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2009年6月23日 (火)

211番目にして最後

今から64年前の今日6月23日は、日本陸海軍を通じて211番目にして最後の大将が昇進した日。実際には後日6月23日にさかのぼって発令されているのだが。昇進と言ってもちっとも目出度い話ではない。

陸海軍70年の歴史の中で、陸軍134名、海軍77名の大将が生まれたわけだが、果たしてこれが多いのか少ないのか。アメリカ軍なんかは200年以上の歴史をもつが、ごく限られた大功を挙げた軍人以外でも、平常時から大将という階級が与えられるようになったのはせいぜいこの100年にもなっていない。その間に米陸軍だけで約200名の大将が生まれている。ペースだけなら日本とそれほど変わらない。アメリカでは陸海軍のほかに空軍や海兵隊、沿岸警備隊でも大将が任命されているので総数はずっと多くなるけれどね。

話を元に戻そう。
沖縄戦では日本の第32軍司令官牛島中将、アメリカの第10軍司令官バックナー中将を筆頭に敵味方あわせて無慮数十万の人命が失われた。しかし、8年にわたって戦場となった中国大陸、6年間戦いが続いたヨーロッパ、4年間に数百万の兵士が激戦を繰り広げたロシアと比べて飛び抜けて悲惨か。なんなら半年にわたって日米が激突したフィリピン、あるいは日英の最前線となったビルマと比較してもいい。
要するにこういう比較はあまり意味がないし、「それを言うならウチだって」という反応も引き起こしかねない。意味があるとしたら、国内政治の観点からかなあ。

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