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2014年12月14日 (日)

ひとり三百万円

明日は総選挙の投票日。

ちなみに三十一は明日は投票しません。
なぜならすでに不在者投票を済ませているから。

やることを済ませてしまうと状勢を客観的に(他人事とも言う)見ることができる。選挙期間中に何らかの事件が起こってしまっても投票済みで後の祭り、というリスクもあるけれど、可能性としてはそれほど大きくないし、政策中心に投票行動を決めることにしている三十一にとっては、例えば個人のスキャンダル程度ではほとんど影響を受けない。

一歩引いた状態でイベントとして見ると、選挙というのはなかなか楽しいゲームであるとも言える。その結果がまわりまわって自分の将来にも関わってくると思うと、ギャンブル的要素もある。ただし、今回の選挙では投票する側からすると選べる枠数が少なくなってしまった。前回の総選挙の反省に立って、野党が選挙協力(候補者調整)をすすめた結果、三十一の選挙区では中間政党からの候補者が絶滅した。今回の選挙では消去法による消極的選択をした有権者が多いと報じられているが、それはこうした野党の戦法によるところもあるだろう。三十一も、前回票を投じた政党が今回は候補者を立てていないので、不本意ながら自分の考えに比較的近いほうに投票してきた。
こうした状況で考えさせられたのは、どれだけ候補者がいたとしても、自分の考え方に完全に一致する候補者は求めても得られるものではないということだ。投票による代表民主政という政治形態をもつかぎり、代表たる議員が表しているのは民意の「近似値」でしかない。誤解しないでほしいのは、「だから選挙の結果は尊重しなくていい」と言っているわけではない。どんな政治形態にも長所と欠点があり、これまで考案・実践されてきた政治形態のなかで最善のものと考えられている民主政においてもそれは例外ではない。重要なのは、こうした欠点を認識した上でそれが致命的にならないような方策を講じることだ。

実は、候補者の政策と自分の考え方を完全に一致させることができる方法がひとつだけある。それは自分自身が候補者になることだ。供託金がなければなあ。

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