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2012年9月28日 (金)

「ブラックアウト」


名前は聞いたことがあるけれどこれまで実際に著作を読んだことはなかったコニー・ウィリスの新刊。本屋で見かけたときに何となく気分が SF だったのでうっかり買ってしまった。

第二次世界大戦下のロンドンへのタイムトラベルということで、単に SF であるというに限らず三十一ごのみのテーマだ。

書評では「さくさく読める」という評価が多く、実際三十一が読んでいても止まらずにどんどん読めていたのだが、それにしてもページ数が多かった。どんどん読めてしまうのだがいつまで立っても終わらない。終わりが読めないのに止められない、ということでなんだか賽の河原で石積みをしているような気分になった。ある種の拷問だ。ようやく読み終わったときには正直ほっとしたものだが、途中で我慢ができなくなってラストページをのぞいたときに「続編オールクリアに続く」とあるのを見つけて愕然としたよ。最後まで読んでも終わりじゃないのか。それでも読むのをやめられないのは恐ろしい。

もし三十一が本屋でみかけたときに、「ブラックアウト」と「オールクリア」がセットで、例えば上下巻でならんでいたとしたら買わなかったかもしれない。今となっては続きを読まないわけにはいかないから、「オールクリア」が出たら買うんだろうなあ。

ちなみに戦争描写は思ったほど多くないけれど、戦時下の市民生活というのがよくわかって興味深い。

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