« なくなって初めて気づく | トップページ | 金田伊功が・・・ »

2009年7月23日 (木)

かいき大作戦

日食ネタでもうひとつ。

現代中国語では、皆既日食のことを「日全食」と言うらしい。わかりやすいっちゃわかりやすいな。
皆既日食の「皆既」がどこから来たかというと、ご多分に漏れず中国の古典である。歴史書「春秋」の桓公三年(紀元前709年)に以下のように記されているのが、おそらくもっとも古い例だろう。

秋七月壬辰朔、日有食之、既。

注釈に「既、尽也。日全食也」とある。部分日食なら単に「日有食之」とのみ記され、「既」はつかない。この日食は、紀元前709年7月17日に該当するらしい。

余談だが、旧暦(太陽太陰暦)では、日食は必ず1日に起きる。この例では7月1日だ。旧暦月の第一日(朔)の定義が、太陽と月の赤経が一致した瞬間を含む暦日とされているので当然なのだが。

|

« なくなって初めて気づく | トップページ | 金田伊功が・・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/196234/45714725

この記事へのトラックバック一覧です: かいき大作戦:

« なくなって初めて気づく | トップページ | 金田伊功が・・・ »