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2009年12月31日 (木)

妖怪人間ベネラ

タイトルに深い意味はありません。

カタログでは「マーキュリー宇宙船とアリアン5再版」とあった「宇宙の傑作機」シリーズだが、実際に行ってみるとそこにあったのは「ベネラ惑星探査機」だった。
あてが外れたことは確かだが、小学生か中学生のころにソ連の宇宙探査機の物語を読んで胸躍らせた三十一にとってはそれほど落胆はなく、むしろ「あたり」感があった。まだ読んでる途中だけど、あのころの興奮を再生できる予感がして期待大。
隣では"オタキング"岡田斗司夫がスペースを出していた。初めて実物を見ましたよ。買わなかったけどさ。

少しメカミリ系を見てまわったけど、結局テツ関係のものは何も買わず、宇宙もの少しとあとミリタリー系をいくつか。ゲンブンマガジンとか。
今年の千歳で目撃したサンダーバーズの DVD を売っていたところがあって、それも買う。総火演もあったらしいが売り切れで残念。夏コミで再版する予定だとのことなので、気がむいたらまた行こう。こうしてどんどん深みにはまって行くのかなあ。しかし、三十一もかつて一度総火演を実見したことがあるが、あれは生身で体験しないとねえ。

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2009年12月29日 (火)

明日は我が身

今日、昼休みに飯を食うため駅前まで出たところ、"ゆりかもめ"から降りてきたとおぼしきグループを目撃。そのうちひとりは手に特徴的な紙袋を提げていた。

ああ、今日は一日目か

そうやって考えると、彼女らは腐女子のみなさんかな。なんとなく生暖かい目で見てしまう三十一がそこにいた。
まあもっとも、三十一も駅まで出たついでに少しまとまった現金を、しかも小銭でおろして来たりしているので人のことを言えないのだが。帰りにはSuicaにチャージして行こうと思ってみたりしたのも、同じ理由である。

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2009年12月28日 (月)

「日本の歴史16・天下泰平」

この巻では、元和偃武以降17世紀いっぱいを対象としている。「天下泰平」と題している通り、戦国最後の戦争である大坂の陣終結後に筆を起こし、元禄の泰平の時代に擱筆している。
元和偃武直後は、まだ戦時体制を色濃く残していた。そもそも、徳川家による政権獲得と幕府による全国支配は戦時編制をその基礎としていた。だが「世襲の将軍」による天下支配を軌道に乗せるためには、いつまでも戦時体制ではいられない。形式的にはこの戦時体制は幕府があるかぎり続いていたが、実際にはかなり変質していた。
この変質のひとつのきっかけとなったのが、家光親政期に起こった「寛永飢饉」である。この飢饉に対応するために、幕府と各大名家では民政重視にシフトした。幕府から預かった領民を飢えによって殺すのは「将軍への不忠」という考えが大名の中から出てくる。いっぽう、幕府のほうでも非常事態を名目にして幕領と大名領を通して普遍的に法を施行する「天下仕置」を既成事実化した。これは、これまでの封建的な制度からはコペルニクス的な考え方の転換と言える。将軍と各大名は君臣関係ではあるものの、家臣に与えた土地の仕置きには口出ししないのが本来の関係であった。たとえ主君であっても内政干渉は許されなかったのである。
いっぽう、ほぼ同じ時期に九州では島原の乱が起きている。これを単純なキリシタンの蜂起と見るのはすでに過去のもので、本来は農村一揆にキリシタン信仰が結びついたものだったらしい。しかし幕府はこれを「キリシタンの反乱」と単純化して遮二無二鎮圧にかかった。このとき、鎮圧の総指揮官である松平信綱は、「歴戦の武士と"土民"を引き替えにするのも妙なもの」として攻撃側の損害をできるだけ少なくする作戦をとった。この作戦は最終的には功を焦る参加部隊の抜け駆けにより台無しになったが、反乱民のこもった原城を攻め落とした幕府軍は、反乱民を皆殺しにした。
国元の家臣に対して「領民をひとりたりとも飢えさせてはならぬ」と叱責した老中と、反乱軍を一人残らず皆殺しにした幕府軍の行動は矛盾しているようでいて実は首尾一貫している。つまり、領民を生かすのも殺すのも支配階級である武士の責任ということで、「領民を飢えさせるな」と言った老中は、同時に「法度に背く輩は撫で切りにせよ」と厳命している。かつて日本史の教科書に必ず掲載されていた「慶安の御触書」は、いまでは慶安年間に実際に発せられたものなのか、そもそも法度として御触書の形で発せられたことがあったのかどうかも疑問視されているそうだが、武士階級が「あるべき姿」を規定する責任を一手にひきうけていたことのひとつの現れであろう。

