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2012年4月25日 (水)

「NOVA7」


本の感想が溜まりまくってしょうがない。
「これは書かねば」と思っているものだけでも片手では足りないだろう。もう忘れてしまっているものまで含めるといくつあることやら。まあぼちぼち書きます。

以前予告したハヤカワ版SF傑作選

にはまだ手をつけていない。

話を「NOVA 7」に戻すと、なんと言っても一番楽しく読めたのは「土星人襲来」であろう。ほぼ真ん中あたりにあるこの短編のインパクトがあまりに強くて、これより前に読んだ作品の印象が薄くなってしまったくらいだ。「土星人襲来」の著者は増田俊也。同名異人ではなく、あの増田俊也である。三十一はかの話題作「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を読んでいないが、名前だけは知っている。

この他に SF として面白く読めたのは、谷甲州「灼熱のヴィーナス」、藤田雅矢「植物標本集」、壁委ユカコ「ヒツギとイオリ」、片瀬二郎「サムライ・ポテト」あたりだろう。「植物標本集」は「冬至草」と、「サムライ・ポテト」は「逃げゆく物語の話」とちょっと似ている。

ところで、この本にも北野勇作が作品を寄せている。非常に評価の高い作家であり、三十一もその名前は知っていたが、これまでほとんど読んだことが無かった。最近、SF 短編集で続けて北野作品を読んで思ったのは、「オレには合わない」。面白くないとは言わないが、正直ピンと来なかった。これまで悩んだこともあったんだが、今後北野作品の長編を買うことはまずないだろう。短編集にはこういう効能もあるんですね。

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