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2010年12月31日 (金)

"must buy" vs "nice to have"

今年の冬コミの収穫。

Pc130024

なんかもう面倒臭くなって、「宇宙の傑作機」と「世界の射場から」だけ買ってそのまま帰って来てしまった。これ以外の、これまで買ってたサークルには不義理をしてしまうことになった。もっとも向こうはこっちのことなんか知らないだろうけど。
正直、はじめはもうコミケに行くのもやめようかと思ったりもしたのだけれど、このシリーズだけは買い逃せない "must buy" だと自分に鞭打って(物理的にも比喩的にも)重い腰を挙げることにした。

話は変わるが、この秋から冬にかけて三十一にはいろいろと欲しいものがあった。あったのだけど、それはあくまでも「欲しいもの」であって「必要なもの」ではなかった。つまり "nice to have" であって "must buy" ではなかったのだ。なので実はほとんど買っていない。試しにいくつかあげてみると、

・スマホ
興味はあるがメールや電話だけなら今使っている機種で充分。
・デジイチ
今使っているコンデジの調子があまりよくないのも確かだが、デジイチでないと難しいような写真を撮る予定はいまのところない。
・BDレコーダー
BDに保存する需要はない。DVDで充分。見るだけならすでにBDプレーヤーは持っている。ただHDレコーダーは増強したいと思っているが、いまのところなんとかなっている。
・液晶ディスプレイ
現在使っている厚型ディスプレイは場所を喰っていることは確かだが、性能的には満足している。
・CPUの速いPC
ビデオエンコードの時間を短くしたいという願望はある。しかしいまのところ処理必要量に対して処理能力は足りている。

これまで、三十一は "nice to have" は後回しにするいっぽうで "must buy" には出費を惜しまないというポリシーを貫いてきた。そのおかげで三十一が考える「必要なもの」はおおかた揃った。今後状況が変われば、"nice to have" が "must buy" に昇格するかもしれない。なんとなく「次あたりコイツが "must buy" になりそう」という予感はあるが、実際にそのときになってみないとわからない。

で、結局のところ最近 "must buy" として買ったのは、断線してしまった MP3 プレイヤー用イヤホンの買い換えと、PCの保存容量拡大のための2TBハードディスク。

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2010年12月28日 (火)

「武装親衛隊」


実はけっこう前に読み終えた本だが、しばらく感想書きをさぼっていたのだ。

よく考えたら「武装親衛隊」という名称は奇妙なもので、三十一は武装していない親衛隊なるものの存在を知らない。そもそも「親衛隊」は特定の組織を指すものではなく、どこの国に存在しても不思議でない一般名詞なのだが、ミリタリーな文脈ではもっぱらナチスドイツの「Schutzstaffel - SS」を意味する。よく知られているように、1920年代にナチ党の実力組織であった突撃隊(Strumabteilung - SA)が、党首ヒトラーの統制を離れようとしていたのに対して、ヒトラー個人に忠誠を誓う護衛隊として設立されたのが親衛隊であるから、本来はSPのようなもので任務としてはむしろ警察に近かった。しかしこの護衛隊は組織構造として軍隊と同様の構造を採用した。この護衛隊を中核として、あたかも軍隊とみまがう「武装親衛隊 Waffen-SS」が誕生した。

こういう組織の存在は、もともと国家の唯一の武装力であるはずの国防軍の警戒心を刺激しないわけにはいかない。プロイセン陸軍の伝統を色濃く残すドイツ国防軍首脳は、さすがのヒトラーであっても意のままにできない存在だった。結局ヒトラーは、国防軍をはばかってヒムラーが求めるSSの勢力拡大を抑え、戦場においては国防軍の指揮下に置くこととした。だが、ポーランド戦やフランス戦で「ヒトラーに対する絶対的な忠誠」「損害を顧みない勇猛果敢さ」「既存の軍隊の論理にとらわれない行動」で大きな戦果を挙げ、その実績を背景に急速に拡大を始めた。ロシア戦以降、それまで装備面で国防軍の後塵を拝していたSSに対して最新装備が優先して供給されるようになり、精鋭部隊として待遇されるようになった。そのいっぽうで、既存の軍隊がもっていた軍人間の倫理に無頓着なSSは残虐行為を敢えてする部隊として敵味方双方から恐れられ非難された。

戦局が悪化するにつれてヒトラーは自らに忠誠を誓うSSに依存するようになった。特に1944年7月の暗殺未遂事件以降、ヒトラーは国防軍をまったく信用しなくなっており、これまでとは逆に国防軍部隊をSSの指揮下に置くようなことも起きた。しかし本来、親衛隊はあくまでナチ党の組織であって国家の組織ではなかった。明らかな国の組織である国防軍が党の指揮下に入ったことになる。もはや末期症状と言っていいだろう。