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2009年12月27日 (日)

「世界の歴史22 近代ヨーロッパの情熱と苦悩」


今をさること四半世紀前、三十一が高校生だったころに社会の授業で選択していたのは世界史だった。はじめのうちは教科書通りに授業がすすめられていたのだが、2学期が始まってしばらくしてこのままでは到底最後までたどりつきそうもないことに気づいた教師がやおら「2学期の残りはフランス革命をやります」と宣言し、その宣言通り2学期の残りはフランス革命だけをとりあげてみっちり授業した。そして冬休み明けの3学期最初の授業で「3学期はロシア革命をやります」と宣言し、その通り3学期すべてを使ってロシア革命をやった。もともと三十一は歴史ものは好きで歴史の成績も悪くはなかったのだが、この「革命シリーズ」は面白く受けることができてテストのできもよかったことを覚えている。

フランス革命は18世紀末に起こり、ロシア革命は20世紀はじめに起きている。このふたつの革命がヨーロッパを変えたことは間違いないが、ではその間の19世紀は革命のない平穏な時代だったかといえば全然そんなことはなく、19世紀こそが革命の世紀であったといってよい。この世紀の革命の震源地は疑いなくパリで、1815年にナポレオン戦争が終結してからも1830年の7月革命、1848年の2月革命、そして1870年のパリコミューンと革命あるいは革命的騒乱が起こり、その騒乱はドイツやイタリア、オーストリア、ポーランドなどに飛び火する。この種の革命と無縁でいられたヨーロッパ国家はイギリスくらいなものだ。

なぜこの時代が革命の世紀になったかと言えば、産業革命によって資本家ブルジョワ階級と労働者階級が大きな勢力になってきたことが影響している。それまでの土地所有領主層と広範な農民層という単純な社会構造では抱えきれなくなったこれらの階級矛盾を包含するための社会構造を構築するためには、矛盾が問題を引き起こすことを認識する必要があった。19世紀の革命の多くはブルジョワ階級が実権を確保する結果に終わり労働者階級は利用された感があるが、それでも労働者の存在をいつまでも無視してはいられないという認識は皆がもったことだろう。社会主義運動や労働運動が形作られるのもこの時代だ。
19世紀ヨーロッパの積み残した問題が20世紀に世界を巻きこんだ戦争の原因となり、その影響は今に至っている。

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2009年12月24日 (木)

ステキなクリスマスプレゼントをありがとう

テレビで放映が予定されている今週のゲームのうち半分以上を見終わったので、そろそろ試合結果を確認しておくかと公式サイトに行ってみたら、我がデンヴァーブロンコスは、地元の試合でありながら同地区のオークランドに 19-20 という一点差で負けてくれた。

なんてことしてくれるんだ。

来週は敵地でのフィラデルフィア戦が待っているというのに、格下のしかも同地区チームに地元で負けてどうする。強いチームに競り勝ったりするわりに、こういう確実にとらなきゃいけないゲームで取りこぼしたりするのが近年の我がデンヴァーのよくない傾向だ。
スタッツを見ると、相手のパスはほとんど出ていない。途中でQBが変わっていたりする。しかしRB陣に200ヤード以上走られて加点された。いっぽう我がデンヴァーのパスはそこそこ出たものの、ラッシュがほとんど出ていない。結局この試合とれたTDはひとつだけ。あとはFGを積み重ねて19点まで積み上げたが、ついに逃げ切られた。

AFCのワイルドカード争いは激戦で、15週を終えた時点で8勝6敗が我がデンヴァーとボルチモアの2チーム、さらに7勝7敗でマイアミ、NYジェッツ、ピッツバーグ、ジャクソンヴィル、テネシー、ヒューストンと7チームがひしめいている。この中でプレーオフに出られるのは2チームだけ。うっかりするとまた去年の二の舞になるぞ。

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2009年12月23日 (水)

お客様はカミサマです

防衛省「支払い義務ない」 ヘリ発注中止、富士重に回答 (asahi.com)
富士重、防衛省提訴へ ヘリ発注中止をめぐり (asahi.com)

陸上自衛隊の各方面隊に1個ずつ、合計5個の対戦車ヘリコプター隊に配備されている現有のAH-1Sを置き換える目的で60機あまりを調達する予定だったAHー64Dだが、生産元のボーイングでの生産中止もあって10機で調達が中止されたことはすでに記事にした

