれが与える政治的影響である。自力で人工衛星を打ち上げたとなると、国内国外に対する非常に大きな宣伝材料となる。宇宙の平和利用はすべての国がもつ権利でもあるので、ミサイル実験よりも非難しづらい。前回(1998年)、人工衛星の打ち上げに成功したことに(国内的には)なっているのでそれとどう整合させるかが興味深いが。

領空について、かつては領土と領海の上空でその主権は無限におよぶと考えられていたが、現在では大気圏外の宇宙空間は領空とはみなされなくなっている。大陸間弾道弾なら最高高度は300キロ程度、人工衛星打ち上げでも少なくとも180キロは越えるはずで、立派に領空外である。領空でもないところで何をされても文句はつけにくい。そもそも、日本上空を含む世界中の各国上空を米ソ(露)の軍事衛星が我が物顔に飛び回っている現状で北朝鮮だけに目くじら立てるのはダブスタと言われても仕方ない。

誤解しないでほしいのだが、三十一はけして北朝鮮を擁護しているわけではない。ただ連中のやり方が巧妙であるということを指摘しているのだ。日本のマスコミや世論は感情的に騒いでいるが、その批判は簡単に反論されてしまう程度のものでほとんど意味がない。もっと別の戦術を考えるべきではなかろうか。

自衛隊に破壊措置命令が出たということだが、設置国の管理を離れた地雷や機雷の撤去破壊活動や、表向き国籍不明の不審船の阻止のための海上警備行動などとはまたひとつ次元の違う、当事国が所有権をもつことが明確な設備・機器を破壊することを国家の意思として行なう決断をしたというのはまたひとつ段階を越えたということだと思うのだが、知るかぎりそこを問題にしているマスコミはいないようだ。

海自のイージス艦と、空自のペトリオットPAC3が実際にロケットに備えて展開するようだが、北朝鮮のロケットが正常に動作して予定通り人工衛星を軌道に乗せる見込みなら破壊措置は発動されず、なんらかの不具合によって領土領海に飛翔体が落下する可能性が高くなったときにだけ破壊措置が実行される、というのは適当な着地点であろうと思う。

個人的には、飛翔体の落下予想地点が実際には被害の可能性がない、しかし領海ぎりぎりあたりの地点と測定されて破壊措置が発動され、イージス艦のSM3や空自のペトリオットの実弾が発射される場面を見てみたいような気がする。そうすれば「あたるわけない」と言った自民党関係者の発言が正しいものなのかどうなのか実績で判断できるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年3月27日 (金)

闇を抜けて走る汽車は数少なくなりにけり

今日、書店で見かけて一瞬目を疑った。


JTB時刻表の長い歴史の中で、マンガが表紙になったのは初めてではないかと思う。どうしてまた銀河鉄道999? と思ったら今月号で通巻999号、来月で1000号に達するということのようだ。なーるほど。

気の利いた洒落といえなくもないが、ちょっと遊びすぎかなあとも感じた。

表紙に惹かれたわけではなく、1000号を控えた特集が掲載されているようなので買うかもしれない。

そうか、1000号にあわせてこんなのを出したわけね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月25日 (水)

はにゃ or はにゃーん

NHKの教育テレビが50周年ということで、「もう一度見たい教育テレビ」としてリクエストを受け付けている。

ETV50 リクエスト もう一度見たい教育テレビ

三十一にとってもう一度見たい教育テレビは何だろう、と一瞬首をかしげたがそれも一瞬。他に考えられないくらいダントツで印象的だった番組がこれだ。

おーい!はに丸

改めて番組案内を見ると「3歳児を対象とした」とある。ちなみに放映当時の三十一は高校生から大学生だった。そのころの友人の間では、3歳児に見せるにはもったいないくらいシュールな番組として大流行したのだ。ごく狭い範囲ではあるが、何か話しかけられると「はにゃ?」と答えるのがお約束だった。

いまリクエストを投稿したところ、200番組中第5位だった。

「はに丸」から10年も経つと、返事も「はにゃ?」から「はにゃーん」に進化したけどね。
4月からBShiで再放送かぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「『日本』とは何か」

ある特定の思想信条をこめた文章を読むたび、三十一の頭の中では「仮面ライダーV3」のオープニング・テーマソングの冒頭部分が繰り返し流れる。

あーかーいー、あかーあいー、
あーかーいー、あかーあいー、
あーかーいー、あか…もういいですかそうですか。

網野善彦は学生時代共産党に入党していたというのはこの本を読んで初めて知った。その後は足を洗ったらしいが、書いたものを読むかぎり、充分赤いよ。

Amazonの書評にもあったけど、晩年の網野善彦が闘病しながら書き下ろした「網野史学の集大成」である。言い換えれば、誰にも遠慮せず書きたいことを書いた本だ。
網野善彦はこんなことを考えていたのね、ということを手っ取り早く知りたい人には最適の本かもしれない。もちろん三十一は全面的に同意したりはしない。
これまでの史学と違った視点が必要というのは認めるが、これまでの視点をなおざりにしてよいわけではない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月24日 (火)

