« 知ることと感じることのギャップ | トップページ | 三十一はふっかつのじゅもんをとなえた »

2009年3月14日 (土)

"さみだれ"と"さざなみ"は後ろ姿で区別がつかない

タイトルは使い回しです

ソマリア沖の海賊に対して海上警備行動が発令され、第8護衛隊から護衛艦"さみだれ"(DD-106, 4400t)と"さざなみ"(DD-113, 4650t)が派遣されることになり、今日の午後出航した。何よりもまず、任務を完遂しての無事帰還を祈る。

注目のニュースなのであちこちで報じられているがとりあえずこのくらいリンクを張っておこう。

海自護衛艦、ソマリア沖へ出航 (asahi.com)
海賊対策で海警行動発令 (DSI 日米国防組織情報 HOT TOPICS)

asahi.com に掲載されていた空撮写真で、串刺し係留されている両艦の反対側に就役を間近にひかえた"ひゅうが"が見えるのだが、まあそれはそれ。

"さみだれ"は"むらさめ"型、"さざなみ"は"たかなみ"型で、いちおう別のタイプではあるのだが準同型艦といってよく、特に後ろからみるとほとんど見分けがつかない。こちらの写真で見比べてくださいな。ちなみに第8護衛隊にはもう1隻所属していて、"さみだれ"と同型の"いなづま"(DD-105)は今回お留守番。

派遣戦力2隻という数がどういう判断から導き出されたものなのか三十一にはうかがい知ることができないが、護衛艦だけ送り出すということは、インド洋に派遣されている海自補給艦の支援を受けるのは前提なのだろうなあ。そもそも、すでにアラビア海近辺に派遣されているアフガン支援部隊と区別すること自体にあまり意味がない。「3隻で1任務(アフガン)+2隻で1任務(ソマリア)」と、「5隻で2任務」はこの場合等号で結ぶことができない。後者のほうがなにかと融通が利くのはちょっと考えればわかることだ。しかし日本の馬鹿なマスコミが些末な原則論をふりかざしてヤイヤイ言うのが今から目に浮かぶ。何しろアフガン向けに使う油とイラク向けに使う油を区別しろとほざく連中だからなあ。

現時点では、既存法に根拠を持つ海上警備行動に基づいて派遣されるのだが、いずれ海賊対策法が提出されることになっている。「人類の公敵」とされる海賊を処罰する根拠となる法がこれまで存在しなかったこと自体、この国のズレっぷりを示している。国際法で求められている責務にこれまでそっぽを向いてきたってことだからねえ。

3/15追記:

第8護衛隊には"きりしま"(DD-174, 7250t)も所属してましたね。Wiki がふっかつして初めて気づきました。

|

« 知ることと感じることのギャップ | トップページ | 三十一はふっかつのじゅもんをとなえた »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/196234/44346944

この記事へのトラックバック一覧です: "さみだれ"と"さざなみ"は後ろ姿で区別がつかない:

« 知ることと感じることのギャップ | トップページ | 三十一はふっかつのじゅもんをとなえた »