日本側でライセンス生産を担当する富士重工は、ボーイングに支払ったライセンス料を60機それぞれに分割してコスト回収するはずだったのが、肝心のAH-64Dが10機しか売れなかったために回収の目処が立たなくなってしまった。買い手の防衛省のほうでは、「60機分の契約をしたわけではなく、契約は単年度ごとにするものだから支払う義務はない」としているという。
普通の商取引でいうなら、それは確かにその通りだ。投資は売り手側の判断でするものであり、目論見よりも製品が売れなかったからと言って買い手に売り上げを保証しろというのは理屈にあわない。
しかしそれも普通の売り手、普通の買い手、普通の製品の場合の話。武器輸出禁止を国是とする日本では、AH-64Dを買ってくれるお客様は国(防衛省)しかない。ほかの製品であれば別の販路を開拓するなどの企業努力もやりようがあるが、富士重にしてみれば国が買ってくれなければお手上げなのである。現有のAH-1S置き換え目的で所要数60、という見込みには十分な蓋然性があるし、これまでこんな半端な形で調達をやめた前例はなかった。

仮に今回、国が「個々の契約」という立場を押し通すなら、企業側もそれに応じた対応を迫られることになるだろう。つまり、いつ調達を打ち切られるかわからない製品の投資コストはできるだけ早く回収しようという意識が働くことは充分考えられる。もともと調達初年度の単価は高くなりがちなものだが、これからはますます初年度単価が高騰し、そのために初年度調達数が少なくおさえられ、結果としてさらに初年度単価が高騰するという悪循環に陥る、というシナリオは杞憂だろうか。万一これが杞憂でなかったとしたら、継続的安定的な防衛装備の調達は困難になりかねない。

このままでは防衛省自身が防衛産業を破壊しかねない。さもなきゃ、武器輸出を解禁して販路拡大を許容するかだ。米ロ中あたりは別として、ヨーロッパで戦闘機などの高価な装備の共同開発が進んでいるのは、調達数を確保して開発コストを価格に薄く広く反映させることにひとつの主眼がある。いっぽうで、例えばブラジルあたりの中進工業国で軽練習機の開発が盛んに行われているのは、最初から輸出してコスト回収することを見込んでいる。日本の防衛産業は究極的には顧客が1社だけで、しかもマーケットの拡大はあり得ないという資本主義経済とはまったく違うメカニズムで動いている。納税者としては何か考えなくちゃいけない時期に来ているのではなかろうか。

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2009年12月22日 (火)

Shanahan goes to Washington?

Denver Broncos の twitter によると、前 HC の Mike Shanahan が Washington Redskins の来季の HC に就任する可能性が出てきた、とのこと。

まだ現 HC の Jim Zorn がクビになったとも何とも報じられてないようだが - NFL.com を見られないので確認できていないのだが - 試合結果をうっかり見てしまわないように - Washington は Oakland に次いで HC が安定しないチームで、三十一がもし Shanahan だったら誘われても行かないけどなあ。辛抱の足りないオーナーの下で働く苦労は、すでに Oakland で経験したじゃないか。

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「ブラインドサイド」


Eli Manning って、ミシシッピ大だったっけ。

この本の主役は、今年 Baltimore Ravens にドラフト1巡(全体23位)で入団した OT Michael Oher。チームのプロフィールを見ると体重 309ポンドということなので、少し絞った感じがある。読んでいる途中、本人のプレーを見てみたくて Baltimore の試合を再生して少し注目してみたけれど、まだちょっとプロに慣れていないようにも見えた。もっとも、三十一もそれほど OT のプレイに詳しいわけではないので正確なところはなんとも言えない。

Lawrence Taylor のスピードパスラッシュはフットボールに革命を起こしたと言われる。残念ながら三十一は LT のプレーを実際に見たことはないのだが、DL のラッシュの成否が試合の帰趨を決めるシーンは何度も見てきた。彼らは LT の後継者だ。そして DL と対戦するのは、QB のブラインドサイド(背中側)を守るオフェンスライン・左タックルの役割である。パスラッシャーの脅威はそれに引きずられるように左タックルの価値も高めた。それまで各ポジションの中でオフェンスラインの給料は最低レベルだったが、ついには QB と肩を並べ、場合によっては上回るようになった。それだけ左タックルとして必要な資質(身長体重、腕の長さ、手の大きさ、そして俊敏性など)を満たした人材は貴重だということだ。