風が吹くとき

昨日の朝、起きてニュースを見ていたら飛行機が燃えていた。

成田で貨物機着陸失敗・炎上 (asahi.com)

何度も何度も映像が流れたので今さら分析でもないのだけれど、よく見ると着陸直前にいきなり落っこちてバウンドして、再度着地するときに左翼が地面に接触してそのまま風にあおられて横転している。
当時、関東地方ではかなり強い北西の風が吹いていたが事故機はほぼそれに正対するように進入していた。これはもちろん偶然でもなんでもなく、北西の季節風が優越する関東地方に空港を作るならその風向に沿って滑走路を作るのが当然である。多少風が強かったとしても真正面から一定の強さで吹いているなら(プロのパイロットにとって)それほど難しい着陸ではなかったはず。困るのは横風、そして風の変化だ。
元パイロットが「急に風がやんで落ちたんじゃないか」と言ってたけど、あれは普通の人にはわかりにくい感覚なんだろうなあ。飛行機が向かい風に抗して進んでいるときにその風が弱くなったら、一般人の感覚ではふわっと浮きそうな気がするだろう。向かい風を翼に受けるから飛べるんだというのは理屈ではわかっていても感覚ではわかりにくい

燃えていると言えば、その前日には大磯の旧吉田邸が燃えていた。

旧吉田茂邸を全焼 不審火の可能性も (asahi.com)

実は三十一の亡き祖父は旧吉田邸の近く(同じ町、同じ字)に住んでいて、幼少時代に訪れたことがあったはずだがほとんど記憶にない。その後は、行く気になればいつでも行けると思っていたせいかついぞ訪ねたことがない。しかしあのあたりには旧吉田邸のほかにも蒼浪閣があったりしてかつての著名人の避寒地であった。三十一の祖父はそんなに偉い人間というわけではないけどね。それは、国鉄(当時は国鉄だった)大磯駅の重厚さを見るだけでもわかる。運転的には、大磯駅は何の変哲もない幹線の中間駅に過ぎない。しかし当時においても、首都圏ではあまり見かけなくなった重厚な佇まいだった。個人的に三十一が一番好きだったのは味のある跨線橋だが、あれも最近なくなったらしく(なくなる予定?)残念。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年3月22日 (日)

ワルキューレの騎行

以前とりあげた映画がようやく日本に来るらしい。

ワルキューレ (公式サイト)

今日たまたまテレビでコマーシャルを見かけた。そこではお約束のごとく「ワルキューレの騎行」が流されていたけれど、さりげなく「ショルティ」という文字が記されていた。

日本語では普通「ワルキューレ」と表記されるけれど、ドイツ語では Walküre ヴァルキューレ と発音し、英語では Valkyrie ヴァルキリー と言われる。「ヴァルキリー」と聞いて XB-70 を思い浮かべるか、VF-1 を思い浮かべるかはその人の趣味嗜好に依存するだろう。

もちろん、「ワルキューレの騎行 Ride of Valkyries / Walkürenritt 」はもともとヴァグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」第2夜「ヴァルキューレ」のハイライトであるが、ショルティがウィーン・フィルと録音した盤は「指輪」の定番のひとつと言われている。ショルティが死んでもう10年以上経つんだなあ。

映画は時間ができたら観にいくかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月21日 (土)

「図説 日本の鉄道」シリーズ


本屋で見かけて早速入手。
「全線・全駅・全配線」といううたい文句が付されているが、そのうち「全配線」という文字に惹かれて買ったものである。「全線」「全駅」は珍しくもないが「全配線」は貴重である。この blog を読んでいるテツな人は、三十一がけっこう配線に興味を持っていることに気づいていたかもしれない。しかし、配線図はかつて公刊されていたことがあるらしいが、最近では断片的なものしか公になっていない。どこかで出してくれないかなあと常々思っていたのである。

とりあえず10巻までの刊行予定は決まっているらしい。東海道線の東京-神戸間を7巻に分けて出すとのことだが、ちゃんと最後まで出してくれるよね。

1巻ごとのサイズはそれほど厚いものではなく、全体でせいぜい100ページくらい、うち半分以上は駅のデータであり、配線データは20ページくらいだがこのシリーズの本当の価値はこの配線図にあると思う。昔の配線図もあるともっといいんだけど、そこまで望むのは無理だろうなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月20日 (金)

「交戦規則ROE」

この中でもっとも気に入った段落がこれ。

法よりも情緒を優先させる国民性が、軍部の暴走を助長した面は否めない。そして戦後、それを平和教育で繕ったところで、国民性に変わりはなく、ただいたずらに反戦という情緒に鞍替えしただけだ。 (p.315)

ちょっと表現はことなるが同じような発想のもとに記事を書いたことがある。合理的な思考よりも情緒をこそ尊ぶその発想は、やがて致命的な結果をもたらすのではないかと危惧している。杞憂であればいいんだけど、すでに杞憂ではなくなっているような気がしてならない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月19日 (木)

