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2009年8月27日 (木)

「宇宙へ。」

宇宙へ。オフィシャルサイト

今日、会社帰りに見てきました。

厳しいことを言うと、だいぶ話を端折ってるしNASAにとって良いことしか触れていない。対抗相手であるソ連についてまったく(本当にまったく)触れていないので、なぜあの時期にああいう作業が行われたのかわかりにくい。さすがにアポロ1号、チャレンジャー、コロンビアの事故には触れないわけにいかなかったのかちゃんと取り上げられているけど、どれも「悲劇を乗り越えて前進」みたいなニュアンスで描写されている。

ダイジェストとしてアメリカの有人飛行を概観するにはいいだろう。

しかし、日本語版に特有のことかもしれないがナレーションがちょっとうっとうしい。また、エンディングロールにかぶせて「夢」だの「希望」だのといった三十一の大嫌いな単語をちりばめたJ-POPが流されていて興醒め。
いずれ DVD なり Blu-ray Disc なりが出るだろうが、オリジナル版が手に入るならそちらが欲しいと思った。英語の字幕さえあれば不自由しないだろう。

当時の実写映像をふんだんに使っているので、むしろ初心者にはいいかもしれない。

ちょっと話がずれるが、ラスト近くで「宇宙の神秘」みたいなナレーションがあったとき思ったことがある。三十一にとって宇宙は神秘的というよりむしろ「物理法則がむき出しで支配している場」という印象がある。地球環境ももちろん物理法則が支配している場であることは一緒だが、いろいろな要素(地球自身の重力とか、大気/海の存在)があってシンプルな物理法則が見えにくくなっている。それと比べて宇宙空間でのいろいろな物体のふるまいは、地球人にとって違和感を感じさせるものだろう。その違和感を「神秘」ととるか単に環境の違いと見るか。それは「未知」の現象の理由を超自然に求めるか、あくまで自然法則に求めるかという立ち位置の違いだ。もちろん三十一は後者でありたいと思う。

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