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2012年11月 9日 (金)

18大が始まった。

中国共産党大会が8日から始まった。
どうせ初日は総書記による政治報告が主で、肝心の中央委員選出はこれから、そして最も注目される政治局常務委員の顔ぶれが確定するのは党大会閉幕翌日に開かれるのが通例の第一次中央委員会全体会議になる。今の予定だと15日くらいだ。

三十一はいつものごとく録画した NFL の消化に忙しかったが、たぶんマスコミが何かコメントするだろうと思っていったん NFL を中断して真夜中の NHK のニュースを見てみた。「上海幇」「団派」「太子党」による戦力争いという、お定まりの説明を繰り返していただけだったが、面白かったのは画面下部を流れていた視聴者のツイートに「選出過程がわかりにくい」とあったこと。

中央政治局委員および常務委員、さらに中央委員会総書記は約200名からなる中央委員の互選で、中央委員は全国から代表が集まった党大会で選出される。少なくとも形式上手続きは明確である。もちろん、その顔ぶれはすでに決まっており選挙は形式を整えるための出来レースであって、その顔ぶれを決める過程はまったく藪の中だというのは確かに事実だ。だけどね、同じ東アジアのどこかの国だって、総理大臣が国民のあずかり知らないところで決まったりしないかい。

こういうある種の不透明さは、政治の世界では多かれ少なかれあることだ。中国を必要以上に特殊に見て「とうてい理解できない」と思考停止に陥っているようでは、結局は適切な対応策がとれずに相手の術中にはまるだけであろう。前にも言ったとおり「相手の気持ちになって考える」ことが必要だ。

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