快速線を走る緩行車両

もう昨日のことだが、昼過ぎくらいの松戸駅でちょっと珍しい光景を見た。
松戸電車区から出区してきた、本来は各駅停車に運用されている 203系電車の編成が、緩行線を横切り、快速線の上り本線を横切り、上下線の間にある待避線に停車した。

デジカメを持っていたら写真を撮っているところだったのだが、あいにく持ち合わせず、観察するにとどまった。わざわざ快速線のホームに据え付けられたということは、これから本線を経由してどこかに向かうのだろう。203系もそろそろ年代ものだし、廃車回送かなあと思って感慨深くなった。

Wiki によると、203系電車は E233系での置き換えが始まっているという。そういえばそんな記事をどこかで読んだような気がするが、毎日見ているはずなのだが、E233系が走っているのを見たことがない。けっこうのんびりしたペースなのだろう。

三十一が常磐線沿線に住むようになったとき、普通列車はあずき色の401系、快速電車は青緑の103系、緩行線は銀色の103系1000番台だった。どれも今ではもう見ることができない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月18日 (水)

更新しておきましたですよ。

せっかく修正したので広告。

自衛隊主要幹部表

実際の発令までまだ1週間近くあるので、そのあいだに何かあるかもしれないけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月17日 (火)

花見の季節2009

予定されていた通り閣議了解され、それにともない人事が公開された。

3月24日 防衛省発令(将人事) (防衛省 PDF)

既報の通り、齋藤隆・現統幕長(14期)が勇退し、現陸幕長・折木良一陸将(16期)が後任となり、陸幕長には火箱芳文・中方総監(18期)が就任する。

その他の勇退は陸将3名、海将2名、空将3名で計9名。
陸将は姉崎泰司・統幕校長(19期)、内田益次郎・富士学校長(18期)、大西正俊・補給統制本部長(18期)。海将は小林正男・潜水艦隊司令官(17期)、半田謙次郎・横総監(17期)。空将は入澤滋・北部航空方面隊司令官(18期)、織田邦男・航空支援集団司令官(18期)、浦山長人・補給本部長(17期)。

いっぽうで将補からの昇任は陸将3名、海将2名、空将4名でやはり9名。
陸将は宮下寿広(22期)、安部隆志(21期)、寺田和典(20期)。海将は柴田雅裕(名工大20期相当)、永田美喜夫(20期)。空将は平田英俊(東大24期相当)、彌田清(21期)、齊藤治和(22期)、上田完二(19期)。

火箱・新陸幕長の後任となる中部方面総監には、角南俊彦(19期)・第6師団長<安部隆志(21期)・西方幕僚長。
姉崎・統幕校長の後任は、宮島俊信(20期)・第4師団長<宮下寿広(22期)・陸幕防衛部長。
内田・富士校長<三本明世(19期)・第9師団長<林一也(21期)・統幕運用部長<齊藤治和(空将・22期)。
大西・陸自補給統制本部長<師岡英行(19期)・技本陸上担当技術開発官<寺田和典(20期)・陸自補給統制本部副本部長。
小林・潜艦隊司令官<永田美喜夫(20期)・阪神基地隊司令。
半田・横総監<松岡貞義(18期)・航空集団司令官<倉本憲一(19期)・教育航空集団司令官<方志春亀(20期)・舞総監<宮浦弘兒(19期)・陸自補給本部長<柴田雅裕(20期相当)・佐総監部幕僚長。
入澤・北方司令官<彌田清(21期)・空幕監理監察官。
織田・支集団司令官<森下一(20期)・空自幹部校長<上田完二(19期)・教育集団幕僚長。
浦山・補給本部長<山川龍夫(19期)・南西混団司令<平田英俊(24期相当)・空幕防衛部長。

全体に、考えていたより小幅の異動にとどまったと言えるだろう。陸自では、火箱陸幕長の同期である泉東方総監、宗像東北方総監は現役にとどまった。海自でも、赤星海幕長(17期)と同期の小林・半田両海将は勇退したものの、泉自衛艦隊司令官・加藤佐総監は勇退者に名を連ねていない。空自でも、外薗空幕長(18期)よりも先任になる永田総隊司令官がまだ職にとどまっている。

幕僚長同期は勇退、という不文律は崩れつつあるように思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月16日 (月)

蒼い光の持ち腐れ

衝動的にブルーレイソフトを買ってしまってから1月半、ようやくプレイヤーを手に入れた。ダブルチューナーつき500MB HDD搭載レコーダーというのも候補にあがっていたのだが、結局買ったのはこの機種。


ついでにメーカーサイトにもリンクを張っておこう

ただなあ。

わざわざブルーレイで見るからには、ブルーレイで見るだけの映像と画質であってほしいのだが、こないだ挙げた "ef" と "さくら" でなんとなく打ち止めになってしまって、つづけて「ブルーレイで見たい」と思わせるコンテンツが思いつかない。"CLANNAD" は出ないのかなあ。"アポロ13" も "ブラックホークダウン" も出てないみたいだし。

