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2012年7月26日 (木)

2012年7月の桜

これまで結構タイトルには悩んでいたんだけど、もはやネタもつきたし懲りすぎてタイトルからではいつの記事だかわからなくなってしまうので、これからはこれでいこうと思う。

今年の夏の異動が発表された。勇退16人、昇進16人と大型の異動になった。目玉は海幕長の交代。21期、自衛艦隊司令官の河野海将ということでまあ想定の範囲内。後任の自衛艦隊司令官は松下海将だが、実は護衛艦隊から自衛艦隊へという昇進は意外に少ない。

陸自のホープ番匠陸将は1年で師団長から陸幕副長へと順調に階段を昇っている。また1年くらいで方面総監に出て本格的に幕僚長レースに名乗りを上げるかもしれない。

ただし、それぞれの立ち位置は全体の顔ぶれを眺めてみないとわからないだろう。その整理にはもうちょっと時間をください。

今日のところは異動のまとめ。

退職・陸将 林 一也(77防21/統幕校長)
統合幕僚学校長・空将 石野 次男(78防22/中空方司令官)
中部航空方面隊司令官・空将 清藤 勝則(79防23/3空団司令・空将補)

退職・陸将 久納 雄二(78防22/陸幕副長)
陸上幕僚副長・陸将 番匠 幸一郎(80防24/3師団長)
第3師団長・陸将 山下 裕貴(79大分工業大/東方幕僚長・陸将補)

退職・陸将 千葉 徳次郎(77防21/北方総監)
北部方面総監・陸将 岩田 清文(79防23/統幕副長)
統合幕僚副長・陸将 磯部 晃一(80防24/7師団長)
第7師団長・陸将 塩崎 敏譽(80防24/12旅団長・陸将補)

退職・陸将 渡邊 隆(77防21/東北総監)
東北方面総監・陸将 田中 敏明(79防23/防大幹事)
防衛大学校幹事・陸将 田邉 揮司良(80防24/9師団長)
第9師団長・陸将 田口 義則(81東京学芸大/5旅団長・陸将補)

退職・陸将 荒川 龍一郎(77防21/中方総監)
中部方面総監・陸将 河村 仁(78防22/陸自幹校長)
陸上自衛隊幹部学校長・陸将 海沼 敏明(79防23/陸自関東補処長)
陸上自衛隊関東補給処長・陸将 櫻木 正朋(80防24/防研副所長・陸将補)

退職・陸将 平野 治征(77防21/2師団長)
第2師団長・陸将 友部 薫(79防23/15旅団長・陸将補)

退職・陸将 宮嵜 泰樹(78防22/10師団長)
第10師団長・陸将 松村 五郎(81東京大/陸幕人事部長・陸将補)

退職・陸将 山本 洋(77防21/中即団司令官)
中央即応集団司令官・陸将 日髙 政広(79防23/6師団長)
第6師団長・陸将 岡部 俊哉(81防25/陸幕教訓部長・陸将補)

退職・海将 杉本 正彦(74防18/海幕長)
海上幕僚長・海将 河野 克俊(77防21/自艦隊司令官)
自衛艦隊司令官・海将 松下 泰士(78防22/護艦隊司令官)
護衛艦隊司令官・海将 池田 徳宏(81防25/海幕防衛部長・海将補)

退職・海将 河村 克則(77防21/横総監)
横須賀地方総監・海将 武居 智久(79防23/海幕副長)
海上幕僚副長・海将 鮒田 英一(80東京大/教空団司令官)
教育航空集団司令官・海将 小野原 正信(78防22/海自補本長)
海上自衛隊補給本部長・海将 槻木 新二(80防24/海幕総務部長・海将補)

退職・海将 泉 三省(78防22/呉総監)
呉地方総監・海将 山口 透(78防22/大総監)
大湊地方総監・海将 三木 伸介(80防24/横総監部幕僚長・海将補)

退職・海将 佐々木 孝宣(77防21/舞総監)
舞鶴地方総監・海将 井上 力(80防24/統幕運用部長)
統合幕僚監部運用部長・海将 河村 正雄(81防25/自艦隊幕僚長・海将補)

退職・空将 重久 修(78防22/北空方司令官)
北部航空方面隊司令官・空将 若林 秀男(79防23/救難団司令・空将補)

退職・空将 彌田 清(77防21/空支団司令官)
航空支援集団司令官・空将 廣中 雅之(79防23/西空方司令官)
西部航空方面隊司令官・空将 福江 広明(81防25/空幕装備部長・空将補)

退職・空将 小野田 治(77防21/空教団司令官)
航空教育集団司令官・空将 平田 英俊(80東京大/空自幹校長)
航空自衛隊幹部学校長・空将 吉田 浩介(81防25/空幕技術部長・空将補)

退職、自衛隊中央病院長・陸将 加瀬 勝一(78防医1/札幌病院長)
自衛隊札幌病院長・陸将 千先 康二(80防医3/福岡病院長・陸将補)

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2012年7月19日 (木)

