« セトギワのみずほちゃん | トップページ | 2010年5月の打ち上げ »

2010年6月 1日 (火)

国外、県外、市外、町外

社民党の連立離脱と民主党内からの首相批判噴出のおかげで、肝心要の普天間問題が吹っ飛んでしまった感のある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

「最低でも県外」と明言した公約を実現できなかった鳩山首相に非難が集まっているが、三十一からみると「できない約束」をしたのがそもそもの間違いだし、それをうかうかと信じて投票した有権者も責任を免れない。仮に「今後3年間で失業率をゼロにし、実質成長率を10%にする」という公約を掲げた候補者が現れたとして、あなたなら投票しますかね。三十一ならしない。なぜならこの候補者は虚ツキか妄想癖のどちらかでしかないからだ。
もっと時間があれば「県外」も「国外」も可能性なしとしない。だが現実には普天間基地を可及的速やかに全廃するという最優先事項がありそう悠長にしていられるものではない。実際、政府はアメリカに対して当初11月までに工法決定というスケジュールを提示していたのだがアメリカに押されるかたちで8月中決定を飲まされた。11月なんて政権発足からまるまる1年以上も話を先送りされることになるわけで、アメリカが飲めないのも無理はない。だいたい、8月どころか11月だって怪しいものだ。

あえて世論に棹さすようなことを言うなら、三十一は辺野古に基地機能を移すことをまず推進するべきだと思う。
普天間基地のまわりに現に暮らしている人々にとってみれば、目の前の基地がいなくなってくれることが最優先で、行く先が県外か県内かというのはだいぶ優先度が下がるのではなかろうか。政治的にはどこで線をひくかというのは重要だが、当事者にとっては国内か国外か、県外か県内か、市外か市内か、ご町内か隣町かという違いはそんなに重要だろうか。それとも沖縄から見ると県境の外か内かというのはそんなに違って見えるのだろうか。ただひとつ言えることは、「県外」にこだわることで普天間基地の全廃は確実に遅れていくということだ。

長期的に沖縄の基地負担軽減を進めていく必要はもちろんある。しかしそれは半年や1年、あるいは1政権で済む話ではない。もともとの米軍再編計画の合意には10年以上の年月を費やした。これが妥当というわけではないが、計画だけでも数年単位の時間がやはり必要だろう。その場合でも、いまの政権のままでは多分何もきまらない。現地が現政権に決定的な不信を抱いてしまったからだ。三十一からみても、もはや鳩山首相と民主党の公約は何も信用できない。「がんばったけどできませんでした」なんて言い訳はもう御免だ。できる計画を出してきてくれ。

|

« セトギワのみずほちゃん | トップページ | 2010年5月の打ち上げ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/196234/48518884

この記事へのトラックバック一覧です: 国外、県外、市外、町外:

« セトギワのみずほちゃん | トップページ | 2010年5月の打ち上げ »