こんなのも出ているらしいが、内容はともかくなにしろ古いので映像は、うーむ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月15日 (日)

三十一はふっかつのじゅもんをとなえた

システムダウンからいちおうの回復をみるまでに2週間かかった。

まだ一部うまく動作しない機能は残っているが主要な機能は復旧して供用を再開できるめどがついた。結局、これまでの環境の修復はあきらめてまったく新しくマシンを用意してそこに環境を構築した。

FAST F330

サイズ、基本スペック、そしてデザインの順番に優先順位をつけて絞り込んでいって選んだ機種。あ、それから価格もね。
アキバではだいたい2万円を切るくらいの価格で手に入る。2.5インチハードディスクはすでに手持ちがあるし、メモリーも余分がある(いま安いので買っちゃったけど)。スリムドライブは買ってこなくてはいけないけど、最悪でも 3.5インチ ATAPI ドライブをつなげばいいと思っていた。その場合、ケースがしまらなくなるけどどうせ導入時くらいしか使わないし。ま、これも結局は買っちゃったんだが。

直接の投資額は3万円弱。それも過去の設備投資(不良在庫ともいう)のおかげと言えるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月14日 (土)

"さみだれ"と"さざなみ"は後ろ姿で区別がつかない

タイトルは使い回しです

ソマリア沖の海賊に対して海上警備行動が発令され、第8護衛隊から護衛艦"さみだれ"(DD-106, 4400t)と"さざなみ"(DD-113, 4650t)が派遣されることになり、今日の午後出航した。何よりもまず、任務を完遂しての無事帰還を祈る。

注目のニュースなのであちこちで報じられているがとりあえずこのくらいリンクを張っておこう。

海自護衛艦、ソマリア沖へ出航 (asahi.com)
海賊対策で海警行動発令 (DSI 日米国防組織情報 HOT TOPICS)

asahi.com に掲載されていた空撮写真で、串刺し係留されている両艦の反対側に就役を間近にひかえた"ひゅうが"が見えるのだが、まあそれはそれ。

"さみだれ"は"むらさめ"型、"さざなみ"は"たかなみ"型で、いちおう別のタイプではあるのだが準同型艦といってよく、特に後ろからみるとほとんど見分けがつかない。こちらの写真で見比べてくださいな。ちなみに第8護衛隊にはもう1隻所属していて、"さみだれ"と同型の"いなづま"(DD-105)は今回お留守番。

派遣戦力2隻という数がどういう判断から導き出されたものなのか三十一にはうかがい知ることができないが、護衛艦だけ送り出すということは、インド洋に派遣されている海自補給艦の支援を受けるのは前提なのだろうなあ。そもそも、すでにアラビア海近辺に派遣されているアフガン支援部隊と区別すること自体にあまり意味がない。「3隻で1任務(アフガン)+2隻で1任務(ソマリア)」と、「5隻で2任務」はこの場合等号で結ぶことができない。後者のほうがなにかと融通が利くのはちょっと考えればわかることだ。しかし日本の馬鹿なマスコミが些末な原則論をふりかざしてヤイヤイ言うのが今から目に浮かぶ。何しろアフガン向けに使う油とイラク向けに使う油を区別しろとほざく連中だからなあ。

現時点では、既存法に根拠を持つ海上警備行動に基づいて派遣されるのだが、いずれ海賊対策法が提出されることになっている。「人類の公敵」とされる海賊を処罰する根拠となる法がこれまで存在しなかったこと自体、この国のズレっぷりを示している。国際法で求められている責務にこれまでそっぽを向いてきたってことだからねえ。

3/15追記:

第8護衛隊には"きりしま"(DD-174, 7250t)も所属してましたね。Wiki がふっかつして初めて気づきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月13日 (金)

知ることと感じることのギャップ

普段よく読んでいる blog だが、今日の記事は特に興味深い。

科学への抵抗感についてのレビュー論文 Bloom and Weisberg[2007] (1) (忘却からの帰還)

リンク先のふたつの図を見てほしい。曲がった管からボールが飛び出したときに、そのボールの描く軌跡は A B どちらになるだろうか。
中学校の理科で習う「慣性の法則」を知っているなら、A が正しいとわかるはずだ。しかしそれでも、感覚的に B のほうがもっともらしいと思えてしまう。「科学の子」をめざし、「神」を信じず「エネルギー保存則」を信じる三十一でさえ、A には違和感を感じてしまう。

ちょうど、と言うべきかどうか、こちらでは「面倒なので科学的根拠をいちいち考えず、もっぱら直感に頼っていてそれで人生うまくいく」と放言する人物が登場。

報道ステーションでホメオパシー (kikulog)

三十一の経験では、経験の裏打ちのない「直感」は単なるあてずっぽうにすぎず、しかも理屈に合わないことがほとんど。しかしそういう人に限って根拠のない自信に満ちているので始末に悪い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