非電化単線鉄道愛好会

三十一は勝手に「非電化単線鉄道愛好会会長」を名乗っているが、大層な肩書きを称しているその責任をとって、現時点の日本における非電化単線鉄道の現状をまとめてみた。

というのはウソで、要するに自分が欲しかったのである。
でもまとめたのは本当なので公開してみることにする。

非電化単線鉄道愛好会

「非電化」「単線」とふたつ条件があるけれど、重点は明らかに前者にあって、単線かどうかはあまり重視されない。そもそも非電化複線区間は日本ではかなり珍しい。だからこのリストには非電化複線も掲載している。その逆の「電化単線区間」はあちこちに見かけるし、何よりも会長の琴線に触れないのでここには挙げていない。

こうして改めてまとめてみると東高西低、JR重視という傾向がよくみえる。"未乗"という文字は西日本や民鉄に多い。今後の攻略計画を立てる参考になるだろう。
また近い将来、このリストから削除される見込みの路線がいくつかある。このリストから外れることになる事由は二種類あって、ひとつは電化されてしまうというもの。最近ではJR北海道の札沼線(桑園~北海道医療大学)が該当する。まあこれは電化されたとしても乗車の機会がなくなるわけではないのでまだ良いが、もうひとつの事由、つまり廃線になってしまうというのは切ない。JR東日本の岩泉線は、いまのところまだリストに残っているがそう遠くない将来に消えてしまうことがほぼ確定している。

JR東海の武豊線は来年か再来年には電化工事が始まるはずなので、それまでに一度乗りに行かねば。それから、関西本線の非電化区間(亀山~加茂)にも電化促進同盟が暗躍しているらしいので、影響が出る前に乗っておきたいなあ。

なお、「非電化単線鉄道愛好会」は入会退会ともに自由で、権利も義務も生じないので各自勝手に「ヒラ会員」なり「名誉会長」なり好きなように名乗ってもらってかまわない。

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2012年7月18日 (水)

壊れかけのビデオ

先週末は三連休だったが、当番のおかげで丸々3日あいたわけではない。少なくとも一日は自宅にいていつでも連絡がつく状態でいなければならない。それで何もなかった日には待たされ損だ。だからと言って何かあってほしいと思っているわけではもちろんない。

家に閉じこめられることになったので、ビデオデッキに保存されていた昨年分の NFL を DVD に焼くことにする。なんだかんだでシーズンが始まるまであと1ヶ月ちょっとになってしまった。去年はギリギリになって慌てたので、今年は少し余裕をもとうと少し前からぼつぼつ作業にとりかかっていたのだ。

月曜の夕方、せっせとダビングをしている時にビデオデッキの挙動がおかしくなった。電源を抜き差ししてみたりしているうちに、致命的な症状が出始めた。ディスクの類をまったく認識しなくなったのだ。まっさらの DVD-R を入れようが、録画済みの DVD-R を入れようが、製品版の DVD を入れようが CD を入れようが、すべて読み取りエラーになってしまう。奇妙なことに、何も入れずにトレーを閉じたときでも、何かディスクが入っているが読み取りエラーになるという認識をするらしく、ディスク挿入中を示すインジケーターが点灯しっぱなしになっている。
暑い中酷使したせいかと思ってしばらく休ませてみたが状況が改善される見込みはない。そこで DVD クリーナーを試してみることにする。 Amazon で注文して翌日、火曜日の到着を待つ。

火曜日。
会社から帰宅すると DVD クリーナーが届いていた。認識エラーに対応と銘打った製品だったが、10回以上トライするも状況は改善しない。しかたないので、Amazon でまたもや何やら注文する。

そして今日、水曜日。
Amazon から箱が届いた。


2TB という容量と価格だけで決めてしまったようなものだが、基本的に CATV チューナーからのライン入力の録画と、DVD へのダビングしかしないのであまり多くは求めない。今日のところは動作確認をして必要最低限の操作はできることを確認したけれど、実際の使い心地はシーズンが始まって使い倒してみないとわからないだろう。

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2012年7月15日 (日)

「南極点のピアピア動画」


出た時にすぐ買ったけれど、読まないまま行方知れずになってしまい、最近買い直したといういわくつきの本。読む気にならなかったわけではなく、読み始めたらすぐに読んでしまうことがわかっていたので、逆に安心してつい後回しになってしまったものだ。

で、さすがに手をつけないとまずかろうと思って読み始めたところ案の定一日で読み終えてしまった。4本の短編を収録しているが、全部関連があるのでいわば連作集とでも言うべきだろう。

政府や既存の機構に頼らない民間活力に信頼して、技術を有効活用していくという一貫した楽観主義はあいからずの野尻節だ。三十一が最初にその野尻節の洗礼を受けた「ふわふわの泉」が最近ハヤカワから新装再版された。


もともとはファミ通文庫で出てたんだが絶版になって久しかったらしい。ファミ通文庫版ももちろんもっているが買ってしまったよ。「ピア動」を読まなきゃと思ったのはこれがきっかけだったりする。

