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2012年3月14日 (水)

「ぼくの、マシン」


"ゼロ年代日本SFベスト集成" として刊行された2冊のうち一冊。もう一冊は現在読書中。

11編収録されているうち、これまで三十一が読んだことがあるのは野尻抱介「大風呂敷と蜘蛛の糸」と、田中啓文「嘔吐した宇宙飛行士」だ。小川一水「幸せになる箱庭」も読んだことあるはず(収録している「老ヴォールの惑星」は読んでいる)なのだが正直記憶になかった。

全編きっちり読んでみたが、はっきりと外れと言ってしまうようなものはなかった。その中で敢えて気に入ったものを挙げるなら、桜庭一樹「A」、菅浩江「五人姉妹」、神林良平「ぼくの、マシン」あたりだろうか(野尻抱介と田中啓文は既読なので除く)。
その中で唯一「これはちょっと」と思ってしまったのは伊藤計劃+新間大悟の漫画だ。内容というよりは、漫画という形式のせいで想像の飛躍を制約してしまったように思う。もっとも、そのおかげで伊藤計劃の活字作品を読んでみようかと考えているので、結果として出版側にとっての思うつぼにハマってしまったかもしれない。

2冊シリーズのもう一冊である「逃げゆく物語の話」のあとは、ハヤカワのベストSF がすでに読まれるのを待っている。


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