さて本の感想だが、内容は盛りだくさんで読み応えはあったが、構成が散漫で読み物としては読みづらい。とはいえ、事典のような使い方をするにしても、特定の項目に簡単にアクセスできるようになっていない。悪い本ではないのだが、最善というわけでもない、といったところか。

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2010年12月22日 (水)

そらのおとしもの2

タイトルは某アニメのパクりである。内容はまったく関係ない。

木更津の空自第1補給処におけるオフィス家具入札談合事案の処分が12月14日に公表された。これをよいタイミングと見たのか、外薗空幕長が24日付で退職することとなり、後任人事が21日の閣議で承認されている。なお同時に第1補給処の直接の上官である空自補給本部長も退職する。

退職<航空幕僚長・外薗健一朗空将(防18)
航空幕僚長<航空総隊司令官・岩崎茂空将(防19)
航空総隊司令官<航空教育集団司令官・片岡晴彦空将(防20)
航空教育集団司令官<西部航空方面隊司令官・小野田治空将(防21)
西部航空方面隊司令官<空幕運用支援情報部長・中島邦祐空将(防23)空将補より昇任

退職<空自補給本部長・山川龍夫空将(防19)
空自補給本部長<技本航空機担当技術開発官・山崎剛美空将(防21)
技本航空機担当技術開発官<西部航空警戒管制団司令・吉岡秀之空将(防22)空将補より昇任

かねてから、現任の折木統合幕僚長(陸将)の後任は空自の番だと言い続けてきたのだがこうなるともう無理。田母神・前空幕長から続けて2代にわたってほぼ確定していた統幕長の座を逃したことになる。まあ、田母神氏については自業自得のところがあるけれども。

次は当然、陸か海ということになるけれども、どちらかというと陸の可能性のほうが高い。順当に行けば来年春頃に火箱統幕長の誕生ということになるだろう。杉本海幕長と同期(防大18期)になってしまうので、もう1年くらい延ばすかもしれない。そうなると杉本統幕長の芽も出てくる。

いずれにせよ、次期陸幕長が取り沙汰されることになるわけだが、統幕長(16期)・陸幕長(18期)を除くと陸自にはすでに19期生以上が残っていない。必然的に20期生が候補になる。該当する陸将は現在6名を数えるが、現実的には関口泰一・東方総監か木崎俊造・西方総監のいずれかに絞られるだろう。

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2010年12月20日 (月)

今シーズン3人目の fire

どこの戦場でのことだったか忘れてしまったが、司令官が下級指揮官に対して指示に従わなければ「クビだ(you would be fired.)」と言ったのを、「おまえを攻撃するぞ」と誤解されて物議をかもした、という逸話がある。"fire" という動詞には「解雇する」とか「解任する」という意味があるのだが、実際のところ三十一にとってはお馴染みの用法である。

実はここのところ、録画したNFLの鑑賞が間に合わずほとんど一週間遅れになってしまっている。そのため、わがデンヴァーの HC がとっくに "fire" されていたことに気づかなかった。12月7日、デンヴァーは3勝9敗と負け越しが確定し、HC Josh McDaniels は2シーズン目の終了を待たずに解雇された。常勝ニューイングランドの OC として鳴らして34才の若さで HC 職に就いた McDaniels だったが、ちょっと空回りしたようだ。
ま、仮に三十一がデンヴァーの GM だったとしてもクビを切るだろう。主張が強いこと自体は悪いことではないのだが、Jay Cutler とか Brandon Marshal といった主力選手と対決して結果として追い出す形になった。また試合の展開を見ても選手の力が足りないというよりは、コーチのゲームメイキングのまずさで負けていることが多い。McDaniels がチーム再建のために明確なヴィジョンをもっていて、今は勝てなくても将来にむけて着実に進んでいくんだ、というふうにも見えない。先の展望が見えない(あるいは見せることができない)現状では、解雇もやむを得ないのではないか。
シーズン残りを率いる暫定ヘッドコーチは RB コーチの Eric Studesville だが、来年のコーチを考えるなら、前から言っているように守備畑のしっかりしたコーチが必要だろう。John Fox あたり狙い目かもしれない。

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2010年12月19日 (日)