"正しい資質"(ライト・スタッフ)を持った選手を手に入れるために、カレッジの、あるいはプロのコーチは全米(場合によっては国外も)をさまよう。こうして見出されたのが、南部の都市メンフィスのスラムでホームレス生活をしていた Michael Oher だった。ほとんどまともに学校にも通ったこともない彼が、周囲の支援によって高校を卒業し、NCAA Division I のミシシッピ大に入学し、最終的には NFL に入団するというサクセスストーリーということだけど、実のところ本当の主役は彼を引き取って面倒を見た Tuohy 家の主婦 Leigh Anne であろう。

確かに面白い本で、特にアメリカンフットボールもしくはアメリカのスポーツにある程度の知識がある人にはお勧め。知識がない人には、ちょっととっつきにくいかもしれない。

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2009年12月20日 (日)

お出かけの前にトイレに行っておこうね

たまたまニュースを見ているとソユーズ・ロケットのCGが現れ何かと思ったら、野口宇宙飛行士が明日バイコヌールからソユーズに乗って国際宇宙ステーション(ISS)に向け打ち上げられるとか。そういやもうそろそろでしたか。あんま日付を気にしてなかったよ。

Soyuz spacecraft ready to launch new station residents (spaceflightnow.com)
↑トップ記事なのでしばらくしたら違う内容になってると思います。

来年にはスペースシャトルの退役が決まっていて、少なくとも当分の間はISSへの人員の輸送帰還はソユーズに頼らざるを得ない。現在3名が定員のソユーズTMAを改良して定員を増やす計画もあるらしいが、いつできあがるかはわからない。
この状況を改善するための方策のひとつが、先月打ち上げられたMRM-2である。

これまでISSには、ソユーズがドッキングできるポートがふたつしかなかった。このポートは、人員輸送/帰還のためのソユーズと、物資輸送のためのプログレス共用である。現時点でのISSでの常時滞在人数は3名。万一の際にいつでも緊急帰還できるよう、ポートのひとつには常にソユーズ宇宙船がドッキングされている。空いているポートはひとつである。ここには物資輸送のためのプログレス宇宙船や半年に一度の交替要員を運んでくる新らしいソユーズ宇宙船がドッキングするので、緊急帰還用の救命ボートとなるソユーズはひとつしか準備できない。つまり、常時滞在人数は3名より多くできないのである。

新しいモジュールMRM-2は、追加のドッキング・ポートを提供し、ひいてはポート運用の柔軟性を高めるとともに、結果として常時滞在人数の増加を可能にした。日本の宇宙飛行士が長期滞在メンバーに潜り込むことができたのはそのおかげだと考えていいだろう。

今や40年以上の実績を誇るソユーズ宇宙船は、すでに伝統を築き上げている。郷に入っては郷に従え、野口飛行士もその伝統に従うことになるだろう。そのひとつに、宿舎から発射台にバスで向かう途中で行なう「独特のげんかつぎ」(NHK)がある。NHKの記者ははっきり説明しなかったが、要するに途中で一度バスを降りて並んで立ち小便をするというものだ。その筋では有名な話なんだけど、勇気あるマスコミの誰かがストレートに聞いてみてくれないですかね、本当にやったかどうか。

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2009年12月19日 (土)

紅白宴中声一点

時事ネタというにはあまりに古いネタなんだけど、今年のうちの話だからよしとしよう。

某国営放送が大晦日の夜に放送する赤白歌番組に、声優として初めて水樹奈々が出演することになったとか。「若い人に人気の声優」ということらしいが、単に若い人に人気の声優なら他にもいくらでもいるし、要するに某国営放送お気に入りということなのだろう。一応歌手として出るということなので、歌唱力も多少考慮されたかもしれない。

ただ三十一の個人的な好みで話をするならば、演技は器用だし声質もはっきりしていて色々な役に合うことは認めるが、どうせなら桑島法子のほうが好みだ。歌もうまいということになってるが、三十一の中ではかつての國府田マリ子と並んで「自分で歌がうまいと思っている」歌手に分類されている。勝手な思いこみなので真面目に怒らないでください。

某国営放送が年末赤白歌番組に出演させるからには、ある程度広い支持があると見込んだのかもしれない。また中には、これを機会に声優の一般認知を期待する向きもあるだろうが、おそらくそれは無理だ。これからの時代は、国民的な人気を得るようなアイドルが君臨するのではなく、それぞれがそれぞれの信仰の対象を持ち、しかし隣人の信仰対象については何ひとつ知らない、という状態が普通になるだろう。そういうマスのマーケットは過去のものとなった。

