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2009年6月 4日 (木)

科学は人類を不幸にしたか

ちょっと前までなら「仮にも新聞記者が」と思ったかもしれないが、今となっては「新聞記者の言いそうなことだ」と思うような記事。

発信箱:むなしい科学 (毎日.jp)

三十一が知ったのはこの blog から。

"天然"かもしれない (忘却からの帰還)

化学物質と無縁の生活が不可能なように、科学の成果とまったく無縁の生活は難しい。結論を言ってしまうと、科学によって人類は恩恵を受け、かつ問題を抱え込んだ。それでも総体として利点のほうが大きいからこそ、科学の進歩は続いたのだろう。

かなり前、科学の功罪について議論をしたことがあった。
そのとき「医学の発達で死亡率が下がり、農業の発達で飢えることがほとんどなくなったのは科学の功績だ」と言うと、相手は「『科学』と言われて医学や農業は思い浮かばなかった」と答えた。

そうかもしれない。
科学というと最先端の電子機器や遺伝子操作や原子力をまず思い浮かべるのだろう。だが科学の恩恵はもっと広く深い。だからこそその影響も広く深いのだ。

はてぶのコメントにもあったけれど、もし科学と完全に無縁の生活を送っていたならどうなっただろう。毎年風邪をひいていた三十一は、現代の目から見れば何でもないような風邪できっと大人にもなれずに死んでいた可能性が高い。そうでなくても、身体の丈夫でない三十一は食料を確保できずに野垂れ死んでいただろう。三十一が今ここにこうしていることこそが科学の恩恵だ。中にはそれを「科学の罪だ」と思う存在もいるかもしれないが。

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コメント

 三十一提督様、
 ご無沙汰しております。「参拾壱頁」時代からのファンです。
 久しぶりにのぞいてみたら、いつぞやの科学の功罪の議論に関する記述があったので、うれしくなって衝動的に書き込んでいます。
 あのときは確かハイデッガーのシュピーゲル対談をネタに盛り上がったと記憶しております。なつかしい思い出です。
 もう随分お会いしていませんが、そのうち一緒にお食事でもしましょう。

投稿: Tod | 2009年6月 5日 (金) 14時29分

お久しぶりです。

ひょっとしたら本人が読んでいるかもしれないと思いつつ、まさかそんなこともないだろうと考えていたのですが、見つかってしまいましたか。

そのうちまた会って話したいですね。

投稿: admiral31 | 2009年6月 6日 (土) 21時18分

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