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2013年7月18日 (木)

「キケン」


今をときめく有川浩が描く理系男子の大学生活。

いちおう三十一も理系男子で大学を出たんだが、こんなに楽しくなかったぞ。これは世代の差なのか、それとも性格の違いなのか。実際に理系の大学で暮らした身にしてみると、この本で描写されている大学生活は、きつい言い方をしてしまえば「理系の大学生活を経験したことがない人間が考えるステレオタイプな『理系男子の大学生活』」のように見える。だからこそ「外の人」にはリアルに感じられるのだろう。しかし「中の人」(三十一がそう言えるかどうかは微妙だが)にとってはそこはかとない違和感を感じる。説明は難しいけど。機械系はちょっと違うのかなあ。三十一は電気系だったのでね。

まあそれでも、マッドサイエンティスト予備軍の巣窟のようなアングラ感と、物理法則という無条件で従うしかない主人に忠誠を誓った敬虔さが共存した、奇妙な感覚を思い出してちょっと懐かしくなった。

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