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2012年7月 8日 (日)

ミサゴは飛べるか

最近話題の V-22 オスプレイだが、三十一から見てみると「ようやく実戦配備か」という感覚だ。

改めて調べてみると、オスプレイの開発が始まったきっかけはイラン革命当時の大使館人質救出作戦の失敗の戦訓で充分な速度と航続力、搭載能力を持ちながら垂直離着陸が可能な機体が要望されたことにあった。今から30年以上前になる。
三十一が初めてコンセプトデザインを目にしたときに「うそくせー」と感じたことを何となく覚えている。それから実際の開発が始まったわけだが、開発費の高騰で国防省がキャンセルしようとしたこともあった。このときは議会の反対で開発が継続されたといういきさつがある。国防省が主導している開発計画に議会が異を唱えるケースは少なくないが、その反対は珍しい。
初飛行は1989年というから、それから数えても優に20年を越える。試作機の墜落事故があいつぎ、せっかく議会の後押しで復活した計画の前途が危ぶまれたのもこの時期だ。実戦配備が始まったのは2005年で、最近の開発期間が長くなりがちな傾向を考慮に入れても順調に開発が進んだとは言い難い。しかし事故の履歴を見てみると2000年以降今年まで墜落事故は起きておらず、極端に事故が多いとは言えない。新しい構造の機体であるということと、特定の時期にかたまって事故が起きたという事実から機体の信頼性によくない印象がもたれてしまった。「統計的にはこれまでの在来型ヘリに比べて事故率が高いわけではない」という当局の説明も嘘ではないのだろう。

ただし、「30年もかけて開発してきたんだから安全だ」という意見に三十一は与しない。固定翼機やヘリコプターといった、これまでの機体と基本コンセプトを同じくする機体ならば30年は充分な時間だろう。だがオスプレイはティルトローターというこれまでになかった(アイデアはあったが実用化された機体はない)構造を持つ。さらに言えば、運用する側がこういった新しい機体に対して慣れるまでには相当な時間がかかるだろう。固定翼機またはヘリとは相当に操作感覚が異なるだろうし、運用ノウハウもこれから蓄積されていくことになる。訓練部隊への配備がはじまってからでも10年そこそこ、単に新装備というだけではなく繰り返しになるがティルトローターという新しいカテゴリーの機体が充分に定着するにはもうしばらくかかるのではないか。そういう意味ではリスクはある。在来型のヘリでは思いもつかなかったような根本的な弱点がどこかに隠れている可能性は否定できない。逆に言うと、そういうリスクを洗い出すためには使い倒していくしか方法がないわけだが。

結局、オスプレイが安全な機体になるかそれとも巷間言われているような危険な機体なのかは、むしろこれからの育て方次第だろう。

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2012年7月 6日 (金)

「天地明察」


映画製作にあわせて文庫化されたらしい。沖方丁と言えば三十一にとっては「マルドゥク・スクランブル」だが世間的には直木賞候補作家なのかな。
中国からの輸入ではなく日本独自の暦を初めて採用した貞享暦を制定した渋川春海を主人公とする。暦と数学と江戸時代という三十一の好みにかなりストライクな題材だった。
和算で有名な関孝和に春海が出した問題がはじめの重要なアイテムになっているが、三十一が見てさえこの問題に解答がないことはわかる。平面上に与えられた点が2つだけのとき、この二点を通る円は無限に存在するというのは比較的初歩の幾何である。円をひとつに決めるためには直線上にない少なくとも3つの点が必要なのだ。三十一がこうして一瞬でこの問題が「解不能」であることがわかるのは、先人がこうした問題を四苦八苦しながら解いてきてくれたからなんだろうなあ。先達はあらまほしきかな。

春海がちょっと情けなく描写されているけど、その分ヒロインの"えん"が引き立つのかな。映画では宮崎あおいが演じてるのかな。

ひとつ指摘。「従三位下」という位階が登場するけれど、三位以上の位には上下はつかない。「従三位」とすべきであっただろう。すぐあとに出てくる「正四位下」にひきずられたのかな。

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2012年7月 2日 (月)

2012年6月の打ち上げ

1日 05:22GMT シーランチ、ゼニット3SL (Intelsat 19)
13日 16:00GMT クウェゼリン、ペガfサスXL (NuSTAR)
16日 10:37GMT 酒泉(中国)、長征2F (神舟9)
20日 12:28GMT ケープカナベラル(アメリカ)、アトラスV (NROL-38)
29日 13:15GMT ケープカナベラル(アメリカ)、デルタ 4 (NROL-15)

先月は5件。
この中で一番の話題は、何と言っても 1日のシーランチだろう(そうか?)。 10ヶ月ぶりだけれど、IntelSat という定番シリーズへの復帰だ。今後もコンスタントに打ち上げがあるといいな。

今月、中国の1件に対してアメリカは3件だが、今年の累積では中国10件に対してアメリカは8件でまだ追いつかない。よほどのことがないかぎり今年はこの傾向が続くのかな。

Orbital Launch Chronology

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