« ガラ鉄。 | トップページ | 越後ときめかない鉄道 »

2013年6月 6日 (木)

「彷徨える艦隊 外伝1」


あとがきによると敵側から見た記述というのは読者の要望らしい。

これは政治小説だなあ。

アライアンス側の体制がアメリカをモデルにしていると見るならば、シンディク側の体制はその対極にあるように描写されている。モデルはソ連か、ナチドイツか、それとも(作者が考える)戦前の日本か。こうした独裁強権体制は一見有効なようでいて、結局は最終的な勝利には結びつかない。真に強みを発揮するのはアメリカのような民主主義体制である、というアメリカ国民の信念(というか無邪気な思い込み)を未来の宇宙空間に翻案するとこうなるんだね。

おそらく今後の展開は、頭のてっぺんまでどっぷり強権体制に浸かって育ったシンディクの司令官階級にあった主人公ふたり(イケニとドレイコン)が本当の(ということはアメリカ式の)民主主義に目覚めていく過程が描かれていくんだろう。

|

« ガラ鉄。 | トップページ | 越後ときめかない鉄道 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/196234/57538367

この記事へのトラックバック一覧です: 「彷徨える艦隊 外伝1」:

« ガラ鉄。 | トップページ | 越後ときめかない鉄道 »