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2010年6月17日 (木)

1986年の打ち上げ

タイトルは別に間違いではない。

1986年というと、冷戦末期でしかもアメリカのスペースシャトル・チャレンジャーが打ち上げに失敗した年である。三十一は大学生だった。

この年の打ち上げをリストアップしてみたところ、ものすごい傾向が見られた。

Launch Vehicle 順:
1. Soyuz シリーズ (37、うち有人1、失敗1)
2. Tsyklon シリーズ (17、うち失敗1)
3. Kosmos シリーズ (15)
4. Molniya シリーズ (14、うち失敗1)
5. Proton シリーズ (9、うち失敗1)
6. Atlas シリーズ (3)
6. Ariane シリーズ (3、うち失敗1)
8. Zenit シリーズ (2)
8. スペースシャトル (2、うち失敗1、すべて有人)
8. Delta シリーズ (2、うち失敗1)
11. Scout シリーズ (1)
11. N-2 (1)
11. H-1 (1)
11. 長征2 (1)
11. 長征3 (1)
11. Titan シリーズ (1、失敗)

国別にするともっと傾向がはっきりする。

国別:
1. ソ連 (94、うち有人1、失敗4)
2. アメリカ (9、うち有人2、失敗3。有人での失敗1)
3. フランス (3、うち失敗1)
4. 日本 (2)
4. 中国 (2)

1基のロケットで多数の衛星を打ち上げる能力が乏しいとか、衛星自体の寿命が短いとか、ソ連の衛星打ち上げ回数を押しあげている要素はいろいろあり、これまでの衛星打ち上げ回数を積算するとソ連/ロシアはアメリカの倍くらいになるらしい。
しかしそれにしてもこの年は極端だ。年のはじめにチャレンジャーの事故があって、この年のアメリカの宇宙計画はまったく狂ってしまった。タイタンやデルタの打ち上げ失敗もあって、成功数はわずかに6回。これはほとんど1950年代の水準だ。

こんな時代もあったねえ。

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