7人のサムライ

右の柱にリンクを追加してみました。

どれのことか探してみて、というのも不親切なので記事のタイトルにヒントを隠してあります。発足当時は4人だったのにねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月12日 (木)

一本でもニンジン

3月14日のダイヤ改正を目前に控えて、姿を消す列車を紹介するニュースが目につくようになった。今朝のNHKでも、「富士」と「ムーンライトえちご」を紹介していた。

その中で気になったのは、列車を「1台」と呼んでいたことだ。いくら本業ではない記者の説明とは言え、「正しい日本語」の総元締めともいうべき国営放送で列車を「1台」と数えるのは違和感がある。
列車を「1台」と呼んでいるのを聞いたのは実は初めてではない。最初に気づいたのはもうずいぶん前、地下鉄のホームでアナウンスが「無理せず1台お待ち下さい」と流していた。車やバスなら1台でもいいが、列車を数えるときは「1本2本」だよなあ。JTB時刻表のダイヤ改正案内でも「東京-新大阪間の"のぞみ"が1時間最大9本に」と記載されている。

列車は一般に複数の車両をつらねた長い編成で運行されている。そういう場合は「台」より「本」のほうが似つかわしいと言えるが、実際には1両編成の「列車」も少なくない。そういう場合は「1台」でいいと言われそうだが、そうはいかない。
列車を「本」で数えるのは、ダイヤグラム上1本の列車を1本の「スジ」で表すからだという説もあるのだ。この場合、単行だろうと17両編成だろうとダイヤグラム上はどちらも「1本の」列車だ。

「列車を1本2本で数えよう」運動、鋭意推進中。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月11日 (水)

上に立つハコ

こちらの記事へのコメントでもいただいたが、一部のマスコミで次期陸上幕僚長の名前が報じられているらしい。ネットで探してもみたが、名の知れたマスコミではこれしか見つからなかった。

日本防衛省高層人事調整 折木良一将出任統合幕僚長 (共同網 Story)

中国語版の共同通信だが、日本語の記事がみあたらない。

次期陸上幕僚長は、現中部方面総監の火箱芳文陸将(防大18期)だとのことである。三十一が考えていた東部方面総監・泉陸将は現職で勇退となる。
三十一は格上の東部方面総監のほうが陸幕長に近いと考えていたが、考えようによっては東部方面総監や北部方面総監は「あがり」のポストに向いているとも言える。海自で横須賀地方総監や自衛艦隊司令官からの海幕長就任が少なく、意外に佐世保地方総監あたりからの就任が多いのも同じ事情だ。

3月24日の陸幕長交代に絡む人事では、特に陸自でそれなりの規模の異動が行なわれるだろう。18期の火箱陸将の陸幕長就任にともない、同期の泉一成・東方総監と宗像久男・東北方総監が勇退する。火箱・現中方総監とあわせて5方面隊のうち3つで方面総監のポストがあく。君塚栄治・防大幹事(20期)、関口泰一・陸幕副長(20期)、角南俊彦・第6師団長(19期)あたりが候補になるかなあ。

海自では、このタイミングで海幕長と同期の17期生がいっせいに勇退する可能性がある。海幕長同期が現役として残っている現状は異例で、この機会に"正常化"させようという意識が働くかもしれない。具体的には半田謙二郎・横総監、小林正男・潜艦隊司令官、加藤保・佐総監、泉徹・自艦隊司令官などである。

空自は予想が難しいが、永田久雄・総隊司令官(17期)の勇退があるかもしれない。そうなれば候補は織田邦男・支集団司令官(18期)か、あるいは一気に岩崎茂・空幕副長(19期)に世代交代するか。

まだシステムダウンは続いているのであまり信用しないでください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月10日 (火)

「とらドラ8/7/9/10」

シリーズも完結したところで、まとめて紹介。

タイトルとリンクの順番がおかしいと思うかもしれないが、これはこれで正しいのだ。この順番は三十一が読んだ順番である。
もちろん本人はきちんと刊行順に読むつもりだったのだが、8巻を入手して読み始め、「なんだか話がよく見えないなあ」と思いながら最後まで読んでしまい、その後7巻を見つけて読み始めてみると明らかに初めて読む内容だった。つまり7巻を飛ばして8巻を読んでしまったのである。それでもそれほど違和感なくストーリーが把握できたのはそれだけ場数を踏んでいたということだろうか。

紆余曲折はあったが結局こういうカップリングになったか。納まるところに納まったと言えなくもないのだが、三十一としてはどうにも納得がいかないのである。三十一的には大河よりも実乃梨のほうが気に入っていたということもあるのだが。
アニメのほうもそろそろ佳境だが、同じ結果になるのかあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 9日 (月)

決まっていたことが決まっただけのこと

去年の11月の段階ですでに三十一は断言していた

統合幕僚長に折木氏 (時事ドットコム)
統幕長に折木陸将内定 (DSI 日米国防組織情報)

17日の閣議で了承され、24日付で発令されるという。折木陸将は三代目の統合幕僚長になる。昨年11月に田母神空将が論文問題で失脚したときから、候補は折木陸将以外にあり得なかった。だからこのニュースによって得られる新しい情報は時期の問題だけである。