糞意地の悪い三十一は、もう何年も年末赤白歌番組を観ていないにもかかわらず、水樹奈々が登場したときに某国営放送ホールに集った善男善女がどんな当惑の表情を浮かべるかを確認するためだけに、久しぶりに年末にチャンネルを合わせてみようかと思っているのである。

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2009年12月17日 (木)

ゲーム差2、残り3

半ば覚悟していたことだが、我がデンヴァーは宿敵(と一方的に思っている)インディアナポリスに敵地で敗れ、地区首位のサンディエゴはダラスに勝ってゲーム差は2となった。正直かなりデンヴァーの地区優勝は厳しくなった。ただし、残り3試合の組み合わせを見てみると我がデンヴァーは順にオークランド、@フィラデルフィア、そしてKCと少なくとも2勝は計算できそうだ。これを落とすようならプレイオフに出ても勝ち目はない。いっぽうのサンディエゴは同じく順にシンシナティ、@テネシー、そしてワシントンとなっていて楽勝と言えるのはワシントンくらいで、あとはそう簡単に勝てる相手ではない。うっかり3連敗でもしようものなら我がデンヴァーにも逆転の芽が出てくる。まあこれくらいの夢は見させてくださいな。

冷静に考えると、ワイルドカードのできたら5位を狙うのが現実的で、そのためには勝ちを積み重ねるしかない。AFCでは東地区が星のつぶし合いをしているので、ここからワイルドカードが1チーム出てくるとしても、勝ち星はそれほど伸びない可能性が高い。デンヴァーが5位に滑り込むのは充分あり得ると思う。そしたらプレーオフ1週目は第4シードとの対戦か。東地区のニューイングランドあたりが来そうだなあ。

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2009年12月16日 (水)

習近平普天間

習近平・中国国家副主席が来日するというニュースをネタに、次世代の北京事情について考察してみようかなどとぼんやり考えていたら、本人とは全然関係ないところで話題になってしまった。
習近平副主席と陛下の会見を宮内庁に要求したところ、陛下の負担軽減のために会見を希望する際には1月以上前に調整すること、という内規に触れるとしていったん断われたものを、「中国は重要だから」という理由で首相が指示して会見をねじ込んだという騒動だ。
自民党はこれを「陛下の政治利用だ」として批判しているが、確かにそう言われても仕方のない部分がある。もちろん何事にも例外というのはあって、首相の判断によって例外的に会見されるということもあり得るのかもしれない。しかしその責任は首相と内閣が負わなければいけない。「中国を『重要』と判断すること自体が政治的判断だ」という自民党の言っていることはまさにその通りで、本来(儀礼的ではあっても)すべて平等であるはずの国家間の外交に「重みづけ」を与えるのは政治である。
三十一が仕事をしている中でも「例外対応」というのはしばしばあることで、それは責任ある立場の人間がその責任で判断することだから部下としてはそれに従うだけである。ただし、もともと「例外」であったはずの対応がいつのまにか事実上例外でなくなってしまうこともまたよくあることなのである。
もし今後、同じように直前になって「陛下と会見したい」と言ってきた国があったとして、それを断ったときに「どうして中国はよくて我が国はダメなんですか」と聞かれたら何と答えるのだろうか。「貴国は日本にとって中国ほど重要ではないからです」と正直に言うのかね。まあそれならそれでもいいけど、それで何か起きたとしたらその責任は内閣にあるんだけど、鳩山さんと小沢さんはその覚悟はあるのかなあ。さもなくば、今後その手の要請を断り切れずに1月ルールが骨抜きになってそれで陛下の玉体に障りでもあったとしたら、鳩山さんと小沢さんはその責任はとれるのかなあ。

このニュースと同じ日に伝わってきたニュースとして、連立3党の首脳会談の結果、沖縄普天間の米軍基地移転問題について、「年内に結論は決めず、今後継続検討するが期限は切らない」という方針を合意したという。正直この「方針」なるものには開いた口がふさがらないとしか言いようがない。日本の国際的信用を失墜させること甚だしい。これまでもいい加減失墜していたと思うのだが、政権交代があって多少なりとも国内外にあった期待感が、その反動として失望感に変わってしまっても不思議ではない。

どうも今の政権は、これまでの自民党政権と「違う」ということを強調するのに血道を上げるあまり、実効性や一貫性というものを軽視しているように思える。パフォーマンスに振り回されて苦労するのは国民であることを忘れてもらっては困る。
何年か経って、民主党が自民党かあるいは他の政党に政権を明け渡すことになったとき(それは民主党自身が証明してみせたようにあり得ることであるし、なくてはいけないことである)、「それは前政権の負の遺産だから我が政権は知ったことではない」と言われないようにしてもらいたい。

