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2011年3月 4日 (金)

ロンメルとモンティ

日本のニュースでは某大佐の動向をあまり報じなくなってきたので CNN とか見て情報を集める今日このごろ。

ニュースを見ているとベンガジとかトリポリとかトブルクとか、そういう地名が頻繁にあらわれるので思わずロンメルとモントゴメリーを思い出したりして。

ロンメルとモントゴメリーのアナロジーで考えると、東部をおさえた反政府派がモントゴメリーで、主に西部を確保している大佐どのがロンメルということになるのかな。実際に勝ったのはモントゴメリーだけど。そんな例えはともかくとして、東部に拠点を築いた反政府派は暫定政府を組織して本格的に大佐と対決する形成だ。これはいよいよ内戦かな。承認された政府とまではいかないまでも、他国から「交戦団体」と認知される可能性は充分にあるだろう。そうなるといろんな場面で戦争法規が適用されることになる。果たしてこれはどっちに有利に働くだろうか。

この内戦(と言ってしまっていいだろう)の行方を決めるのは、ひとつは大佐の資金源だろう。大佐はアラブ系でなくアフリカ系の兵士を主力にしているらしいが、こういった外部から輸入してきた兵士はカネの切れ目が縁の切れ目になる。いつまでカネが続くかどうかだ。カネが続かなくなったらその瞬間に大佐は見捨てられるだろう。また、絶対的な兵力に劣る大佐側は空軍力に頼る部分が大きいが、カネ食い虫の空軍を維持するにはやはりカネがいる。

いっぽうの反政府側にとっては、これまで大佐を支えてきた軍からいかに人材を取り込むかがカギだろう。戦争という事業を遂行するためにはやはり専門教育をうけた軍人が必要だ。大きな目標のためにはこれまでの行きがかりを捨てる覚悟が必要になる。

イラクとアフガニスタンで泥沼にはまっているアメリカには介入するつもりはないだろう。個人的にはエジプト軍が介入するのが一番てっとりばやいと思っているのだが、エジプトも今それどころじゃないからなあ。これは長引くかもしれない。

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