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2010年1月27日 (水)

目的が構造を規定する

あまりにもネタが思いつかなかったので、最近発掘されてたまたま開いた NPO Energia の紹介冊子を見て思ったことを書いてみよう。

LKバクテリオファージはよく似ている。

LK は、1970年代のソ連が月着陸のために開発製造した一人乗りの月着陸船で、アメリカで言えばアポロの LM Lunar Module の該当する。
いっぽうでバクテリオファージは細胞壁に "着陸" して感染し、やがて宿主たる細胞を死にいたらしめる。

"着陸" という目的から導かれた構造が期せずして同じような結果を引き出したことになる。だが忘れてはいけないのは、人工物である LK は目的が先にあってそれに適するように構造が定められたのだが、進化の産物であるバクテリオファージは結果的に生残に有利な構造をもつものが生き残ったので、方向性がまるで違う。これは注意しなければいけない。

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