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2010年6月 9日 (水)

「必中への急降下」


こないだ読んだ本と同じ筆者だが、こっちは海軍。急降下爆撃機だ。

あとがきによると、もともとは日本海軍の艦爆を通史的に記述する予定だったのだが途中で断念したらしい。そのおかげで、艦爆の歴史のうちこれまであまり取り上げられてこなかった揺籃期について詳しく記載されているということになる。九四式艦爆とか九六式艦爆といった複葉艦爆の日中戦争当時の活動記録は貴重だ。一般には太平洋戦争前半の九九艦爆から語られるのが常で、その当時ですら固定脚の洗練されていない機体として評価されていることが多い。三十一ですら九六艦爆の存在は知っていたが実際の活動に触れるのは多分初めてだ。
さほど厚くない本だが、前半は九四/九六艦爆の記事が占める。後半はその他の急降下爆撃に関連するエピソードの集まりだ。その中で三十一が興味深かったのは「東海」に関する最後の章だった。旧日本海軍の軍用機「東海」って、知ってますかね。半端なマニアではわからないだろう。三十一も航空ファン別冊で読んで知っていたが、そうでもなければ知らなかったろう。

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