むしろ流動的なのは折木陸将の後任となる陸上幕僚長。候補者は泉一成・東方総監か火箱芳文・中方総監でほぼきまり。どちらがなってもそれほど無理な人事ではないが、東方総監である泉陸将のほうが一歩リードというのが三十一の予想。

個人 Wiki が死んでいるので、溜め込んだ情報にアクセスできずこの程度の予測しかできない。憮然。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年3月 8日 (日)

「幕末の将軍」

去年の大河ドラマでちょうどこのあたりをやってましたね、そういえば。

幕末の政局の中で鋭い対立を生んだ論点はいくつかあるが、徳川将軍家に直接かかわる対立点のひとつが、よく知られた十三代将軍家定の後継者だ。
"年長・賢明"の一橋慶喜を推す一橋派に対し、"近親"の紀伊慶福(のち家茂)を推す南紀派の対立は、巷間「開明派vs守旧派」とみなされているが、ことはそう単純ではない。当時の政治制度において、血統のしめす意味はけして小さくない。権威の、そして正統性の源泉を血統に求める意識は非常に強固であった。

初代徳川将軍・家康から秀忠、家光と続く嫡系子孫は七代にして絶え、紀伊家の吉宗が八代将軍として本家をついだ。以後の将軍のほぼすべては吉宗の子孫である。これ以後は吉宗の子孫が「正統」とみなされることになる。吉宗のあとは家重、家治とついで、その後は吉宗の曾孫にあたる家斉が十一代将軍となる。家斉は半世紀にわたり将軍職にあり、寛政・あるいは文化文政といった爛熟をもたらして幕府の最盛期と後年みなされるようになった。また、あまたの子女を親藩やときには外様大名家のあととりとし、水戸藩以外の御三家御三卿がほとんどすべて家斉の子孫でしめられることとなった。

その、家斉の子孫を受け入れず頼房以来の血統を固守してきた水戸家の出身なのが慶喜である。慶喜の父である烈公斉昭も(家斉をみならったのか)子だくさんで、同じように他家に養子に送り込まれた。しかしいくら水戸家の御曹司といえども、将軍後継となり得る御三卿をつぐことになったのは破格の取り扱いだった。これには、将軍の勘気をこうむって天保15(1844)年に隠居謹慎を命じられた斉昭の復権という事情も絡んでいたらしい。しかしこのとき(弘化4年/1847年)慶喜が一橋家をついだことが20年後の十五代将軍就任につながった。さもなくば水戸家の七男坊として部屋住みの身をかこつことになるか、あるいはどこかの大名家の養子に押し込まれて幕末の政局に翻弄されることになるかがせいぜいであったろう。

つまり、1858年という段階で家斉の孫、家定のいとこという「由緒正しい」血統の持ち主である紀伊慶福をさしおいて、家康の十代の子孫という世間でいうならまったく赤の他人としか言えない程度の血縁でしかない慶喜を後継とするのは、まったく無理であった。家定自身が慶喜を嫌っていたこともあり、慶喜が後継となる見込みは実はまったくなかったのである。

慶応2年、家茂が21歳で死亡したとき、まず後継として挙げられたのは田安家の幼主亀之助であった。田安亀之助は将軍家斉の弟にあたる田安斉匡の孫である。吉宗から見ると五代の子孫にあたる。つまり、水戸家出身の慶喜などよりもよほど近い血統だったのだ。しかし家茂が死んだのが長州征討の真っ最中でもあり、朝幕関係が混迷を極めるなか、それまで将軍後見職として幕政の中核にあった慶喜が跡目をつぐのはやむを得ない成り行きだった。

結局、慶喜は在職1年あまりで大政奉還、将軍職を辞する。任官から辞職までのあいだ一貫して上方にあり、将軍として江戸城に入ったことはなかった。鳥羽伏見の戦いに敗れて江戸に帰った慶喜はすでに将軍の地位を失った単なる徳川家当主でしかなかった。やがて慶喜は新政府軍の征討をうけて隠居謹慎することになる。徳川家の家督は本来の筋目と言うべき田安亀之助がついだ。のちの徳川家達である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

隅田川の金太郎

金太郎と言えば EH500 ですね。けしてサラリーマンではないのですよ。

別にこれまで EH500 を見たことがないわけではない。北海道への行き帰り、津軽海峡線ではたびたびすれ違うし、東北線筋では三十一はもっぱら EH500 を探していると言っても過言ではない。去年の秋には弘前でも目撃した。

しかし、日常の中の期待していなかった状態で突然見かけると驚く一方で嬉しくなる。今日は秋葉原に出かける途中、南千住から三河島に向かう常磐線快速電車の中で EH500 牽引のコンテナ列車とすれ違った。常磐線の本線ではなく、田端方面から隅田川貨物駅に向かう線路である。北から隅田川に向かう貨物列車だろう。夕方5時半すぎだ。