老婆心ながらひとつアドバイスするなら、今の政権にとってガンは社民党である。どうしてたかだか数パーセントの得票率しか得ていない政党の意見を後生大事に聞かなくてはいけないのか、多くの国民は納得できない気持ちでいるのではなかろうか。今の政権から社民党を切り捨てれば、野党である自民党と個々の政策で合意できることはたくさんあるだろう。参議院では少数与党となるが、野党の意見のうち取り入れられるものは取り入れて、それぞれの案件について是々非々で対応していけばよい。それは、民主党が野党であった「ねじれ国会」時期に主張していたことではないだろうか。しかし民主党は、小沢主導のもとひたすら解散総選挙を求める対決姿勢に終始してそういう「少数与党と野党の協議による政策形成」という道をふさいでしまった。そのせいで政策的に隔たりの大きい、単に「反自民」という以外に共通点のない社民党を与党に抱え込まなければならなくなってしまった。自業自得だが、これもまた迷惑するのは国民なのだよ。

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2009年12月14日 (月)

時間列車を乗り過ごした漢(おとこ)

ついこないだまで実時間よりも遅れた時間世界を生きてきて実時間に追いつこうと駆け足で時間を進めていたのが習慣になってしまったのか、ようやく追いついた今となってもどうしても先へ先へと進んでしまう。

先週、第13週の試合はだいたいテレビで放映される端から順番に観ることができたのだが、試合当日に公式サイトで結果を全部見てしまったせいで、正直なところ観ていてそんなに面白いと思わなくなってしまった。もちろん初めて観る下手なドラマなんかよりももっとずっと面白いのだけどね。要するに時間の流れが早い、しかし基準時間より遅い位置にあった世界で暮らしていた三十一は、基準時間に追いついたときに本来の世界にうまく乗り換えることができずにいわば乗り過ごした形になっていた。
ここで意識して元の時間に戻さなければいけない。それにはやや忍耐を必要とする。しかし後にやってくる楽しみのためにこの苦行に耐えなければいけない。

つまり、テレビで試合を観るまでネットで結果を調べるのは待とうというだけのことだけど。

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2009年12月13日 (日)

冬コミ2日目西れ1

勝手に宣伝。

三十一が冬コミにサークル参加すると思った人がいるかもしれないが三十一にはそんな元気はない。

遅ればせながら、昨日冬コミのカタログを手に入れて探してみると、「宇宙の傑作機」シリーズを発行している「風虎通信」が「マーキュリー宇宙船」を出す予定だという。また、「アリアン5」を再版予定だとか。

幸か不幸か、2日目と言えば30日、会社は休み(前日まで仕事だけど)。行けてしまうではないか。夏コミの経験から、昼過ぎくらいに行けば高望みをしないかぎりそれほど無理ではないということがわかってしまったので、きっと行くことになるでしょう。どうせまたメカミリくらいしか回らないけど。

ところで、「西れ1」ってことは壁サークルの仲間入りですか。出世したものだ。

さらに余談だが、カタログの表紙裏にガガガ文庫の広告が載っていて、それによると「人類は衰退しました」の5巻が1月16日発売だそうな。鬼が笑うような話だが楽しみ。

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2009年12月11日 (金)

「世界の歴史14 ムガル帝国から英領インドへ」


タイトルでは「ムガル帝国から」とあるが、実際にはその数世紀前、ムスリムのインド亜大陸侵入から筆を起こしている。この時代以降の歴史は外来で支配層のムスリムと、在来のヒンドゥーの綱引きが基本軸をなす。
ムスリムの皇帝が勢力を増すと在地のヒンドゥー領主層は皇帝に従属してその封を受け、皇帝が衰えると自立を図り出すという繰り返しだ。Amazon のレビューで「人名を羅列しただけの第一部は退屈」とあるが、三十一は特に退屈とは思わなかったけれど、なじみのない(三十一にとって)区別しづらい人名や地名がたくさん出てきて読み進めるのに非常に苦労したのは確かだ。

さてインドと言えばカースト制度が思い浮かぶが、古い時代の因習と思われがちなカースト制度が厳密に確立したのは実は意外に新しい。この手の「因習」の成立が意外に近い時代の産物であるという事例は、さまざまな地域の歴史を渉猟しているとよくあることで、それほど意外にも思わなかったが、新旧と善悪をほとんど一致させて考えているような人々はこういう事実を知ったらどう思うだろう。もっとも、この手の人々は緻密な歴史評価なんかはどうでもいいんだろうけど。

