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2014年6月 2日 (月)

難読艦名

「子日」という字面を見て「ねのひ」と正しく読めるのは旧海軍軍人か旧海軍艦艇にそれなりの知識のある人間か、さもなくば「艦これ」をやってる人間だろう。

いつものことだが昔話から始めよう。
三十一がはじめて作ったウォーターラインシリーズは、今は絶版となった「有明」だ。「有明」は「子日」と同じ初春型に属するが初期型の「子日」と違って後期型になる。キット自体はまったく別物だ。なにしろ30年以上も前のことだ。最初に駆逐艦から入ったのはよかったかもしれない。小学生が最初に作る艦船模型としては手頃だろう。もっとも、これから艦船にどっぷりハマることになるのだから本当の意味でよかったのかどうかわからない。

それからまもなく、書店で見かけて入手した「丸スペシャル」誌は初春型の特集だった。調べてみると1979年2月号だったようだ。初春型のうち「初春」「子日」は竣工時に後年とはまったく違う形態だったのを知ったのはこの本だったかその前だったか記憶が定かではないが、性能改善前の写真を初めて見たのは確かだ。見慣れた日本式駆逐艦とは一線を画した姿は衝撃的だった。

ウォーターラインの初春型はアオシマから出ているが、前期艦完成時、性能改善後、終戦時と大きく形態の異なる時期をおさえたラインナップになっている。特に、竣工時の形態は「一度は作ってみたいがスクラッチするのも大変」な典型とされていただけに、この発売は大方の好評をもって迎えられた。キット自体の評判もいい。
ちなみに、キット化が要望されていた例としては「屈曲煙突当時の長門」「三段甲板当時の赤城」などが挙げられるが、いずれもすでにキット化されている。いい時代になったもんだ。

それはさておき「子日」である。「子日」には1933年当時を再現したキットと1941年当時を表現したキットがあるが、これはかつて三十一が「丸スペシャル」で初めて見て以来ずっと気になっていた性能改善前の1933年当時のキット。

Img_2902s

前作の「瑞鶴」は一週間で作れたのに、今回は3週間くらいかかった。
それには理由があって、途中で部品を紛失したのである。しかも、この「子日」特有のパーツだったので流用も効かない。しばらくのあいだどうしようかと考え、あきらめようかそれともアオシマに部品請求しようかと思い悩んだあげく、もうひとつキットを買ってしまった。というわけで、この作品は結果としてニコイチになってしまったのである。気が向いたら共食いに使ってしまった部品をアオシマに請求して作るかもしれないが、たぶんしないだろう。

ところで、艦船を作るのはいいのだがそれなりに気合いを入れて(模型雑誌の記事にあるようなディテールの入れ方にはおよびもつかないが)作るので、けっこうストレスが溜まる。そこでお気楽に、ストレスなしで作れる模型がほしいと思い始めたのだが、艦船だとどうしても一生懸命作ってしまうので艦船以外の模型を少しずつ買っているが、まだ作る機会がない。本当はガンプラあたりがもっともお気楽に作れるのだろうが、そもそも無印以外のガンダムを見ていないので、模型そのものに思い入れがない。やはり飛行機やAFVといったスケールモデルになっちゃうのかな。

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