「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモトヨーコ1」

また少し更新を休んでしまった。


「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」という、いかにもB級感あふれるタイトルは三十一の気持ちをがっちり掴んでやまないが、しかし残念ながらオリジナルの小説やアニメが出ていた1990年代前半はちょうど三十一がもっとも忙しく、かつもっとも仕事熱心だった時期なので、心の片隅で気にしてはいたものの結局はちゃんと見たことがなかったのだ。
ついでにいうと、ちょうどその時期はコンシューマーゲーム機が普及し始めたころで、その波に乗り損ねた三十一はついにゲームをするという習慣を会得しそこねた。三十一が学生のころにはせいぜいファミコンくらいしか出ていなかったのだ。

そんな恐竜時代の話はともかくとして、要するにゲームをやらない三十一にはよくわからない話がこの本の中に沢山出てくる。まあ懐かしい話も沢山出てくるのだが。

実は三十一はけっこう気にいったようで、なぜそう思ったかというと会社帰りに電車の中で読んでいて乗り過ごしたからだ。武蔵野線で一駅乗り過ごすのは被害甚大ですよ。特に冬の夜にはね。

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2010年12月11日 (土)

ゆくとしくるとし

これまで、今年のNFLについてほとんど触れてこなかった。

そうするとどうしても辛い話題に触れなくてはいけなくなるので無意識に避けていたのかもしれない。しかしここまで来ると逆に無駄な希望を抱かなくて済むようになるので、かえって冷静に話せるような心境になってきた。

わがデンヴァーはここまで3勝9敗、負け越しが決まって地区優勝の可能性はゼロになった。他の地区の星勘定を見るとAFC西地区からワイルドカードによるプレイオフ出場はほぼあり得ないので、もはや目指すのは来年、ということになる。
第13週の試合を見るかぎりでは、守備はかなり機能していたようだし、RBのモレノは非常にいい活躍をしていた。いっぽうでこれまで強力といわれていたパス攻撃がほとんど機能していなかった。そして結局はロースコアゲームを落としたわけだが、このちぐはぐさがいかにも今季のデンヴァーを象徴している。攻撃が機能しているときは守備が崩壊し、パスが出るゲームではランが出ない。攻撃のラン・パスバランス、守備と攻撃のバランスが常に悪い。そこをつかれて負けがこんでいる。基本的にはこれはプレイヤーの問題というよりはコーチングの問題だと思う。ヘッドコーチが若いだけに修正が極端に走って振幅が激しく成りすぎているようだ。守備コーディネーターにしっかりしたベテランが欲しいところだ。

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2010年12月 3日 (金)

2010年11月の打ち上げ

ここのところ、月末ギリギリに打ち上げが入ってきて結果として記載漏れが出るという事態が続いて起きたので、月が変わってから少し様子を見てまとめることにしました。
決して、サボっていたわけではないのですよ?

今月は8件。今年前半のローペースはどこへやら、気がつけば例年のペースに戻ってきた。ちなみに通年で67件になる。多いとはいえないが、少ないわけでもない数だ。

2日 00:59GMT プレセツク(ロシア)、ソユーズ2.1a(Meridian 3)

5日 18:37GMT 太原(中国)、長征4C(風雲3B)

6日 02:20GMT バンデンバーグ(アメリカ)、デルタ2(COSMO 4)

14日 17:29GMT バイコヌール(ロシア/カザフスタン)、プロトン(SkyTerra 1)

20日 01:25GMT コディアク(アメリカ)、マイノトー(STPSat 2、RAX、O/OREOS、FASTSat、FalconSat 5、FASTRAC)

21日 22:58GMT ケープカナベラル(アメリカ)、デルタ4(NROL 32)

24日 16:09GMT 西昌(中国)、長征3A(ChinaSat 20A)

26日 18:39GMT クールー(仏領ギニア)、アリアン5(Intelsat 17、HYLAS-1)

注目はコディアクから打ち上げられた Minotaur。
コディアク島はアラスカ南岸にあり、北極圏に近いという特色から弾道の観測ロケット打ち上げ基地としては知られた存在だが、軌道への打ち上げとしてはそれほどメジャーではない。今回が初めてかと思ったのだが、いろんな記事を見ると 2001年から軌道打ち上げをしていたそうだ。
もともとが空軍基地(レーダーサイト)だったせいか、今回の打ち上げは空軍によるもので、ピギーバックを含む小型衛星6基をいちどに打ち上げた。

今後はこういう打ち上げが増えてくるのかもしれない。軍の打ち上げ基地といえばバンデンバーグがまず思い浮かぶが、ルーチンの打ち上げをバンデンバーグ、試験的な打ち上げはコディアクという棲み分けになるのかなあ。

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