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並行時間世界からの帰還

なんだか古典SFの題名みたいなタイトルになったけど、10月の旅行以来三十一の時間は実世界よりもだいぶ遅れていたのだが、この週末についに時間軸を一致させることができた。要するに撮りためたNFLのビデオをようやく消化して、その週の試合をその週のうちに見ることができるようになったということなのだけどね。

わがデンヴァーは同地区のKCと戦って快勝。しかし首位を行くサンディエゴも勝ってゲーム差は1と変わらず。直接対決はすでに終わってしまっていて、1勝1敗と互角なので、純粋に勝率勝負になる。地区内対決もサンディエゴはすでに終了し、他のチームには取りこぼしはない。デンヴァーはまだあとふたつ地区内の試合を残しているので、これを取りこぼさないのが絶対条件だ。あとはできるだけ勝ちを積み上げていく間にサンディエゴが負けて落ちてくるのを待つしかない。なかなか厳しい状況だ。

鍵になるのは来週のインディアナポリス戦。これは正直かなり分が悪い。敵地だしね。万一これに勝って残り4試合を3勝1敗で行ける見込みが立てば希望が出てくる。いっぽうのサンディエゴは来週の敵地でのダラス戦、そしてホームながら再来週のシンシナティ戦が鍵だ。ダラスのQBロモに頑張ってもらって、気落ちしたチームは翌週も落とす、というシナリオが現実になればいいなあと妄想してみる。

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2009年12月 7日 (月)

「日本の歴史15 織豊政権と江戸幕府」


"織豊政権"とひとくくりにされがちだが、実はその性格はだいぶ違う。
織田信長はその末期に信濃から播磨までひろがった領国に最高権力者として君臨した。柴田勝家も羽柴秀吉も前田利家も、信長にとっては単なる爪牙に過ぎなかった。本能寺の変のあと、織田政権の実権を握った秀吉ははじめ信長の路線を継承しようとしたが、小牧長久手戦役で徳川家康を服属させることに失敗したことをひとつの契機として、構造の異なる政権を構築することを余儀なくされた。

信長は官位にそれほど重きを置いていなかったようで、右大臣に昇進してまもなく辞官して家督を嫡子信忠に譲った。散位前右府として無官というわけではないが、朝廷から「太政大臣か関白か(征夷大)将軍」を勧められても黙殺した信長は、天下統一後に改めて適当な官職につくつもりだったのではなどと言われるがもはや推測するしかない。
いっぽうの秀吉は、小牧長久手戦役後に官位の昇進を重ねついに臣下として最高の地位である関白につく。天皇の代理たる関白の資格で秀吉が発したのが武力闘争を禁じた"惣無事令"である。天皇の権威をタテに武力闘争を停止させて現状を維持し、各地の大名の連合政権を樹立した上で秀吉がその第一人者として統制する、というのが秀吉政権である。もちろんそこには秀吉の武力が背景にあるにしても、信長のように相手をたたきつぶして直接支配下に置く、という方法とはまったく行き方が違う。秀吉政権末期の五大老のうち、毛利輝元、上杉景勝はもともと秀吉政権外部の大名で外様。宇喜多秀家は信長秀吉交替期に毛利から離反して秀吉についた。前田利家はもと織田政権下での同僚。そして徳川家康は信長の同盟者であって、もと信長の家臣であった秀吉からみれば格上である。この顔ぶれからも、秀吉政権が有力大名の寄り合い所帯であったことが見てとれる。

実は江戸幕府もこの構造(有力大名の寄り合い所帯)を引き継いだ。しかし徳川氏は何代かをかけてこの構造を維持したまま内容を換骨奪胎することに成功し、将軍独裁を確立する。

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2009年12月 5日 (土)

ギョーカイのジョーシキ

先日、会社のほうから「健康診断に行ってこい」というお達しがあったので"不健康診断"に行ってきた。結果は言わぬが華だろう。

聴力検査に入ったとき、担当の看護師さんがヘッドホンを示して

赤いほうが右になります。

そのセリフを聞いた瞬間、三十一は頭の中で

アカは左だろう。

とツッコンだ。

もちろん"アカ"には思想上の左翼という意味もあるのだが(差別用語じゃないよね)、飛行機の翼端灯や、船舶の航法灯も左側が赤(右が緑・・・だったかな)で、思想でも航空法あるいは海上衝突予防法でも「左翼はアカ」と覚えておけばいい。

