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2010年2月21日 (日)

「よかったね」で済ませていい話ではなかろうに

とっさに女性を仰向け 高円寺駅、奇跡の救命に感謝状 (asahi.com)

以前、新大久保駅で同じような事故があって助けようと線路に降りた人が死亡したときにも書いたことだが、自動車の感覚で電車の前に飛び出すと痛い目(ですめばいいが)を見るので、うっかり線路に降りようとするのはやめておいたほうがいい。

非常停止警報のスイッチは、新大久保駅事故を契機につけられたはずだが、それでは間に合わないタイミングだったそうで、その意味では役に立たなかったらしい。もっともこのスイッチが完全でないことはわかりきっているので、それでもないよりはあったほうがいいに決まっている。

JR東日本も別に手をこまねいているわけではなく、根本的な解決策を計画し進めている。それが山手線で計画されているホームドアの設置だ。新設路線ではかなり普及し始めているホームドアだが、既存路線への設置は費用の問題とそれから運転を継続しながら工事しなければいけないということがあってあまり進んでいない。しかし、車いすの旅客がホームから転落した事故もあり、必要性がだいぶ認識されてきている。山手線の6扉車を4扉車に置き換える作業が最近始まったが、これもホームドア設置に関連している。山手線全駅へのホームドア設置完了は2017年度末の予定。

ここでひとつ提案がある。三十一は前面展望ビデオも好きだが、実車での前面展望も嫌いではない。先日のこと某線の運転席の後ろにはりついて見ていたときに隣でやはり前を見ていた親子連れがいたのだが、ある駅に進入しているシーンを見てその母親が「ああ、ホームの端を歩いている人がいるとすごく怖いねえ。気をつけないといけないねえ」と感想を述べていた。
そこで、電車の運転席に前方展望カメラを設置して、車内のモニターで流してはどうだろう。けっこうみんな見るんではなかろうか。そしてホームの端を歩いていると運転席から見てどんなに怖いかということがわかると、少しは気をつけるようになるかもしれない。まあ何をしても気にしない人は気にしないだろうが、気にする人がちょっとでも増えるだけでも意味はあるだろう。ただしひとつ考慮点があって、非常ブレーキが動作したら映像を切りかえる仕組みを組み込む必要があるだろう。もちろん、「飛び込み」を車内に生中継しないためにである。

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