« 最近の買い物 | トップページ | スコットランドは内、クジラは外。 »

2014年9月 8日 (月)

万国ではない博覧会

宇宙博に行ってきた。
もともと行くつもりはあったのだが、週末(平日は労働していた)の天気が悪かったり、もっと優先しなければいけない用事があったりでなかなか時間がとれなかった。夏休みも終わったことだし、日曜でも多少は空いてきただろうと見込んで出撃することにした。
重い腰をあげる直接のきっかけになったのは、基本的に写真撮影可能だということ。カメラをかかえ、コンビニでチケットを入手して出かける。わざわざコンビニでチケットを買って行ったのは、現地の当日券売り場の行列待ちが大変らしいと聞いたので。

初めは、順路にこだわらず空いているところから回っていこうと考えていたのだが、それでは人気の展示はいつまでたっても見られないということに気づいたのでやむなく行列に加わる。

これは行列に加わる前に撮った火星探査機キュリオシティと、ISSの「きぼう」モジュール(もちろんいずれもレプリカ)。
Img_3282s_2
Img_3284s_2

行列という苦行をも耐えさせた、三十一が心惹かれるアポロ以前の宇宙開発黎明期の遺産。
まず目につくのはロケットエンジンの現物。
Img_3295s_2

展示のしかたが悪いのか、これがサターンのエンジンだと誤解している人が多い。某ブログにも間違って記載されていた。説明をよくみるとタイタンの一段目エンジンと明記されている。言われてみれば、タイタンの一段目は並列ノズルだったなあ。ただし、タイタンI だということなのでジェミニ有人宇宙船の打ち上げに使われたタイタンII とは推進剤が違ったはずだ。
こちらは同じくタイタンの二段目のエンジン。
Img_3300s

サターン5の模型、おそらく 1/10 くらいか。
Img_3321s

アポロで使われた月面車。現物は月に置いてきたはずなので、これはテスト用か。
Img_3322s

今回の展示の三十一的な目玉。珍しくソ連モノで、月面無人探査機ルノホート。これは3号に使われるはずだった機体ということなので、限りなく現物に近いはずだ。
どことなく愛嬌のあるフォルムが愛らしい。
Img_3347s

マーキュリー宇宙船フレンドシップセブン。つまりジョン・グレンが搭乗した機体。これは現物かな。このまわりはずっと混んでいて引きの絵がとれなかった。
Img_3359s

ジェミニ宇宙船と、ドッキング実験のターゲットになったアジーナ衛星。これもレプリカ。ジェミニ宇宙船にレトロモジュールが付きっぱなしなので現物ではないことは一目瞭然。
Img_3379s

ジェミニ宇宙船単体。
レプリカとは言え、三十一はジェミニ宇宙船が好きなので再度掲載。
Img_3385s

アポロ計画時の管制コンソール。
Img_3395s

これは見た瞬間に「おっ」と思った代物。ドッキングアダプター。おそらくはアポロ司令船の先端に装備されていたものだろう。
Img_3402s

アポロの回収シーンでおなじみ、クルーを乗せてヘリに回収するカゴ。
Img_3415s

この先は、日本の衛星とかロケット中心の展示になる。多少の写真は撮ったが、ここではひとつだけ載せよう。
Img_3451s
打ち上げに失敗した H-II のメインエンジン。3000メートルの海底から回収して原因分析に役立てられたのは、そのスジの人間にとっては有名な話。

全体に JAXA と NASA 関連の展示が大半を占めていて、ESA や RSA に関係する展示が少ない(皆無ではない)のが気になった。日本で一般向けに開催する博覧会という位置づけではやむを得ないことはわかっているが、日本の立ち位置をもうちょっと客観的に理解できるような展示があってもいいと思う。

会場がわりと暗いのでどれくらい写るだろうかと心配だったが、実際に撮影してみるとそれなりにちゃんと写っていたようで安心した。
ショップは会計が20分待ちということでパス。結局一時間半ほど滞在して退出。

|

« 最近の買い物 | トップページ | スコットランドは内、クジラは外。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/196234/60284635

この記事へのトラックバック一覧です: 万国ではない博覧会:

« 最近の買い物 | トップページ | スコットランドは内、クジラは外。 »