常磐線では EF65 や EF81 はよくみかけるが、EH500 を目撃したのは初めてだ。もっとも、近頃では EF210 をときどき見るようになった。明らかに以前より頻度が増えている。知る限り東北方面から常磐線を経由する急行貨物列車はないはずで、そのせいか EH500 はこのあたりでは見かけなかった。今後、EH500 であるとか、あるいは EF510 への置き換えが進めばこのあたりでももっと見かけるようになるのかなあ。
貨物列車の近代化は喜ばしいことではあるんだけど、一抹の寂しさを感じるのも三十一の正直な気持ちだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 6日 (金)

すり抜けられなかったザルの穴

代休で会社を休む。それなりに予定していたこともあったのだが、朝から強い雨で結局でかけるタイミングがなかった。雨の中わざわざでかけるほどの用でもないし。

なんとなくテレビをつけたらちょうど国会中継をやっていたのでそのまま見る。正直言って、下手な昼メロやらバラエティー番組よりもよほど面白い。当人たちはいたって真面目なのだろうがけっこう笑えますよ。

今日のネタは参議院予算委員会。各党代表質問のうち与党代表の質問は出来レースなので適当に聞き流すとして、野党が出てくると俄然面白くなる。特に面白かったのは共産党の質問だ。
もちろん三十一は共産党という政党を支持しない。だが共産主義者は唯物主義で理屈っぽいので追求が理詰めで、しかも政治宣伝を重視するので見せ方がうまい。例の西松建設献金問題を追及するときに、わざわざ総務省の役人に「新政治研究会」の住所を報告させ、次に国土交通省の役人に「西松建設」の本社住所を報告させ、「同じですね」と言わせる演出はちょっとあざといが。

小沢一郎自身がいみじくも自ら暴露していたように、企業からの献金であれば政党支部で受け取り、それ以外の団体または個人からの献金であれば政治資金管理団体で受け取りさえすればいい、というのでは事実上企業からの献金は野放しと言える。まさに「カネの出所によって右のポケットに入れるか左のポケットに入れるかの違いでしかない」(小池晃・参議院議員-共産党)。

要するに現在の政治資金規正法はまったくのザル法だということだ。そのザルの穴ではなく網の部分になんとかひっかけようとしたのが東京地検だったということかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 5日 (木)

ボキャブラ○国

"ef" というアニメがある。昨年10月から1クール放送されていたのだが、三十一が受信できるチャンネルでは放送していなかった。今年に入ってMXで放送が始まったので見ているのだが、オープニングのバックで流れるドイツ語の文章を見て愕然とした。

全然わからないー。

何がいけないって、根本的にボキャブラリーが足りてないのだ。そりゃあ、辞書をひけば意味はわかるだろうけど、とても追いつかない。

そこで、辞書に挙げられている「最重要語」約650語の体得プロジェクト発動。とりあえず単語だけは全部PCに入力した。それだけで3日かかった。1日2時間くらいずつだけど。

今度、単語帳でも買ってこようかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 4日 (水)

さよならラッセル

次の土曜日に、長野県飯山線の飯山駅でラッセル車の展示がある。

飯山線開通80周年記念 さよならラッセル車両展示 (PDF、JR東日本)

行けるものなら行きたいと思っていたんだが、その日は仕事の関係で遠出ができないんだよなあ。最近知ったもので、八方手を尽くして調整したが結局調整がつかなかった。諦めるしかない。誰か三十一の代わりに見てきてくださいな。

飯山線で使われていたラッセル車は、本来は簡易線用の汎用機関車として作られたDD16ディーゼル機関車にラッセル前頭車を追加したDD16形300番台車だ。地球温暖化の影響だかなんだか、最近は雪の量が少なくなる傾向があり、大出力の除雪用機関車の出番は年々減ってきている。DD16もそろそろ経年が進んで順次廃車されているが、後継の補充はより簡易なモーターカーとなり、除雪用機関車の新規開発は望み薄だ。

こうしてまたひとつ味のある車両が姿を消していく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 3日 (火)

春一番の予感

風がふくんじゃないかなあ。"解散風"という風が。

民主・小沢代表の秘書逮捕 (asahi.com)

どう転んでもあと半年以内に総選挙がやってくる。
政府与党からすれば「やりたくないけどやらざるを得ない」総選挙をやるタイミングが非常に重要になってくる。来年度予算の年度内成立はすでに確定しているので、年度がかわった4月以降には解散の阻害要因はかなり小さくなる。

そこへ降って湧いたような最大のライバルの失策である。この機を逃さずできるだけ早いタイミングで勝負に出るべき、という空気が生まれてくるのは避けられまい。

本当に「降って湧いた」事件なのかというのは疑問なしとしないけどね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