とは言え、思想上の左翼はともかく航空機や船舶を自分で運航する機会というのは一般にはそれほど多くなく、どちらかというと家庭のオーディオで結線するケーブルのほうが馴染み深いに違いない。ステレオオーディオケーブルは右が赤、左は白であり、三十一はこれを「オーディオケーブルは普通と逆」と覚えている。

オーディオに関係する業界では「赤は右」が常識、飛行機や船舶や国会や地方議会や公安では「赤は左」が常識。いきなり「赤は右?左?」と聞かれたときにどっちを思い浮かべるかでそれぞれがどちらの業界に近いかがわかる。もちろん三十一は後者だったわけだが、それは喜んでいいことなのやら。

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2009年12月 3日 (木)

2009年末のサクラ

そろそろじゃなかろうかと見ていたら、12月7日付の将・将補人事が公表されていた。今年最後のまとまった人事になるだろう。

将に関して言えば小幅で、陸だけとなった。勇退1名、昇進1名、その間で何人かが玉突きで異動している。

まとめると、
柴田幹雄・中央即応集団司令官(19期)=勇退
宮島俊信・統合幕僚学校長(20期)=中央即応集団司令官へ
渡邊隆・第1師団長(21期)=統合幕僚学校長へ
中川義章・中部方面総監部幕僚長(東京大22期相当)=第1師団長へ、陸将補より昇任

U出身の陸将が第1師団長、第2師団長(渡部悦和)と2名ならぶことになる。これはちょっと珍しいのではなかろうか。

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2009年12月 2日 (水)

2009年11月の打ち上げ

先月は9回。

2日、01:50GMT、プレセツク(ロシア)、ロコット(SMOS、Proba-2)
10日、14:22:04GMT、バイコヌール(ロシア/カザフスタン)、ソユーズU(Progress M-MRM2)
12日、02:45GMT、酒泉(中国)、長征2C(実践11-01)
16日、19:28:09GMT、ケープカナベラル(アメリカ)、アトランティス(STS-129)
20日、10:44GMT、プレセツク(ロシア)、ソユーズU(Cosmos 2455)
23日、06:55GMT、ケープカナベラル(アメリカ)、アトラス5(Intelsat 14)
24日、14:19:09GMT、バイコヌール(ロシア/カザフスタン)、プロトンM(Eutelsat W7)
28日、01:21GMT、種子島(日本)、H-IIA(光学情報収集衛星)
30日、21:00GMT、バイコヌール(ロシア/カザフスタン)、ゼニット3SLB(Intelsat 15)

もっぱら話題を集めたのはまずアトランティス、次いでH-IIAによる光学情報収集衛星、そして国際宇宙ステーション(ISS)の最新モジュールとなるMRM-2だろう。

個人的には、Cosmos 2455 が目をひく。コスモスシリーズのご多分に漏れず軍事衛星であることは間違いないのだが、形式が特定されておらずどうも新型らしい。最近ロシアでは軍事衛星のモデルチェンジが進んでいる。それもマイナーチェンジでは済まないフルモデルチェンジだ。spaceflightnow.com では "the satelite could be a next-generation electronic intelligence mission" と推測している。

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2009年12月 1日 (火)

Colts win AFC South.

アメリカで月曜日の夜は日本では火曜の昼間。

さすがにマンデーナイトだけあって、New England @ New Orleans という大注目のカードが組まれていた。チーム力と、あと地元ということもあってちょっと New Orleans 有利かなあと思ってはいたけれど、Half time で New Orleans が大きくリードしていて、そのままリードを守ってホームの New Orleans が勝った。
Game Book を見ると New England で控え QB に Stas がついてたけど、Brady は途中で引っ込んだのかな。

New Orleans は土つかずの11勝。第12週まで無敗のチームが AFC NFC ひとつずつあるというのも珍しいのではないだろうか。そのもうひとつのチームである Indianapolis Colts は AFC 南地区の優勝を早々と決めてしまった。New Orleans と同じく11勝ゼロ敗で、追う Jacksonville は 6勝5敗。仮に残り全試合を全敗と全勝したとしても、地区内の結果で Indianapolis が上を行く。
いっぽう、New Orleans が属する NFC 南地区も、11勝ゼロ敗の New Orleans に対して 6勝5敗の Atlanta という構図は同じだが、New Orleans は地区内の対戦を多く残しているのでひょっとして逆転する確率が理論上ゼロではないということでまだ優勝を決めていない。次週の試合で Atlanta の上を行けば優勝が決まる。

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