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2010年3月 3日 (水)

アメリカ海兵隊は普天間撤退の夢を見るか

「辺野古案でなければ海兵隊撤退も」元米国防副次官 (asahi.com)

ま、朝日の見出し付けは信用しないでインタビューそのものを見て各自判断するのが正しかろう。これも「主なやりとり」で抜粋らしいのでどこまで信用できるかわからないが。

普天間めぐる元米国防副次官インタビュー 主なやりとり (asahi.com)

そもそもインタビューの相手はかつて共和党政権下で対日交渉を担当した人物で、どれだけ現在の政権の意向を体しているのかはわからない。しかし、このあたりの感覚はおそらく政権にかかわらず共通だろう。

米国政府は深い失望感を感じている。普天間飛行場の新たな移転先をめぐる議論は、ほぼ全面的に日本の国内政治事情によって支配されているからだ。

オブラートで包んだ物言いをしているが、ストレートに言ってしまえば「家庭内の事情で他人を振り回すな」ということだろう。報道を見るかぎり、日本側は自分の都合ばかりを述べ立てているように見える。「グアムでもいいんじゃないの」なんていう発言はその最たるものだ。
このまま漫然と時がすぎれば、普天間にも残れず他のどこにも行けず、最終的にはグアムなりハワイなり米本土なりに撤退しなくてはいけなくなる。そうしたら某党の某党首は大喜びだろうが、そうなった場合のリスクはあまりに大きい。

忘れてならないのは、失うものは単に軍事的な能力だけではないということだ。日本は、抑止力の基礎となる、同盟の能力と戦略的な連携関係も失うことになるのだ。

どうせ某党の某党首なんかは、某国が万一日本に侵攻してきたら先頭に立って抵抗するなんてことは絶対にないだろう。むしろ先頭に立って相手を招き入れそうだ。そんな某党首の世迷いごとにいつまで日本国民をつきあわせるつもりだろうか。某党首が政権におさまっているという現状だけですでに同盟国の信用を失いつつあるような気がする。

実際のところ、豪州やシンガポール、インド、韓国など地域の各国の方が、今の事態を日本より深刻に受け止めている。驚くべきことだ。

三十一の個人的な感想としては、それほど「驚くべきこと」だとは思えない。日本がそういうことに鈍感なのは別に今に始まったことではないからだ。ただそれは単に意外性がないというだけで、それでいいかというともちろんそういうわけではない。

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