「キハ47物語」

国鉄ディーゼル四部作の完結編。順に急行形(キハ58物語)、機関車(DD51物語)、特急形(キハ82物語)と来て、最後は一般形でシメ。

いきなりだが、一般形ディーゼル車の代表としてなぜ「キハ47」をタイトルに使ったのかなあ。前3作と同世代の一般形ディーゼル車と言えばやっぱり「キハ20」ではなかろうかと思うんだけど、あまりに地味だからかなあ。キハ47だってそれほど大きな分量を割いて記述しているわけじゃない。
個人的には戦前のガソリン動車や、初期のディーゼル動車の記述が興味深かったなあ。

巻末に四部作を通した索引付き。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 2日 (月)

システムはなぜダウンするのか

システムがダウンするのは、たいていの場合余計なことをしたからだ。

実は今、三十一が個人的に運用しているサーバーの MySQL が稼働しなくなっている。サービスとしては起動しているのだが、接続できないのだ。
そのおかげで Wiki が全面ダウンしている。いまだ原因不明。

フットボール・シーズンが終わって暇になると余計なことをしたくなる。Wiki 以外の新しい Web アプリをサーバーに乗せようとして、新たにソフトをインストールしたら失敗し、以後挙動が怪しくなったので再起動をしているうちにこの状況に陥った。
問題の MySQL は XAMMP に組み込まれていたもので、あまり意識せず導入されていたものを Wiki からアクセスして使っていただけなので、ほとんど勉強していなかった。勉強をサボってきたツケがここにきて回ってきたということだろう。
入れ直したほうが早いかなあ。データさえ救えるならそうしたいところだが。それができるかどうかもこれから勉強。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 1日 (日)

2月の打ち上げ

1月が少なかった分、というわけでもないだろうが、2月は多かった。8回(うち失敗1回)。

2日 18:35GMT、セムナン(イラン)、サフィール1(Omid)

6日 10:22GMT、ヴァンデンバーグ(アメリカ)、デルタ7000(NOAA-19)

10日 05:49GMT、バイコヌール(カザフスタン/ロシア)、ソユーズU(プログレスM-66)

11日 00:03GMT、バイコヌール(カザフスタン/ロシア)、プロトン(Express AM-44、Express MD-1)

12日 22:09GMT、クールー(仏領ギニア)、アリアン5(NSS-9、HotBird 10、SPIRALE-A、SPIRALE-B)

24日 09:55GMT、ヴァンデンバーグ(アメリカ)、トーラスXL(OCO)、失敗

26日 18:29GMT、バイコヌール(カザフスタン/ロシア)、ゼニット2SLB(Telstar 11N)

28日 04:10GMT、バイコヌール(カザフスタン/ロシア)、プロトン(Cosmos 2450 Raduga)

注目は何と言っても、2日のイランによる人工衛星打ち上げ。イランはソビエト/ロシア、アメリカ、フランス、日本、中国、イギリス、インド、イスラエルに続いて10番目の人工衛星を自力で打ち上げた国となった。ブラジルも北朝鮮も先を越された。
イランと北朝鮮は核開発で協力関係にあると言われている。ロケット開発でも協力関係にあると考えられる。北朝鮮での実験結果はイランに伝えられている可能性が高いし、イランの実績も北朝鮮の参考になるだろう。最近、北朝鮮がロケット打ち上げを予定していると取りざたされているのは、イランのこうした動向も関連していると考えられているからだ。
北朝鮮は自称2機目の人工衛星打ち上げを近いうちに試みるだろう。「自称」というのは、1998年8月にすでに人工衛星「光明星1号」を成功裏に打ち上げた、と主張しているからだ。この打ち上げは実際には失敗した。米軍をはじめとする軌道上の物体を追跡しているいずれの機関も該当する物体の存在を確認できていないことから失敗したことは間違いない。なお日本では(日本だけで)この事件は北朝鮮の弾道ミサイル実験だと解釈されている。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

「世界の歴史9・大モンゴルの時代」

かつてモンゴルは単に文明の破壊者で一時的に旧世界の大半を征服したもののたちまち分裂してしまった徒花と見られていたものだが、現代では洋の東西をひとつの権威のもとに統一した世界史的意義が評価されてきている。モンゴルの征服によって初めて「世界史」が始まった、とさえ言われている。それまであったのは「世界史」ではなく「各国史」の集合でしかなかった、というのだ。

この本もその論調に乗ってモンゴルを世界史的観点から評価している。
ただ、第一部と第二部で筆者が違うのはいいのだが、用語が統一されておらず違和感がある。同一人物(と思うのだが)を第一部では「オゴデイ」と書き、第二部で「ウゲデイ」と表記する。ことに第一部の筆者は「一般に流布している発音は西洋経由のものでとても信用できないから原語史料にあたるべし」と主張しているので、言ってることとやってることが違うと言いたくなる。

第一部の筆者である杉山はモンゴルを非常に高く評価している。何でもローマと言う某S女史を思い起こさせる。それにしても、これまでの中国史学者に対してあまりに攻撃的でないかと思う。論調を批判するのはいいが、人格攻撃一歩手前ではないかと感じるような物言いが繰り返し現れる。ここまで極端だとかえって共感しづらい。支持を増やすという目的のためには逆効果ではないかなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »