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2013年8月21日 (水)

ヒトモドキ

最近、"艦これ" というキーワードを目にすることが多い。
これまでスルーしてきたけど、思い立って検索してみた。

ああ、擬人化ね。

こんなページを作っているくらいだから、三十一は日本海軍艦艇に興味がある。一般的な基準から言えばマニアであると言っていいだろう。年数が長ければいいというものでもないだろうが、たぶん40年くらいになる。年季だけは十分だ。
その三十一からして見れば、いまさら擬人化でもないという気分だ。島風は「島風」であって、けして「島風たん」ではあり得ない。

だがしかし、よく考えてみればもともと三十一と擬人化は相性が悪い。
擬人化がこんなに広まったきっかけは「ヘタリア」ではなかったかと思うのだが、すでにそのころから三十一が擬人化に萌えることはなかった。普段どんなにハマっている分野であってもダメなのである。改めてなんでだろうと考えてみると、擬人化はある意味単純化であるということに気がついた。「島風」なら「島風」の特徴を抜き出して強調し、人間にあてはめる。その結果、ディテールは埋もれてしまうのだ。
マニアにとって重要なのはディテールである。ディテールの集合がイメージを形成する。そのイメージは一言では説明不能な代物で、だからこそ「イメージ」なのだ。

擬人化を喜ぶのは実はマニアではなく、それまでその分野にあまり興味がなかった人々がわかりやすさを求めているのではなかろうか。

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