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2012年12月 2日 (日)

今年も3ヶ月が過ぎました

12月に入り、NFL は 17週のレギュラーシーズンのうち 12週まで消化しすべてのチームが 11試合ずつ終わらせた状態になった。まだプレイオフを決めたチームは無いがだいぶ先が見えてきたのでここらでまとめてみる。

まず、わが Denver は AFC 西地区の優勝をほぼ確定した。第11週に同地区のライバル San Diego に away で勝ったのが大きい。Denver は翌週の試合にも勝って 8勝3敗、一方の San Diego は Baltimore に延長で負けて 4勝7敗。第13週の試合で Denver が勝てば 9勝となって、San Diego は残り全部勝ったとしても同率にしかならない。同率で並んだ場合はまず直接対戦の結果で順位が決まるが、今シーズンは Denver が San Diego に 2タテを食らわせているので Denver が上に来る。つまり、今週 Denver が Tampa Bay に勝つか、San Diego が Cincinnati に負ければ、Denver の2年連続地区優勝が決まる。
ただ、AFC はこの段階で各地区の上位チームがほぼ決まりかけていて、その顔ぶれを見ると AFC 2位以内 (プレイオフ1回戦シード) に入るのは難しそうだ。

AFC 全体では南地区の Houston が 10勝1敗でトップを行く。同地区2位の Indianapolis と直接対戦が2試合とも残っているので予断を許さないが、地区優勝は濃厚。ただこの後の対戦はけっこう厳しい相手が続くので、思うように勝ち星が伸びない可能性はある。
AFC 北地区は Baltimore が抜け出した。もともとは守備が看板のチームだが今年は少し様子が違って、攻撃の評価が高いわりに守備はいまひとつ。でも 9勝2敗と勝ち星を重ねてきた。残りの対戦の顔ぶれを見るとまだ AFC 優勝の可能性は充分ある。
そして東地区ではやっぱり New England が抜けている。地区内ライバルと見込まれた NY Jets がまさかの失速で一人勝ち。
この強豪に伍して first round bye をとるのは難しいだろうなあ。シード順 3位に入れば御の字だろう。

Wild card でプレイオフに進める2チームは、今 7勝の Indianapolis と、6勝の Pittsburgh、Cincinnati あたりの中から出て来そうだ。Pittsburgh と Cincinnati の残りのスケジュールを比べてみると Cincinnati のほうが少し有利に見える。この 2チームは第16週に直接対戦があり、そこがキーになりそうだ。

AFC に比べると NFC は混戦。我が Denver とは直接関係ないので簡単に。
南地区 10勝1敗の Atlanta は今週にも地区優勝を決めそうだが、他の地区は優勝が決まるまでもう3週くらいかかりそうだ。

我が Denver に話を戻すと、QB Peyton Manning の能力に疑問の余地はないが、彼の持ち味はなんといっても相手の守備の体勢を見て臨機応変に作戦を変えるオーディブルだ。しかし今年はさすがに1年目ということだからだろうが、Indianapolis にいた頃に比べるとオーディブルは控えめのように見える。まわりの選手が彼の意図を理解しきれていないことを怖れているのだろう。だがそれが結局はうまく働いているような気がする。Indianapolis 時代の Manning は、自分の意図がオフェンスに浸透しているのを前提として、ときに味方もついてこれないようなプレーを実行することがあったように思う。だが Denver ではどんなプレーなら味方がついてこれるかを考えながらプレーすることで結果として確実さが上がったのではなかろうか。
であるから、Manning があと何年プレーできるかわからないが Manning がチームを自家薬籠中のものにしたと考えるであろう数年後よりも、むしろ今年のほうがチャンスかもしれない。

ただ三十一が不安に思っているのは実は Manning 後だ。
これまで Manning の下でバックアップをつとめていた控え QB の中から他のチームのエースに成長したというケースはほとんど聞かない。Mark Brunell、Mat Hasselbeck、Aaron Rodgers といった錚々たるメンバーをバックアップから育てあげた Brett Favre とは違う。やはり Manning は別格で誰にも真似できないということだろうか。Favre の真似も誰にもできないのだが、孤高の Manning に比べると Favre はもっぱら精神面でのリーダーシップを発揮して、そうした姿勢が後輩に引き継がれたということかな。

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