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2012年11月19日 (月)

海のこっち側でも

太平洋を隔てた海の向こうの国と東シナ海を隔てた海の向こうの国で選挙が一段落したかと思ったら、海のこっち側でも選挙が始まろうとしている。
NFLシーズンの最中ということは変わってないんだが、海の向こうの選挙に比べてどうしても興味が湧かないのはなんでだろう。こっちのほうが三十一に与える影響は大きいはずなんだが、「面白い」と思えないからかな。

政党が10何個か林立しているらしいけど、最近出てきた政党は覚えられないし覚える気もない。どうせ何ヶ月か何年かで消えるなり名前が変わるなりするに決まってる。

先日、本屋で「20代と60代で年金格差が何千万」とかいうアオリ文句をうたっている本を見たのだけれど、今の時点で世代間の格差を問題視するのは不毛としか思えない。人口構成などの構造が違うんだから比較しても意味がなくて、問題にしなければいけないのは現在20代の連中が60代70代になったときに彼らの生活をどう担保するかだ。今後、若年人口が劇的に増える見込みはない。どうしても若い世代に負担してもらうしかないのだ。その見返りとして彼らがリタイアした後でも生活を担保できるという制度設計がなければいけない。老後の不安が取り除かれるなら若いうちから老後の備えをする必要がなくなる。出生率も上がるかもしれない。結局、高負担高福祉にならざるを得ない。人口構成がそれ以外の選択を許さないのだ。
景気がよくなって右肩上がりの成長が続くのであればこんな心配はいらないのだろうが、三十一はもはやこれまでのような「成長」はあり得ないと思っている。際限なく資源を消費するというこれまでのやり方は持続できないからだ。どうしてもそれを追求するなら資源調達と消費を行なう人類の活動圏を拡張するしかない。つまり地球の外に出ていくということになる。

であるから、「景気回復」とか「減税」を公約としている党とか候補者があったとすると、少なくとも三十一の支持は諦めてもらおう。その公約は三十一にとって「銅を金に変えます」というのと同等のリアリティしかない。

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