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2013年3月 8日 (金)

無作為爆撃

ちょっと前の週末のことだが、朝電話がかかってきて起こされ、出てみると某国営放送の「世論調査なんですが」。
よくニュースでやっている「コンピューターで無作為に選択した電話番号に」というヤツらしい。

寝起きを襲われて不機嫌だったので一瞬断ろうかとも思ったのだが、少なくとも一度くらいは実際に体験してみないと文句を言うにも説得力がないだろうと受けてみることにした。調査のテーマは電力とか原子力とか、まあそういう内容だった。

バイトというわけではないだろうが、とても記者とも思えない、とにかく原稿を読むことだけは得意ですというような流れるような、しかし明らかに用意された原稿を機械的に読んでいるのがまるわかりで繰り出される質問に次々に答えながら、三十一はなんだか不思議な違和感を禁じ得なかった。

質問と回答の組み合わせは2パターン。
ひとつは、「あなたは○○と思いますか? A.まさにそう思う、B.わりとそう思う、C.あまりそう思わない、D.まったくそうは思わない」
そしてもうひとつは、「あなたは○○に賛成ですか? 賛成、反対、どちらともいえない」

この手の質問があわせて15問くらいあっただろうか。
三十一はその都度、自分の考えに一番近い選択肢を選んで回答するわけだが、にもかかわらず回答した瞬間に自分自身の答えにしっくり来ないものを感じてしまった。自分が言いたいことはそういうことじゃないんだよなあと思いながら回答は終了。電話を切ったあとに釈然としないものが残った。

以前からニュースを見ながら「どこまで信用できるものやら」と思っていたんだが、今となっては断言できる。「あんなもん当てにならん」。

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