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2009年10月15日 (木)

Thunderbirds are GO!!

今日はちょっと早起きして、荷物を札幌駅のコインロッカーに放り込み8時前の快速エアポートに乗り込む。通勤客とは逆方向だが、それなりに混んでいたのでデッキに立つ。30分ほど乗って千歳駅で下車。南千歳でも新千歳空港でもなく千歳駅でおりたのは、こういう理由があったのだ。

広報・イベント情報 / 千歳基地 サンダーバーズ情報 (航空自衛隊)

知っている人にはいまさら言うまでもない、サンダーバーズはアメリカ空軍のアクロバットチームだ。ブルーインパルスの米空軍版というか、実はブルーインパルスがサンダーバーズの航空自衛隊版なのだが。おとといだったか、札幌駅でポスターを見かけて今日飛行展示があることを初めて知った。その筋の雑誌などではずいぶん話題になってたらしいのだが、まったく気にしていなかった。せっかく北海道にいるので観に行けるものなら行こうとそのとき思ったのだ。
シャトルバスで基地に向かう。平日のわりには人が集まっているなあ。基地のはずれのシャトルバス降り場からエプロンに歩く。最初に目に入るのはなぜか航空救難団のU-125とUH-60J。その奥の人だかりのしているところがサンダーバーズのF-16だろう。ここはエプロンの北の端なので、サンダーバーズの南側に回り込む。写真が逆光にならないようにだ。

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久しぶりの航空祭なのだが、だいたい見慣れた風景だ。招待客用の雛壇、飲食物とグッズの出店、簡易トイレの行列、そして銀箱を抱えフライトジャケットを着込んだマニアと、ピクニック気分でレジャーシートを広げる地元民。今回のイベントが普通の航空祭と異なるのは、サンダーバーズのためだけに場所が用意され時間が与えられたということで、いわばサンダーバーズのワンマンショー。タイムスケジュールも、8時開場、10時30分グラウンドセレモニー開始、11時フライト開始、13時30分終了というコンパクトなもの。これはフライトが終わったら一斉に帰る観客で混雑するんだろうなあと今から覚悟を決める。
基本的には機体の整備とグラウンドクルーは米軍、会場の設営と案内・警備は空自の担当となっているらしい。サンダーバーズのサポートスタッフは機材一式をC-17輸送機に積んでチームに随伴しているのは知られたことで、右手はるかにそのC-17らしいものが見える。牽引車も米軍が持ち込んだものらしく、サンダーバーズと同じ塗装が施されているが、それだけでは不足するようで空自の牽引車を米側チームが運転していた。荷物運びに使っていたのだが、荷物の積み卸しがアメリカ人らしい"がさつ"さで、空自の牽引車整備担当者が見たら眉をひそめるのではないかと思った。感心したのは、観客の前にJBLの大型スピーカーをずらりと並べてナレーションがちゃんと聞こえるように配慮されていること。さすがエンターテインメントの国。ブルーインパルスのナレーションは音が割れててよく聞こえないことがあるからなあ。

まだ少し時間があるので、模擬店を物色して戻って来たらすでにウォークダウンは済んでしまってパイロットは乗り込んでいた。やがてタクシーから離陸。今回はちゃんとしたカメラも持っていないし、写真はプロに任せてできるだけ自分の目で見ることにしようと考える。あいにく雲は多いがシーリング(雲高)は高いので高さのある演技も問題ないだろう。予定されていた演目のうちいくつかはキャンセルされたようだが、大技も含めて堪能できた。馬力のあるF-16Cだけあって、力強い迫力のある演技だったと思う。最近、アクロバット業界(なんてものがあるかどうか知らないが)では小型で小回りの効く機体を使ったきめの細かい演技が主流らしい。日本のT-4ブルーインパルスもその流れだ。ここで演技の内容を詳しく説明することはしないし、しても虚しいだけだ。現物を見るか、ビデオでも買って見るのが吉。

案の定、演技が終わると大半の観客がぞろぞろと帰り始める。帰りのシャトルバスは長蛇の列だが、車両を多めに用意したのか割と進みが早い。並んでいる間に雨がぽつりぽつりと降って来たかと思ったら急に強くなった。一応折りたたみの傘を持って来てはいたのだが、混雑していたので濡れるに任せる。フライト中に降らなくてよかったと思っているうちに小降りになった。

千歳駅から札幌方面行きの快速エアポートに乗って札幌に向かう。本来の乗客である千歳空港利用客と、航空祭帰りの観客がまざって非常な混雑。新札幌まで来たところで面倒になって列車を降りて地下鉄に乗り換えることにする。このまま乗ってたほうが早く着くのはわかってるんだけど、ちょっとお試しということで。当然のことながら、地下鉄なので景色は見えず面白くもなんともない。ただ座ってゆっくり本が読めた。大通で南北線に乗り換え札幌駅へ。

今夜は釧路に宿をとっているので、一番近いスーパーおおぞらで東に向かう。指定席のほうが自由席よりもよいシートを使っているらしいので、この機会に指定席をとってみよう。座席指定を受け、荷物をコインロッカーから回収してホームへ。今回初めてのキハ283系だ。シートは確かに自由席よりも豪華だ。特に大きな頭もたれがついていて寝るのにはちょうどいい。隣の席ははじめ空いていたが、南千歳から乗り込んできた。あ、指定席だと隣が煙草のみだった場合に逃げられないんだった。もちろん禁煙なんだけど、服についた臭いだけで気分が悪くなるんだよなあ。本当に気分が悪くなったら自由席に逃げるしかないけど、結局ほとんどの区間を寝て過ごしてしまった。石勝線区間はほとんど寝てしまい、気がついたら新得。帯広を過ぎ、十勝川を渡るころには外は真っ暗。あとの残り区間は本を読んで過ごす。まあこの区間も何度目かわからないからなあ。明日は自由席にして窓際に座ろう。

今日の旅程:
札幌(0750)→千歳(0819) 3860M
千歳(1241)→新札幌(1302) 3885M
新さっぽろ→大通 札幌地下鉄東西線
大通→さっぽろ 札幌地下鉄南北線
札幌(1420)→釧路(1814) 4007D

10/16追記:
書くの忘れていたけれど、サンダーバーズの公開で待ち時間とか演技のBGMに音楽をかけていた。はじめのうちは空自で選曲したものをかけていたらしい、というのは初音ミクとかまじっていたので。フライトの少し前くらいからはサンダーバーズのほうで選んだ曲がかかっていたようだ。ちょっと気になったのでできるだけ注意して聞いていたのだが、やはりというか何と言うか、意地でもケニー・ロギンスの "Danger Zone" はかけるつもりはないようだ。普通の人には映画「トップガン」でおなじみだろう。日本のブルーインパルスでBGMに流されたりすることはあるけど、たぶんサンダーバーズのBGMに流されることは絶対にないだろう。なぜかというと、サンダーバーズは米空軍で、「トップガン」は米海軍だからだ。

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