« 五年に一度の | トップページ | 2012年10月の打ち上げ »

2012年10月30日 (火)

「冥王星を殺したのは私です」


冥王星が「惑星」でなくなったのは 2006年、今から6年前になる。その頃この blog の前身になるサイトで書いていた日記に飽きて更新が滞りがちになっていた時期に、異例に長い文章を書いているのは当時の三十一の関心の高さを物語っている。

この著者のマイケル・ブラウンというのは前述の三十一の文章にも名前が出てくるのだが、この当人が冥王星を惑星から外すために画策していたとは初めて知った。もっとも、三十一はアメリカ人のこの手の自慢話、あるいは打ち明け話には眉に唾をつけて見る癖がついてしまっているのであまり鵜呑みにしていない。ほんとうにそんなに影響があったのかなあ。反対意見を述べる「多くの」科学者のひとりでしかなかったんじゃないかな。当の「第10惑星」発見者本人という立場なのでそれなりの影響力はあったかもしれないけど、当人がひとりで議論をひっくり返したかのような言い方はちょっと信じがたい。

まあ論文ではないので、本人はそう思っていたんだろうくらいでスルーするとして、単純にサイエンス・エッセイとして見ると非常に面白い本である。途中で一時中断して他の本を読んだりしていたこともあるのだが、別に読みづらくて中断したわけではなく、するすると読み終えることができた。

|

« 五年に一度の | トップページ | 2012年10月の打ち上げ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/196234/56007489

この記事へのトラックバック一覧です: 「冥王星を殺したのは私です」:

« 五年に一度の | トップページ | 2012年10月の打ち上げ »